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聖闘士星矢アニメ版レビューNo5

フェニックスBOX収録エピソード

98話「奇跡の出現!オーディーンローブ」
ジークフリードの死を悼む星矢は4人の小宇宙を受け再び立ち上がる。星矢に猛攻撃を加えるヒルダ。ドレス風の衣装を身に纏っているのに身軽な動きを見せてくれます。倒れていた4人も立ち上がり星矢の加勢に向かいます。ヒルダに一発ダメージを与える事に成功した星矢だが、フェミニスト精神のせいでとどめを刺す事ができません。こーゆー時ってフェミニスト精神って邪魔ですよね…
やはり崖から落ちてる星矢。あきらめかけた時にサガの声が・・・曽我部氏マンセー!!
サガの言葉を思い出した星矢は再びヒルダの元へ。オーディーンの像へ向かおうとする星矢だが、ヒルダの攻撃が星矢を襲う!次々と星矢の盾となり倒れていく紫龍、氷河、瞬、一輝の4人。ここでは自己犠牲の美徳が描かれています。見ていて痛々しかったし、フツーだったら死んでもおかしくない人もいたり…
ヒルダの魔力で絶壁に落とされた星矢。偶然にも落としてしまったオーディーンサファイヤがオーディーン像に収まり、バルムングの剣の封印が解かれた!こーゆー強運も奇跡のうちなんだろうか?オーディーンローブを纏い形勢逆転か?と思いきや、またもやフェミニスト精神が邪魔をします。ホント、星矢って女の人には甘いなぁ…
ヒルダの攻撃を受け、倒れた星矢に謎の声が呼びかけてくる。それはオーディーンの声。オーディーンを信じ、再び剣を取りヒルダに立ち向かうところで次の話へ
(98話:2004年7月1日)

99話「アテナよ!気高き永遠の祈り」
オーディンの小宇宙の助力もあり、ヒルダかに填められていたニーベルゲンリングの魔力を断ち切る事に成功した星矢。アテナの小宇宙が尽き、世界が破滅の危機が訪れる瞬間に目覚めたヒルダがオーディンに祈りを捧げ、世界を救った。戦いが終わった時の星矢だが、聖衣が外れた時は私服姿になるはずがなぜかバレエ風の格好に。ダサい…(-_-;)
大津波が大地を襲う際に流れていたBGMは雄大です。スキャットも流れていたし。
アテナ復活!のシーンでは星矢達は喜びの涙を流しています。
ヒルダにねぎらいの言葉をかける沙織さん。ヒルダの方も甦ったオーディンローブと死んでいった神闘士の魂にアスガルドを邪悪から守ると誓いを立てた。女性同士の友情と言うものを感じさせる一コマ。
沙織さんが大津波にさらわれてしまったところで次の話へ。

100話「海皇ポセイドン!聖戦再び」
世界各地で大津波が発生!城戸邸では辰巳が沙織さんのことを心配しています。沙織さんが子供の頃から世話をしてきたからね…
アスガルドのワルハラ宮へ場面変更。星矢達はアスガルドにいたけど沙織さんを探すのと戦いの療養を兼ねて滞在していたみたい。しかも久しぶりに星矢と瞬の私服姿も拝めます。
大波にさらわれた沙織さんがいたのは海底神殿。以前にパーティで出会ったジュリアンがポセイドンだと言う事を知り驚く沙織さん。このシーンでのポセイドンは鱗衣姿ではないが神らしい格好をしています。
「死はもとより覚悟の上です」という沙織さん。何かにつけて無茶な挑戦にトライしたがるのはもともとバクチ好きと言うか、危険なことを味わいたい性分なんでしょうか?沙織さんは。世界を洪水から救うため自分自身が世界中に降り注ぐはずの雨を浴びる事になった沙織さん。もう少し考えて行動したらどうです?一応知恵の女神だし。
沙織さんを探す手がかりをヒルダとフレアから聞いた星矢と瞬。原作では五老峰の大滝から海底神殿へ向かったがアニメではアスガルドに伝わる禁断の地から海底神殿に向かうと言う風に変更されている。
海底神殿へ向かう星矢達の前にティティスが登場。彼女、原作では必殺技を持たなかったが、アニメではアイオロス同様必殺技を用意してもらっています。サンゴで相手の動きを封じてしまう「デストラップ・コーラル」というのがそうだがジャミアンのブラックウィングシャフトのようなものか?
(100話:2004年5月20日)

107話「心の狩人!リュムナデス無常」
一輝が偽者だと見抜いた瞬。一輝に化けていた奴が姿を現す。カーサはキートン山田氏で海闘士の中ではブ男の部類だし、他の海将軍とは違い潔くないよなぁ…愛する人に化けて油断した隙に倒してしまうという戦法を使ってくるので。
星矢と氷河が倒された事を知り泣きながら怒りをあらわにする瞬。泣くか怒るかのどっちかにしましょう…グレートキャプチャーでカーサを捕らえるが、カーサは再び一輝に化けた!結局はカーサにとどめを刺す事ができなかった瞬だが、ここでとどめを刺していたら瞬らしくないし…
瞬のピンチにお約束どおり一輝が登場。チャンバラっぽいセリフには爆笑。けど、名乗る前にカーサに名乗られちゃってるし…一輝に殴られる際のカーサのセリフ「ぎゃびりーん!!」、「ぶわおーっ!!」のセリフはなし。声にしにくいからカットしたのか?
カーサは一輝の目の前で瞬に化けたが、一輝は何のためらいもなく止めを刺した!氷河以上にクールだな・・・彼。この後一輝は「愛も涙もとうの昔に…」などと言っていたけど、アスガルド編で敵に説得してたのは一体?と突っ込みたい。言っている事と実際やっている事が違いすぎません?
執念で一輝の弱点を突こうとするカーサ。この後のメロドラマっぽいシーンは笑えますが、エスメラルダの声はいつ聴いてもダニエラ(「ダンクーガ」に登場した亮の奥さん)の声に聞こえるのは気のせいか?
カーサを倒した後に貴鬼が到着。天秤座の武器の一つ・槍で柱を壊すが、使う前に「使わせていただきます」の一言。このシーンでの一輝を見ていると原作と比べると礼儀正しいです
(107話:2004年5月20日)

108話「アイザック!氷の心を持つ男」
前の話の続きで倒れた星矢、氷河、瞬に「すてておけ」と言った一輝。その後自分の甘さを悔やむ氷河に対して何もいわずに去った一輝。常にクールでいることを心に刻み北氷洋の柱に向かう氷河。
先ほど何も言わずに去った一輝だがセリフから本当は星矢達のことを考えての行動だとわかります。原作では冷たかったしな…やはり私は「頼れる兄貴」な一輝兄さんが好きです。
北氷洋の柱へとやって来た氷河はここで兄弟弟子であるアイザックと再会。かつての友人に再会して気が緩んだのかアイザックに蹴られてます。さっきの誓いはどうしたのよ?氷河。
初めてアイザックと会った時のシーンに移動。回想のBGMは「氷原の貴公子」。声は妙にエコーがかかっていません?聖闘士の修行は厳しい…というシーンも。
自分のせいで片目を失ったアイザックに自分の目を傷つけろと言う氷河。氷河はアイザックの手で片目を負傷。まぶたを傷つけただけ。と言っている氷河だけど出血がひどいからほうっておいたら失明しそうな気がする。
再び回想…氷河が聖闘士になりたい動機を知り怒るアイザック。氷河のマザコンぶりがまた…
この回は髪のなびきが綺麗なシーンがありますが、髪のなびきの美しさは荒木氏・姫野氏の特権ではないようだ。
(108話:2004年8月)

112話「二つの魂!海皇復活の謎」
ネビュラストームでソレントを倒した瞬。対するソレントは柱に叩きつけられたが、それでは死ななかった。タフさではこの人は海闘士の中では最強なのかも…
ところで南大西洋の柱はどの武器で壊したのかが謎。シールド、ツインロッド、槍、剣、トンファーを一回づつ使っている所を考えると三節棍で壊したと考えたら妥当か?
北大西洋の柱何か意味深なことを言うカノンの前に現れた一輝。カノンって間抜けな人ね。強い小宇宙を感じているのにどこに一輝がいるのかわからなかったのだから。
一輝に「サガ以下」と言われ、逆上しギャラクシアン・エクスプロージョンを放つカノンだが、一輝はエクスプロージョンの威力に耐えて見せた。この際に聖衣が黄金化したら展開としては面白かったかも?アニメ版新生フェニックスの聖衣は原作版とは違い血の加護があるわけなんだし…
一輝の幻魔拳で13年前の事を話すカノン。曽我部氏の一人二役が上手。ハデス編の時とは大違いですな(ハデス編では最初は演じ分けがされていたようなんだけど、途中になってくると演じ分けをしているかどうかわからなかった)。兄のお仕置きでスニオン岬の岩牢に閉じ込められたカノン。前のシーンではサガのことを兄さんと言っていたのに岩牢のシーンでは呼び捨てに…相当兄のことを嫌ってますね。
ポセイドンの魂を解き放ってしまったカノン。神をも巻き込んだ兄弟ゲンカはここから始まったわけです。
カノンの「神だ!」発言はあの兄貴にしてこの弟ありというか、兄弟揃ってシャピロみたいなことを言ってどうする?と言っていいのか・・・・回想の後身体が朽ちていく幻を見るカノン。一輝も人が悪いな・・・
(112話:2004年8月)

114話(最終回)「輝け友情の星よ!永遠の少年伝説」
TV版最終回。力を合わせ、ポセイドンを倒した星矢、紫龍、氷河。その隙にメイン・ブレドウィナへ。
この際の紫龍と氷河は盲目、もしくは片目を負傷していないが、ハデス編を作る事を考えていなかったからこうなったのだろうか?ハデス編を見てからこれを見るとなんか辻褄が合わないような気がする。
所変わり・・・自分の野心を絶たれ、その怒りを一輝にぶつけるカノン。めちゃくちゃ怒っています。
天秤座の武器を持ってしてもメイン・ブレドウィナを砕くことはできず、武器がボロボロになっただけ…星矢は最後の手段として紫龍の昇龍覇、氷河のオーロラサンダーアタックの威力を利用して自身をメイン・ブレドウィナにぶつける作戦を立てた!この作戦を立ててもためらいを星矢が感じなかった所を見ると、必ず奇跡は起きる!と言うことを信じているから?
倒れていた瞬も星矢達の応援に・・この際ボロボロになった聖衣が小宇宙の燃焼によって元通りになったが、聖衣に微弱ながら自己修復能力があるとは言ってもこれは強引な気も・・・
カノンが13年前にアテナの小宇宙によって命を救われていた事を指摘する一輝。原作ではこの時点で聖衣がボロボロになっていたが、アニメでは綺麗なまま…(マスクは砕け散ったが)これも血の加護のおかげ?
一輝が去った後、ソレントもアテナの小宇宙は人類をを愛する大いなる愛であることを認め、その愛を誰であろうと奪うことはできないとカノンに言い去って行く…
一輝と瞬も駆けつけ、ポセイドンとの最終決戦に突入。ポセイドンの小宇宙を受けつつも星矢を援護する(小宇宙を送る)4人。このシーンでフェニックスの聖衣も黄金化。 原作では血の加護がないために黄金化しなかったが(愛蔵版の表紙にはなっていた)アニメ版では血の加護を受けているからな…4人が星矢に小宇宙を送るシーン、原作ではなく、皆さん突然いなくなってしまうし・・・73話同様、ここでも5人の友情が強調されている描写。
星矢が起こす奇跡の前に神の力も通じず…こういった所から仲間の援護+アテナの加護で一瞬だけとはいえ、神以上の力を発揮する所はすごい!
ポセイドンとの決戦も大詰め。ポセイドンの三つ又の矛から沙織さんをかばったのは弟くん(カノン)ではなく星矢に。これは星矢&沙織のカップルを際立たせるための演出なんだろうけど、これもハデス編と照らし合わせると辻褄が合わない。ハデス編でカノンが本気で懺悔したのかどうかわからないし。
沙織さんの小宇宙だけではなく5人の小宇宙の助力もありポセイドンを封印することに成功。一同が海底を脱出後、青銅2軍、黄金聖闘士が星矢達の勝利を喜ぶシーンの後、星矢達と沙織さんがシャイナさんに貴鬼と共にアテナ像が見える丘と思われる所で平和を喜び合うシーンへ。このシーンではシャイナさんが私服姿を披露してます。沙織さんが聖闘士と共にどんな試練があっても地上の平和を守ると誓いを立てた所で「聖闘士星矢」はおしまい。
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