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沙羅曼蛇
for FAMICOM
87年 KONAM
I
 名作「沙羅曼蛇」はもちろん国民機「ファミリーコンピュータ」にも移植されています。この頃のアーケード移植作品は業務用基板と家庭用マシンの性能差をモロに受け、つらい移植作が続出しました。
 この「沙羅曼蛇」もアーケード版の圧倒的な表現力の前にかなり苦心して移植されたようです。
ハイレベルなグラフィック!
・がんばった所
 前作「グラディウス」の移植では、オプションが2つしかつかなかったり、レーザーが非常に短かったり等の残念な個所がありました。しかし本作ではなんと、オプションは3つまで、レーザーは(結構)長い等、まるで前作のお詫びをするような頑張りが見られます。もちろん、横、縦の交互スクロールも再現されており、2P同時プレイまでできてしまいます
  ・変更やむなし
 このFC版ではアーケード版と面構成が変更されています。

 ・1面 細胞ステージ(アーケード版と同じ)
 ・2面 惑星表面ステージ(アーケード版4面・地表への攻撃は不可)
 ・3面 プロミネンスステージ(アーケード版と同じ)
 ・4面 体内ステージ(オリジナル面・BGMはアーケード版5面のもの)
 ・5面 岩山〜遺跡ステージ(オリジナル面・BGMは「ライフフォース」2面のもの)
 ・6面 基地ステージ(アーケード版と同じ)
 ちなみに2面ではアーケード版4面のボスの後に「テトラン(アーケード2面ボス)」が現れます。3面ボスの竜は、頭のみになりました。ハードの性能上の変更は仕方ありませんが、なかなかツボをついた変更といえます。
オリジナルボス。X68kの広告のよう プロミネンスも再現!高い技術力です
 システム面では、パワーアップ方法が初代と同じになり(カプセルによる任意)、「ミサイル」「レーザー」にそれぞれ2段階のパワーアップが存在する(攻撃スピードが上昇)など、FC版ならではの変更がなされていて独特の面白さが出ています。
 それにしても、自機のショット発射音がヒヨコの鳴き声みたいなのは緊張感がそがれます。オプションがたくさんついてるとツバメの巣みたいです。
・当時の良質移植代表選手
 (わりと)長いレーザーや、3つものオプションで画面はチラチラしっぱなしですが、FCなりの「沙羅曼蛇」を構築しています。BGMはちょっとのっぺりした感じになってしまい残念ですが(特にボス)、ファミコンの音源を考えるといい音出してます。さすがコナミ!といえるFC移植の見本作ともいえるのではないでしょうか。
スケルトンカードリッジが美しい

コナミ
1987年9月25日発売 4900円

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