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16話「白い闇を抜けて」

<あらすじ>
カミーユ達を宇宙に帰還させるためにアウドムラはヒッコリーへ。カミーユらはヒッコリーへ降下するが、そこへブラン率いるMS隊の襲撃を受ける。シャトルを守るためにアムロは敵を迎え撃つことに。カツはシャアを強引にシャトルへ乗せ、シャアと共に宇宙へ。宇宙へ帰ることをあきらめたカミーユはアムロと協力してアッシマーに立ち向かう。負けを悟ったブランはMkUを道連れにしようとするが、アムロのビームサーベルがアッシマーを貫きブランを撃墜することに成功する。
復活したアムロと握手を交わすカミーユを乗せたアウドムラはホンコンへ向かうことにする。

<ワンポイントチェック>

・通信の方法
ティターンズか連邦のものと思われる暗号を読んだブランは日本のムラサメ研究所宛にティターンズの動きを警戒しろといった内容の暗号を送るのだが、この際、文書を通信カプセルに入れて通信を行った。レーザー受信、無線は傍受されるためにこの方法を使ったのだろうう。

・アムロとベルトーチカの会話
アムロの空白の時間である7年間をベルトーチカは眠りの時間だと表現したが、前話での思ったことを口にすると言う性格である人であることには変わりないのだが、表現がいい。いきなりキスまでするし…けっこう大胆。
「私はそれほど鈍くはないといったでしょ?女の愛撫で男を奮い立たせることができるのなら、女はそれをすることもあるのよ」という名(迷)セリフも聞ける。
アムロの「男を試しているのだろう?」という問いに対しては「そうよ。自分に相応しい男になってほしいからね。でも、ダメだとわかれば捨てるわ。」返すのだが、これも富野氏の女性観のようなものと捉えていいのだろうか?


・アムロとシャアの会話
エレベーターでアムロとシャアが二人きりになって会話を交わすのだが。シャアはアムロに「君も宇宙に来ればいい…」の問いに対して「行きたくはないな・・・あの無重力帯の感覚は怖い・・・」というとシャアはさらに「ララァに会うのが怖いのだろう?」、「死んだものに会えるわけがないと思いながら、どこかで会えると信じてる…だから怖くなる・・・」と言うのだが、シャアもパイロットとして戦争を戦い抜いていてもそのセリフに当てはまる人間だと思うのだが・・・

・通信の方法2
スペースシャトル打ち上げの連絡をヒッコリーに連絡する際、カラバも伝書鳩を使い、通信。原始的な手段だが、先述の連邦の連中と同じ理由で伝書鳩を使ったのだろう。

・出撃前に
ヒッコリーの道案内のために出撃するベルトーチカ。MSで援護に向かおうとするアムロにキスを・・・
急接近ってやつ?

・アウドムラのブリッジが…
感じが違う…

・アムロのテクニック
ドダイ改を巧みに使い、ハイザックのバーニア部のみを切った、神技…7年のブランクをものとはせず、すぐに戦いに順応しています。カミーユもアムロの真似をしてみたが上手くいかなかったようだ。

・アムロの先生ぶり
戦いの中で「後ろにも目をつけるんだ!」とか、敵の位置をカミーユに教えたりと的確なアドバイスを送るアムロ。いい先生です。


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