2話「旅立ち」
＜あらすじ＞
シャアはMkⅡ捕獲のため､アーガマのメガ粒子砲であけた穴からコロニー内へ侵入。
連邦軍のコロニー警備隊と戦闘になる。
一方､軍施設から脱走したカミーユは再び施設に戻りガンダムMkⅡの3号機を奪取。さらにシャアに
追い詰められたカクリコンの乗る2号機に襲いかかり、2号機も奪ってしまう。これを見たブライトはカミーユをアムロの再来と感じた。
民間人を戦いに巻き込んだことをブライトはバスクに抗議するが､逆に暴行を受けてしまう。
シャアと共にコロニーを脱出するカミーユ。その最中､崩れる自分の家とあてもなく逃げるファの姿を見る。
宇宙に出たカミーユはその静けさと広がりに安らぎを覚える。
＜ワンポイントチェック＞
・何かを感じ取るシャア
カミーユの存在を感じ取っているが､ここでのシャアはSF映画のエスパーのようだ。
（目が赤く光っているので。）
・エマさん登場
ノーマルスーツにベレー帽という格好で登場。ジェリドに対しお姉さんぶった言い方をしているが､
お姉さんぶった言い方はこの話からやっている。
・コロニー内での戦闘
コロニーの中で戦闘してもいいのか？コロニーに穴があいてしまうのも大問題だが、
ＭＳの動力は熱核融合炉。それが爆発したら、コロニーの大気を汚染することになるんじゃ・・・
・ブライト登場
地球と宇宙を行き来するシャトルのキャプテンという閑職に回されている身分だが､
堂々と軍の施設に出入りしているし､整備兵に指図をしています。
・ガンダムMkⅡに乗り込むカミーユ
父親の持っていたMkⅡのマニュアルを盗み見て操縦を覚えたとあって、すぐにガンダムを動かしていた。
技術者の息子といっても勝手に軍事機密なんて見ちゃっていいのか？（MSは軍事機密だし）と思うが、
フランクリンも軍事機密を目のつくところに置いて置くこと自体が常識はずれだと思うのだが。
ガンダムに乗る動機が､気に入らない連中に仕返しとは・・・アムロのときとは違いますね。
（アムロがガンダムに乗った動機はフラウらを守るためだった。）
・エマの名を呼ぶカミーユ
初対面の人間なのに、エマさんの名を呼ぶカミーユ。ニュータイプの力？
・MPに対しバルカンを発砲するカミーユ
人間相手にMSのバルカンを使用するものではないでしょう。ここでのカミーユは怖いです。
（「ハハハ・・・ざまぁないぜ」と言うので。）
ここでのカミーユも一話のとき同様、気に入らないことがあると、すぐに暴力をふるう少年像と
似ています。
・カミーユの部屋
アムロの部屋と同じように機械類で埋め尽くされています。カミーユの部屋に入ったファは、
「ホモアビスのカップもモビルスーツの楯も持って行ってもしょうがないわ」と言っていたのに、
優勝カップの一つを持ち出していた。いったい何がやりたかったんだろう・・・
・バスクに抗議するブライト
連邦の軍人だが、親スペースノイド派でシャトルのキャプテンという立場上、
地球圏と宇宙の状況を知っているブライト。スペースノイドのことを省みないティターンズに
腹を立てるのは当然のことだろうなぁ・・・