逆転の行方 2月11日(水)
「逆転裁判3」終わりました!
いやぁ、正直ここまで面白いとは思いませんでした。(「1」の基本的な面白さはここを参照して下さい)
最高のボリューム、最高のテンションで、終盤はホントに意外な展開の連続。「プレイするたび謎が深まる」っていう懐かしいキャッチコピーをうっかり思い出しちゃいました。
もうGBAから手が離せなくなりましたヨ。会社に行く前という精神的に最高に余裕がない時間でも思わずプレイしてしまったゲームは本当に久しぶりです。
奇想天外、ありえないような展開でもうまくプレイヤーの推理の幅に収めてしまうテクニックはもはや熟練の域ですねー。漫画のような世界で自分の思考がうまくシンクロしてゆくのは単純に楽いし、快感です。
ディレクターの巧舟氏は「オレの知ってる《シリーズ3作目》はどれもピンと来ない。”《3》なのになんて最高”と言わせる、3部作のスタンダードを作るんだ!」という気持ちで制作に望んだということですが、見事に実現してしまいましたね、いやアッパレ。最高の「3」になったのではないですか。
とはいえ、システム的には「2」から変更点全くナシ。「2」でシステムが完全に完成した事の自負なのか、物語の魅力に自信があるのかわかりませんが、とにかくやっていることは一緒。これってよくよく考えたらスゴイこと。あんまないでしょ、そういうの。
それでもこんなに面白いんだから、それだけゲームの根幹がしっかりしてて、その上物語やキャラクターに魅力があるってことなんですね。もうCESA大賞あげてよ、ホント。
で、やっぱり気になるのはこの先どうなるか。
続編ばかりが跋扈する今の状況に「待った!」をかけたいのはヤマヤマですが、それでも期待しちゃう「逆転裁判」の次なる新作。ゴメン、ひいき。
ってことで、期待の念を込めて予想。
ディレクターの巧舟氏は続編(「2」)の制作が決まった時、「とりあえず「3」までは作る」と考えた事を制作コラムで語っていました。どこかで「逆転裁判は「3」で一区切り」と言っていたような気もしますし、今回の「3」はとりあえず「完結編」というわけです。確かに集大成的な作りでした。では本当にこれで終わっちゃうんですか。
いや
多分続編は出ます。
シリーズを重ね、ここまで魅力的な世界観を作っちゃったんだからもう後に引けないでしょファンの声からして。ただし、システムがまた一緒なんてことはもうしないと思います。さすがにもう無理。今回は結構冒険だったと思いますし。次もシステムに変化なしだったらさすがにどうかと思います。
斬新なゲームシステムで一世を風靡した「逆転裁判」。3部作が終了した今、次なる新作には「1」と同等のインパクト、面白さが求められます。
誰もが納得するような、全く新しいシステムを引っさげて「新 逆転裁判」登場!でしょう。
というわけでハードはGBAじゃなくて。
「任天堂DS(仮称)」。
新しい「逆転裁判」のシステムにピッタリのハードだ。
コナミかどこかの人が「ロンチは対抗馬が少ないから売れる」みたいなことを言ってました。
世界中で大ヒットしているGBAの例を見ても、DSのロンチは狙い目。有力社はこぞって目玉を持ってくるとみた。
カプコンのDSロンチソフトは、DSのハード特性を活かした新しい「逆転裁判」でしょう。
システム的にもタイミング的にもこれ以上の舞台はないはず。
ということで、カプコンのDS第1弾は「新 逆転裁判(仮称)」に決定。
しばらく「逆転裁判」はお休みですが、新しい魅力いっぱいの続編に期待したいと思います。勝手に。
あ、でも考えてみたらDSって2004年末発売予定ですね・・・。ってことは1年以内に新作・・・。さて。
戻ろうね