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メイド祭りダイジェスト

苦情、要望はご連絡ください。


メイド祭りダイジェスト5 Name 名無し 2004/03/18(木)00:22 No.58353

(いよいよ2回戦だ…緊張するぅ…
あの人が今回の対戦相手…
なんか大人の女って感じのひと
だなぁ…いいなぁ…
私もいつかあんな風に…
って、なに考えてんの!?
集中集中!!)
(あの子が2回戦の相手か。
1回戦はなんとかなったけど、
今回はどうかしらねぇ。)


メイド祭りダイジェスト6 Name 名無し 2004/03/21(日)23:52 No.59597

「ほら、丁寧にやりたい気持ちも
わかるけど、こっちのほうが効率が
いいでしょ?」
「あ、ほんとですね。」
「こうすれば、同じ時間でも
広い範囲をきれいにできるのよ。」
「はぁ〜、なるほど…」
(…って、なんか色々教えて
もらってるんだけど…いいのかな…?
対戦中なのに…)
「あら、手がお留守よ?」
「あっと、すみません…」
(しかも穏やかな物言いだけど
けっこう厳しいよぅ…)


メイド祭りダイジェスト7 Name 名無し 2004/04/04(日)22:43 No.62865

(う〜ん、メイドに
なりたての頃を思い出すなぁ…
いまでも全然新米だけど…)
「……」
「あれ、オリヴィアさん、
どうしたんですか…?」
「い、いえ、なんでもないのよ。
大丈夫…」(そろそろ…
限界みたいね…早いとこ
終わらせないと…)


メイド祭りダイジェスト8 Name 名無し 2004/04/11(日)00:15 No.64104

『それではこれより、第2回戦
メアリ・サーランド対
オリヴィア・リーンによる格闘戦を
開始する。』
「えーと、先に言っとくわね。
ちょっと余裕なくなってきたから、
速攻で決着つけましょう。」
「へ?それってどういう…」
『それでは、試合開始!』
「ふっ!!」
「えっ、ちょ…」
(す、すごい速っ…?!)


メイド祭りダイジェスト9 Name 名無し 2004/04/21(水)00:52 No.66665

(オリヴィアさん、強い…!
捌くのに精一杯で、このままじゃ!)
「あ…もう…ダメ…」
「えっ?」
ドサッ
「えっ!?オ、オリヴィアさんっ?
どうしたんですかっ?!
オリヴィアさんっっ!!」


メイド祭りダイジェスト10 Name 名無し 2004/04/29(木)00:00 No.68855

「オリヴィアさんっ!
どうしたんですか……
って、あれ…?」
「ZZZ…」
『せんぱ〜〜いっ!!!』
「えっ!?」
「あぁ、やっぱり先輩我慢
できなかったんですね…」
「えっ…と、貴方は…?」
「あっ!試合中に申し訳ありません!
私はオリヴィア先輩の後輩で、
アンナと申します。」
「あ、どうも…で、アンナさん
オリヴィアさんは一体…」
「はい…先輩はメイドとしては一流で
とても優秀なんですけれど、
睡眠時間がやたら長く、
眠いのをまったく我慢できない人
なんです…だから仕事中も
いまのように寝てしまって
いつもその実力に見合った
評価がされなくて…
だからこの大会にでて、みんなを
見返そうと私が申し込みを
したんですけど……」


メイド祭り・敗者のその後 Name 名無し 2004/05/10(月)22:10 No.72124

「はぁ…結局あのまま不戦敗に
なっちゃった…
旦那様怒るかなぁ…」
「怒りはしないと思いますよ。
呆れるでしょうけど。」
「これじゃあ後輩の子達にも
示しがつかないよ…」
「それはいまさらですが。」
「…アンナつめたい…怒ってる…?」
「呆れてるんです、私も!
みんなを見返すつもりが、これじゃあ
みんなの予想通りじゃないですか!」
「やっぱり怒ってるじゃない〜…
ほら、過ぎたことをいつまで責めても
何も始まらないよ?」
「先輩が言うべきセリフですか!?」
「え〜と…来年!
また来年がんばるからさ。ね?」
「…本当ですか…?来年はちゃんと
やる気だしてがんばりますかっ?」
「うん…がんばるぅ…」
「って言ってる先から眠くなってん
じゃないですかぁ!!」
「だって…激しい闘いの疲れが…」
「もう負けたんですから、来た時
みたいにおんぶしていきませんよ、
私はっっ!!」


メイド祭り・本戦2回戦終了 Name 名無し 2004/05/22(土)23:14 No.75082

「ふぅ…」
(さすが王都だけあって、
見たこともない織物とかいっぱい…
エレンさん喜ぶだろうなぁ。
ちょっと…買いすぎたけど…)
(それにしても、次で準決勝かぁ。
偶然でも私がここまでこれるなんて…)
「…ん?」
「…っぐすっ…」
「どうしたの僕?迷子?」
「…あっ、…」
「あら、怪我してるじゃないっ。
ころんじゃったの?」
「…あ、うん…」
「たいへん、消毒しなきゃ。
ちょっと待って…」
「…あ、え…と…」
『余計なお節介は無用よ、
メアリ・サーランド。』


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