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マイクタイソン パンチアウト

任天堂 1987/11/21発売
個人的評価 81点



2004年8月29日(日)

 今週もオリンピック企画といきましょう。ということで第4弾はマイクタイソンパンチアウト。日本には無縁だったがボクシング(アマ)も一応オリンピック種目らしいので取り扱ってみました(まあゲームのほうはプロボクシングだが)。知ってる方も少ないが、一応ゲーセンからの移植作だったりする。ということでレッツプレイ。
 1人目はGLASS JOE。はっきり言ってこいつは激弱です。時々後ろに下がって挑発してくるが、この後前に出てきたときにパンチを出すと相手がどんなに体力あっても1発でダウンを奪えるので覚えておくといいでしょう。慣れると1RTKOも夢ではないです。
 次はVON KAISER。まあ1人目に毛がはえたような強さです。ただ挑発をやってこないから1人目ほど楽ではないが…。1人目もそうですが、相手の体が光ったら攻撃してくる合図なのでこれをかわして連打の繰り返しで何とかなります。ただしVONのアッパーは食らうとちょっと痛いので食らわないように。ちなみにこのアッパーを出した後が最大のチャンスでこの後、うまく行けばダウンさせるまでパンチをあてれる。これを狙えばこいつも1RTKOも狙えます。ここまでに必殺技のタイミングでも練習しましょう。
 次はタイトルマッチ。次の相手はPISTON HONDA。なんとこいつは必殺技を持っている(名前は知らないがピストンパンチを命名)。後ろに下がったら要注意です。ピストンパンチがくる合図です。これが出たら兎に角タイミングよくガード。あと、こいつもアッパーの後がチャンスです(ただ、必ず連打が決まるとは限らないのがキツイ)。兎に角最初の難関なので心してかかりましょう。
 4人目はDON FLAMENCO。こいつはカウンターの名手だ。でも慣れると三人目より楽です。相手はこっちの攻撃をガードして攻撃してくるのでそれをかわした後に反撃すればいい。こいつ相手には1RKO又はTKOは容易いでしょう。
 次はKING HIPPO。反則的なウエイトである。兎に角こいつはガードが凄く固い上に攻撃力も半端じゃない。しかも弱い攻撃に関しては光らないで攻撃してくるのがさらに厄介。さらに攻撃後のスキがまったく無い。こいつに対しての唯一のチャンスは光る攻撃の寸前。この時ストレートをあててからボディーブローを狙える。こいつは自分の体重のせいでしょう、1回でもダウンさせると起き上がることは無い。まあ慣れればどうってことは無い相手です。
 次はGREAT TIGER。いかにも強そうである。と書いたとおり当然強い。なにせ攻撃時に体が光らないし、ストレートは早いしで嫌になる。弱点はアッパーの後と必殺技だろう。でもこいつは3連続でアッパーを放つので全部終わってから攻撃した方がいいでしょう(慣れたら1発目の後でも狙える)。だが、こいつに対しては実は楽な方法がある。それはこっちが攻撃したらすぐにスウェイをする。そうすると相手は高速ストレートを放つのでこの後に1発だけ反撃できる。でもこれはあまり多用しすぎると一定時間攻撃できない状態に陥りやすいのが難点。まともにやるときの高速ストレートの対処法は相手が一瞬だけ手をクロスさせるときが高速ストレートの合図ですのでこの時にスウェイでかわそう。ちなみにこいつもPISTON HONDAみたいな必殺技がある(名前が分からないので消えるコンビネーションとでもつけましょう)。その消えるコンビネーションも例の如く後ろに下がったら出してくる合図。これが出たら兎に角タイミングよくガード(HONDAと同じ要領)。全部ガードするとピヨってこれるので一発パンチあてただけでダウンしてくれる。慣れたらこいつも1RでKOしやすい。
 次は2度目のタイトルマッチ。相手はBALD BULL。HIPPO以上にでかいです。通常時ははっきり言ってスキもでかいし余裕です(まあ連打は決めにくいが)。ただアッパーだけは今までの相手よりスキが小さめなので注意。こいつはアッパーがウリだけに必殺技もブルチャージというアッパーです。こいつはガードが効きません。まあかわすのは容易いですが。ちなみに食らうと1発でダウンしますしかなりやばいです。しかも一旦これを出されるとずっとこればっか出してくるのがたち悪い。で、唯一の対処法はギリギリまでまってカウンター狙い。でも失敗すると恐ろしいことに…。ちなみにこのゲームはタイトルマッチだけは何故か判定まで行くと相手が勝つらしい。第2のの難関といえるでしょう。
 次は2度目のPISTON HONDAだが、前とは段違いに強い。まず攻撃時に光らなくなった。しかも連続ストレートを覚えてきた。ストレートの合図は眉をピクピクさせたときです。まあガードでやり過ごせますが(スウェイで3回交わしてもいい)。必殺技に対しては前と同じ要領でいいです(ただし5発目がアッパーに変ってるので5発目は必ずかわそう)。まあさっきの相手を倒せる技量があれば何とかなる相手です。
 次はSODA POPINSKI。ちゅうか試合前に酒飲むなよ〜。こいつはアッパーとスマッシュを使ってきます。アッパーは攻撃前の隙が小さい物の攻撃後は今まで同様隙がでかいです。まあこれと言った技はスオレート連打くらいだしそれほど手こずる相手じゃないです。
 次は2度目のBALD BULL。今回はさらに厄介です、それは必殺技以外でダウンすることがないときている。まあ必殺技自体は星を取りやすい相手だけに結構出せます。あと例外として例のスーパーアッパーをカウンターすれば必殺技を使わずともダウンを奪えます。まあ1度目のBALDの応用ですね。1度目を倒せたなら何とかなります。
 次は2度目のDON FLAMENCO。攻撃時に光らないだけで楽勝です。これだけじゃなんなので書きますが、ストレートが増えたのでこれだけに注意。ただ、今回は1Rでケリをつけるのは難しくなったかも…。
 次はMR, SANDMAN。はっきり言って強いです。ストレートはBALD BULLと似たような物ですしアッパーも同様。ただし、アッパー後の対処法が変った。アッパー後は今まではストレート連打でよかったですが、こいつはストレートは1発しか決まりません。一発決めた後はボディーブローを連打すると4発決まります。必殺技はほんの一瞬からだが光ったかと思うと超高速で3発アッパーを撃ってきます。これが強いんです。ただし、これを見事3発ともかわした後が最大のチャンス。普通のアッパーと同じく反撃も出来るし、なんとボディーブローがいつもより多く決まる(12〜15発くらい)。とにかく必殺技の見切りが全てです。尚、こいつはタイトルマッチじゃないので判定で勝つのは無理みたいです。
 次はタイトルマッチ。相手はSUPER MACHOMAN。こいつの必殺技んおスーパースピンパンチはグルグル回りながらフックを連続ではなってきます。でもここまで来る腕があればこんなの余裕でかわせます。問題はフックとアッパー。特にアッパーは出るまでが凄まじく早い。フックもかわしたと思ったら当ってることが多いし(ちょっとモーションが変なせいでしょう)。こいつに対しても1Rでケリをつけるのは難しいかも…。こいつを倒すとED…じゃ無かったりする。そう、タイトルでマイクタイソンの名前がついてるので予想は出来るがマイクタイソンとのドリームマッチが待っている。ちゅうかこいつは詐欺的に強いです。というのも1R目の半分くらいまでですが、なんと相手のアッパーをくらうと一撃でダウンします。どうせいっちゅうんじゃ。ということでここだけは攻略ページを頼りました。はっきり言って攻略法見たところで結局は己の技量次第です。でもまあ参考にはなりました。タイソンに関してだけは詳しくは攻略ページを見てくれい。で、マイクタイソンは判定でやっと勝てた(彼は判定でも勝てる)。こいつを倒すと真のEDです(そういえばマイクタイソンっていまどうしてるんだろう…まあどうでもいいが…)。
 ということで総評。さすがにゲーセン版の完全移植は無理でした(もしゲーセン版の雰囲気を味わいたいならスーファミ版(NPね)でもやってくれい。若干アレンジされてるが大体イメージ的にはゲーセン版はスーファミ版に近いです)。まず敵の選手のアクションが非常に楽しいのがいいね。ゲームバランス的にも決してクリアできないレベルじゃないので何度もしつこくやればクリアも出来ると思います(マイクタイソン戦だけは例外)。ボクシングゲームというのはどうも無個性になりがちだが、このパンチアウトはゲーセン版もそうだが、敵に個性を持たせることに成功したのではないでしょうか。操作感覚も非常にやりやすいしまさに文句なしです。ゲーセン版が91点だとするとファミコン版は81点とします(グラフィックでマイナス10点)。あと、ゲーセン版やスーファミ版にマイクタイソンはいないので悪しからず。
 ※途中、スーパーパンチアウトの名前が出ましたが、おいらの友人が持ってるとのことで、すでに借りてます。取りあえず今はとても解けないが、解けたらゲームダイアリーで取り上げたいと思います。それにしてもニンテンドーパワー専用ソフトをよく持ってたもんっす。



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