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グラディウス外伝

コナミ 1997/8/28発売
個人的評価 99点



2004年10月15日(金)

 今回はプレイステーションからグラディウス外伝をチョイス。これはお馴染みグラディウスをプレイステーションオリジナルとして作られたものです。家庭用オリジナル作品はMSXのグラディウス2(ゴーファーの野望ではない)以来では無いでしょうか?ということでレッツプレイ。
 今回はビックバイパーでプレイしたいと思います(グラディウスといえばやっぱこれでしょ)。ファルシオンβが一番強いのは知ってますがこれでやると楽だしなあ。ちなみに今回のビックバイパーはミサイルを2段階にするとフォトントゥビートに、ダブルを2段階にすると斜め前方だけでなく後ろにもでるので中々強いです。ということで1面「BEYOND THE WHITE STORM」。雪山ステージです。注意点は雪崩が起きる場面。ここで一緒に丸い敵が出てくるので雪崩が起きたら下のほうにいたほうが安全です。あと、地形の影に砲台とか配置されているので装備によっては破壊しいにくいです。そういうのはオプションをうまく誘導して破壊しよう(グラディウスの基本っすね)。ビックバイパーの場合はダブルが2段階だと楽です。ボスのブリザードクロウラーはスピード2速以上あれば体当たりを食らうことも少ないでしょう。注意点は下のほうで丸まった動きをした時のみ。このとき多方向ビームを出してきます。でも間隔は広いのでかわすのは楽です。ちなみに弱点はシッポ。尚、ボスの前にレーザーに変えるといいでしょう。
 2面「REQUIEM FOR REVENGERS」。戦艦の墓場といった感じの面です。ビックコアやカバードコアなどの残骸が襲ってきます。昔のグラディウスファンには懐かしい面ですね。この面は途中から上下のルートに分かれててそれによってボスも違います。上の方が多少楽ですが今回は下ルートで行きます。まずはビックコアが降ったり上がったりしてきた後ビックコアの残骸が4本レーザーを定期的に撃ってきますのでタイミングを見計らって通過しましょう。次は分岐した後のデスMKUとカバードコア。デスMKUは破壊したらビームを撃たなくなるので破壊しましょう。カバードコアはミサイルを撃つのでビックコア同様タイミングを見計らえばいいけどカバードコアの場合通過しても今度は後ろに撃ってくるので注意しましょう。最後のビックコアMKUはビックコアと同じ要領でOK。余談だが上ルートだとクリスタルコアが出てくる。ボスはノービル。触手が伸びるからノービルってか。名前の通り触手による攻撃がメイン。ゴミは絶対に破壊しましょう。さもないとレーザーを撃ってくる時えらい目にあいます。ゴミ集めを止めると触手による攻撃をしてきますので常に動くようにかわす。これが終わるとレーザー攻撃。正面や斜め方向にいないようにしたらかわせる(理想としては正面より多少上下にいること)。
 3面「INTO THE CRYSTAL CAGE」。水晶面です。この面は圧倒的にダブルのほうが楽ですが、あえてレーザーで行きましょう。そのほうが絶対面白いです。この面の特徴はビーム系兵器が水晶に当るとビームが屈折してしまうことです。まあファルシオンβでやったらこれは味わえないのがつまらないですが…。逆に面白いのがロードブリティッシュのディスラプター。まあ文章で書くと表現しにくいので実際に見てくれい。この面の厄介なのは敵のビームも屈折してしまうことです。これだけに注意しましょう。ボスのシャイニングコアは非常に美しい攻撃をする。ショットレーザー、4方向弾は特に問題ないでしょう。その後のばらまき弾は多少キツイが自力でかわしてください。このあとにシャイニングフィ●ガー…じゃなかったシャイニングレーザーを撃ってくる。これが非常に美しい。この攻撃はボスの正面にいれば何とかなる。ただ、本当に真正面にいないとショットレーザーの餌食になるので注意。慣れたらそれほど難しくは無いでしょう。
 4面「RUINS OF SILENCE」。シリーズでおなじみのモアイ面です。序盤は今までと変らないが(倒すと破片を落とすタイプがいるが)、途中のビックモアイは小モアイを出してくる。これも力押しでなんとかなる。この後はなんとモアイが目からビ〜〜ムを出してくる。倒すタイミングを誤ると恐ろしいことになる。ビックバイパーの場合はダブル2段階を使えば凄く余裕な面です。なんせ死角がほとんど無いし。ボスの前にひたすらモアイを怖しまくって破片をこっちに当てようとする奴がいるけどこいつは倒せないのでひたすら回避。ある程度すると自爆する。この後ボスのモアイディメンションが登場。こいつは画面端に2体登場してなんと回転しながら攻撃してくる。すごいプレッシャーを感じます。分裂イオン砲はビックバイパーの場合ダブルで対処すれば問題ない。問題は回転がやんだ時の追尾イオン砲。これは破壊できないのでひきつけてかわそう。つうかこんなタイミングでオプションハンター出るなよ〜。
 5面「ORGANIC FORTRESS」。やはりシリーズおなじみの細胞面。空中戦の最後にガウが3体も現れるがグラUと違って耐久度は低いのでどうってこと無いです。中に入ると細胞壁が気持ち悪いほど滑らかに動くので思わず酔いそうになってしまう。通路が狭いので砲台等は即破壊しないとえらい目にあいます。途中はダブルがオススメです。ボスのマッドスキンははっきり言って強敵です。上下からは常に生体砲台が生まれるし、目からはビーム(これはかわしやすい)、さらに2つのバウンドする玉。この玉が常に動く壁のせいで見切りにくい。こいつに対してはダブルで挑みつつ(生体砲台対策)、接近できる時は接近して速攻勝負を挑むようにしよう。ちなみに自機がファルシオンβだと多少は楽なボスです。
 6面「GREEN INFERNO」。植物面ですね。グラVでもこの植物面には手こずったなあ。数多くの仕掛けが厄介です。水色の棒はショットで仰け反らせて反り返った時に抜ける。変な歩行する物体はタイミング命です。底を抜けるとボスです。このボスは3形態あってそれぞれ「スティンガーキッド」「ハンターファング」「ギガスロース」と言うらしい(調べた)。スティンガーキッドは7方向弾を撃つので大回りでかわそう。通常弾も一緒に撃つが7方向弾をかわしてると自然にかわせることが多いので問題ないです。ハンターファングは腕を伸ばす攻撃がメインです。腕を伸ばす前に前兆があるのでその時は画面の下にいて延ばしたと同時に上に避けよう(何故か上から下に回避すると死ぬことがある)。最終形態のギガスロースは最初はグラディウスUのクリスタルコアみたいな弾の撃ち方をするが間隔が狭いので注意。さらにこの時吸い込み攻撃をしてくる。その後はショットガン連射&3方向に分裂する弾を撃つので一気にかわさずに少しずつ自機を動かすようにかわそう。尚、分裂弾は破壊できるのでオプションを広げて破壊する手もある。慣れれば余裕です。
 7面「ON THE EVENT HORIZON」。シリーズに欠かせない火山面です。それにしても今回はまた随分後半の面になったものだなあ。今回の火山面はまさに圧巻のひと言。バックで円を書いて回る星空は綺麗だし、なんと画面の後ろから地形が崩れていくではありませんか。正直言って今までの火山面より圧倒的にインパクトがあります。難易度的には今までの火山面に比べたら意外にもそうでもない。途中で道が完全にふさがってる場面も例の崩落が起きた後は破壊可能なので大丈夫です。ただ、注意しないといけないのは崩落の原因がブラックホールらしく、ミサイルまで吸い込まれてしまうのでミサイルがあまり役に立たないことだ。後は吸い込まれる敵や障害物に不意打ちを食らわないように。ボスのクラーケンは赤いビームは遅いのでかわしやすいが、アームの先端から出る紫のビームは早いのでアームの直線上には絶対にいないように。時々大岩を出してくるがこれについては特に気にする必要も無いでしょう。
 8面「FORMIDABLE GUARDIANS」。Uからおなじみのボスラッシュです。但し、今回は過去の作品のボスじゃなく、全てオリジナルです。まずはレーザーテトラン。テトランはメカアームを回してきたが、こいつはなんとビームを回してくる。時々ビームを他の方向に出してくるがどっちにしろビームを出す時は前兆があるので見切りやすい。2本のビームのときの追尾弾だけは多少注意。こんなのにやられてたらこ面は越えれません。次はデスMKUを2体従えてるデスダブル。ビームを2本撃ってきたら出来れば外側で回避しよう。中に入ると追尾弾がいやらしい。デスMKUのレーザー砲を破壊するとミサイル攻撃に切り替わる。これが意外にいやらしい。さらにデスMKU自体を破壊するとコードからレーザーを撃ってくる。尚、デスMKUより本体を先に倒すとデスMKUが単独で襲い掛かってくる。この時2体とも残しておくと厄介なので1体は倒しておこう。ちなみにデスMKU自体は今までのと違ってマクロレーザーのほうが最初の攻撃になってるし画面をぐるっと回って体当たりをかましてくるが1体だけならどうってことない。次はトリプルコア。その名の通り3体いる。はっきり言ってこいつは見掛けとは裏腹にかなり強い。ばらまき弾もかわしにくいし、デルタアタック(仮称)が最大の脅威。これが出てる間は狭い空間で敵の攻撃をかわさないといけない。1体倒すと余裕と考えるのが普通だが、むしろこのボスは1体倒した時が本当の驚異。今度はツインアタック(仮称)を仕掛けてくる。この時放射弾を2重に放ってくるがこれが中々ヘビー。1体だと今度は速射レーザーが待っている。まさにスキが全く無いボスです。次はデルタトライ。ここから曲が変ります。基本的には弱い。まず無数の宇宙機雷は耐久力がそうでも無いだけにすぐに壊せる。次は火竜だが、これは見掛け倒し。その後ショットレーザー連射だが、面白いほど簡単に見切れる。再び宇宙機雷のあと装甲を展開してきたらトライゴン(憶えてる?)よろしくなマクロレーザーを撃ってくる。これも前兆があるので余裕でかわせます。このボスでトリプルコアで疲れた体を癒すといいでしょう。どうせまた次から辛いし。で、次はジャグラーコア。なんか冗談っぽい名前だが、これが意外に強い。2つのジャグラー(?)から放つレーザーがメインだが、時々これを切り離して遠隔攻撃(ファン●ル?)してくる。下手に広いところでかわしてもレーザーが変な角度から飛んできて不意を撃たれるのでここは2個のジャグラーの間でショットレーザーと追尾弾をかわそう。トリプルコアを倒せる腕があれば出来るはず。最後はネオビックコア。まずはおなじみの4本のレーザーを撃ってくるが今回は間隔が狭い上に広がるので意外と凡ミスやらかしやすい。次は恐ろしいほど広がるワイドレーザーを撃ってくる。これは前兆があるのでかわしやすい。ネオビックコアの近くの上下にいるとかわせる。お次は特大スプレットボム。これは玉が発射されたら出来る限り遠ざかろう。でも発射位置が悪ければどうしようもない。このスプレットボムがネオビックコアを強くしてる要員です。とはいえ正直言ってトリプルコアやジャグラーコアほど手強くは無い。余談だが2周目はこの後もう1体ボスキャラがいるらしいのだがこれを自力で見たことはおいらはなかったりする。
 最終面「FATE…」。最終面といえば要塞面っすね(家庭用は違うことが多いが)。ボスステージでレーザーを使ってた方はダブルに変えましょう。前半は高速ステージとなっている。ブースターコアは障害物を壊してくれるので障害物の壊れたところを通ろう。ショットレーザーモードのときはちょっと厄介だが、後半のスローな3WAY弾モードになったら余裕です。ちなみにバーナーは当っても平気です。この後は曲が変わって、上下からせりあがる壁地帯。これは憶えるしか無いでしょう。砲台は出現したらすぐに倒すくらいの気構えじゃないと辛いです。次の中ボスはガンナーウォール。こいつはボスのコアと軸をあわせてから横の動きでレーザーを回避すればいい。まあこいつは余裕でしょう。次はかなり強いヘビーダッカー。黄色い玉は問題ないにしても紫の玉はかなり早いので常に動くようにしてかわす。この後は黄色弾のあとレーザー。この時ダッカーの足元にいるといい。この後は超スピードで突進してくるので気をつけましょう。この後は画面奥から紫弾を撃ってくる。そしてこのあと地面に地雷を数個ばら撒いてくる。これは一定時間後に火柱が上がります。後はこの繰り返し。ここまで攻撃が多彩だとたかがダッカーといえないなあ。いうなればこの面の事実上のボスみたいなものでしょう。次は変なのが回っている(太陽だかウニとか見たいな奴)。まあグラUでいうクラブ的な役割と見ていいでしょう。最後に多数のオプションハンターが現れて必ずオプションを全て剥ぎ取られますがラスボスのO.V.U.Mは攻撃してこないので問題ないです。このラスボスは沙羅曼蛇のいくつかのボスに変身するだけです。こいつを倒す(というより勝手に自爆するんだが)とEDです。
 ということで総評。まさに今までで最強のグラディウスです。何故これがゲーセンで出さなかったのか分からないくらいです。演出、バランスともに数あるシューティングゲームの中で最高級の出来。特に演出面では水晶で屈折するレーザーとか崩壊する火山とか見所が満載。だが、完璧の中にも惜しいのがプレイステーションというハードの性能。性能のせいか部分的に処理落ちしてしまう場面がある(初期PSだと特に酷いらしい)。これがもしサタ●ンで出てたら完璧だったろうに…。ということで今回は99点です。



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