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修羅の門

セガ 1992/8/7発売
個人的評価 63点



2003年12月21日(日)

 メガドラ小特集も今日でとりあえずラストにしたいと思います(某大戦Dもいい加減再開したいし…)。んで今日1発目は修羅の門(ひょっとしたら今日はこれだけで終わるかも…)。原作のこれは前半は読んでたよ。まあまあ面白かったですよこの漫画は。でもね…ゲームのほうは…まあこれは総評で語りましょうか。ということでレッツプレイ。
 OPで神武館に道場破りにやってきた秀明だったが、同じく道場破りにきた九十九にあっけなくやられてしまう(原作でもそうだったが…)。で、ゲームを始めるとまずは木村指導員との対戦。九十九がきむら指導員の挑発にのる形で戦うこととなった。ちなみに彼は序盤であっけなくやられた割には後半までちょくちょく出てきたっけ。で、ゲームでも基本的にはよほどポカやらなければ負けることは無いでしょう。相手の攻撃はゲージを減らしたくなければブロック、ダメージを最小限にしたければ浮身でどうぞ。下手にかわさない方がいいです。で、九十九がそろそろ本気になるよと言ったらゲージを満タンにして孤月でOK。あとは勝手にイベントが起こって木村を倒す。
 この騒ぎのせいで後日本部に神武館に全国から四鬼龍と呼ばれる神武館最強の4人組が集まった。そう、九十九を倒すためだ。そのうちの増畑があっけなくやられる(これも原作どおりなので)。で、今度は泉が相手だ。通用「鳥人泉」と呼ばれてるらしい。彼も木村より若干強い程度で余裕だが、木村戦よりイベント技が増えたので原作を知らないと少々苦労するかも。紫電三連脚を使用後は飛燕連脚を普通に使うので注意が必要。そしてゲージがたまったらこっちも紫電三連脚でとどめだ。
 次は連戦でハリケーンソルジャー陣雷だ。彼のローキックは中々厄介だ。なにせブロックも浮身も通用しない。かわすには一か八かの見切りのみ。ここはとっととピンク以上にして無空破(実はこれは虎砲なんだけど)を決めてしまいましょう。長引かせると負ける可能性が高いです。
 そして数日後、海堂戦。海堂は無空破対策の修行をしてたようだが…。さて海堂だが、このゲームをやったことある方ならご存知だが、このゲームの最大の挫折ポイントとして有名ですね。でも初プレイ時、何故かおいらはいきなりここをクリア出来たんよ(ちょっぴり自慢)。海堂といえば双龍脚。これは見切りでしか返せないので偶然に頼るしかない。しかも陣雷のローキックと違ってダメージが大きいのがなんとも…。海堂がそろそろ無空破をだしてみないか?といってきたら無空破?を2回出そう。2回目はかわされるがここまでもってこれたら勝てたも同然。あとはゲージを溜めて本物の無空破をお見舞いすればKOだ。ちなみに海堂対策だが、人によってさまざまだが、おいら的には大技でも小技でも見切られるのなら一緒。ここは思いっきり大技の飛びまわし蹴りでも連発してたら思わぬダメージを与えれると思うよ。あと、一部の技は返し技で返せることもあるが、確実に行きたいならブロックがお勧めだ。ちなみにまたも1回でクリアしてしまった。本当にこいつ強いの?(うわ〜やな奴モード入ってしまった)
 さて、ここからは第2部の全日本異種格闘技選手権だ。で、1回戦はキックボクシングの竹海。九十九がグローブはずしなよと言っても外さない竹海。あくまでも自分のスタイルを貫くって奴か。ゲームでは海堂より弱いらしいが中々どうして強いんだわこいつ(まあ蛇破山があるぶん何とかなるが)。まずはブロックなりなんなりを駆使してとっとと蛇破山を使えるようにしましょう。で、この蛇破山は2回目を決めた後、竹海はラジャナムダンの奇跡とやらの状態になって突如本気になるのでそうなる前に倒したい。その方法はズバリ2度目の蛇破山で止めを刺すことだ。ちなみに彼は特定の技でフィニッシュというのが無いのである程度は自由に戦える。どうせなら他の相手もこうだったらもっと面白かったのに…。
 お次はシュートボクシングの羽山。彼は竹海と違ってグローブをとって挑んでくる。要するにパンチ系の威力が高いということだ。だがこいつは正直竹海ほど強敵ではない。なにせ緑にさえなれば牙斬が3回も決めれるし。ただ牙斬は威力が低いのがなんとも…。でも4回目をかわされると今度は裏蛇破山・朔光という返し技を使える。今度は威力も大きくて良い感じ。だがこれも3度目で見切られるので、こうなったら体力を減らしてとっとと雷を決めてしまおう。イベント技さえ覚えてればそんなに苦戦しません。
 次はプロレスラーの飛田。彼からは結構注意しなければいけない。なにせかれは攻撃力が前の2人とは段違いだからだ。だが、イベント技はそれほど多くないし(返し技を3種類使えば良い)、ここではある程度すると虎砲や双龍脚を使える。でとどめは龍波だが、これが並大抵の間合いじゃ絶対に決まらない。最低でも画面の半分以上は離れて無いと無理です。これを決めればクリア。ちなみにここのイベントは中々良いっす。
 次は準決勝で鬼道館空手の右京。おいら、以前このゲームをやった時、この右京のせいで挫折寸前までおいこまれたんよ。それというのも当時、原作でここまで読んでなかったせいでこいつの攻略法がわからなかったんよ(この今の文面にこのゲームの最大の弱点を物語ってる)。まず注意点。虎砲は使ったら手痛いしっぺ返しをくらうのでやめましょう(どうなるかは実際にやってみてくれい)。それと菩薩掌がなんと言っても脅威。龍波をイベントでやぶられた後に使うようになる。1回目は完全に防ぐことは不可能なので(振り切るでさけないと凄まじいダメージを食らう)2回目にイベント技(菩薩掌やぶり)で防いでやろう。このあと勝手に虎砲をだしてダメージを与えてくれる。あとは小細工いらずのぶつかり合い。ラッシュでどんどん攻めてやろう。ここは特定のとどめの技は無いです。ちなみに後半の片山はなんと牙斬をまねしてくるので正拳突きは絶対にやってはいけない(ラッシュでも同様)。金的は接近してなければ見切りで絶対にかわせるので覚えておこう。これに気をつければギリギリでなんとか倒せる…ハズ(今回も1度だけ負けてしまった)。
 決勝は徹心ではなかった。不破圓明流の不破北斗だ。九十九の流派、陸奥圓明流の分家にあたり、使う技も似ている。で、いよいよラストの不破戦。はっきり言って彼は右京ほどじゃない。というのも結構技を食らってくれるのだ彼は。彼には体力的にこっちが有利なら(あまり無いと思うが)相打ち狙いに蛇破山を使うのもいいだろう(こっちもダメージ食らうが確実にダメージを与えれるため)。あとは双龍脚がいいかな。不破が巌颪を使ったら第2段階。今度は神威を使ってくる。間合いによってはどうしようもないです。しかもこっちの攻撃が全く当らないどころか双龍脚を使うととんでもないダメージが返ってくる。こうなったら四門を使えるようになるまでまとう。使えるようになったら即使用。これでジ・エンドです。そしてこの四門「朱雀」で北斗を殺してしまった…といったところでED(結構渋いEDっすね)。
 ということで総評。まずは欠点。最大の欠点は原作を知らないとかなり難解なところが多々あること。これが間口を狭めてる気がしてならない。そのせいで解き方がある程度決まってしまう。折角システム的にはいいものがあるのにもったいないなあ。あと原作と一部のキャラが全然似て無い気がするがまあこれはどうでもいいか。良い点は原作の不陰気を見事に再現したことか。原作ファンには嬉しいかもしれません。と言うことで今回は63点ということで。あと、おいらは全く知らないがPS版の同名ゲームは酷いらしいがどうなの?



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