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キャプテン翼

テクモ 1994/9/30発売
個人的評価 82 点



2003年9月24日(水)

 今回は当ページのMIDIの中でも1,2を争うほど反響があったキャプテン翼。正直な話、MIDIのほうでこれだけ反響があるだけにいつかここでも採り上げたかったんだよねえ。しかし、ファミコン版やスーファミ版を採り上げては普通すぎるので(ただでさえこのコーナーは最近メジャー志向になりつつあるので)、今回採り上げるのはドマイナーなメガCD版(ちゃんとテクモ製だよ)。いや〜長い間探してやっとゲットできたよ。メガCD版はCDの大容量を生かした大量のビジュアルシーンがウリ(ここらへんはゲーム中の日記ではほぼ割愛します)。ということでレッツプレイ。
 メガCD版は原作にほぼ忠実に試合が進んでいく。最初は小学生編から。シリーズで小学生編が入ってるのって多分メガCD版とゲームボーイ版(テクモのほう)だけだと思う。
 まずはプロローグ編。最初の試合は翼(1人)VSしゅうてつ。はっきり言って翼がボールを奪われることはありません(と思う)。最初に使える技はドリブル技の素早いフェイントのみ。これでザコ10人を抜きつつ若林にシュートを決めたらクリア(外れるがイベントでロベルトが乱入してセンタリングを上げるのでそれを決めてクリア)。
 次は南葛VS西が丘。相手で注意すべきキャラはせいぜい浦辺(ロングパスという技を使う)位だが、こっちも弱いので注意。石崎はこの地点ではまだ必殺技を使えない。翼はバナナシュートとオーバーヘッドが追加される。でもオーバーヘッドは信頼度が低いのでバナナシュートを使うべし。次はVSしゅうてつだ。井沢、滝、来生のしゅうてつトリオは中々厄介。GKも若林と序盤にしては手強いチームだ。でもイベントで後半からは石崎が怪我して変わりに岬が入るので後半からが勝負と言える。ちなみに岬がいると新たにゴールデンコンビが使える。岬自身もオーバーヘッドをつかえる。ゴールデンコンビは信頼度が非常に高いのでどんどん使いましょう(ガッツもたったの40しか減らない)。ここで思わず2回も負けちまった〜。
 次は小学生編県予選。ここからは南葛、西が丘、しゅうてつの連合軍になる。チームも南葛FCとなって心機一転。主だったメンバーは翼、岬、石崎(ここから顔面ブロックが使用できる)、高杉(なんとメガCD版は彼にもカットインがある)、大友カルテッド(浦辺以外も地味にカットインがある。浦辺のみロングパスを使用できるが信頼度は今一歩)、しゅうてつトリオ、そして若林&森崎だ。初戦の相手は富士SC。これと言った特徴はないので余裕です。
 次は浜名FC。酒井が必殺ヘディングという技を使うくらい。やはり余裕です。
 次は島田小。なんと、DFが全員ロングパスを使ってくる。パスだけは厄介なチームです。しかもこの試合からGKが森崎になってしまうのが何とも…。次は予選最後の清水FC。加藤のスーパーヘディングと新村のロングパスが注意のしどころ。でもこの試合は再び若林がGKなので何とかなる。この試合に勝ったところで今日は終わり。

2003年9月25日(木)

 今日は小学生編本選から。ここから翼がヒールリフトを使えるようになります。最初の相手は原作通り明和FCから。ちなみにちょっと前に試しプレイをやった限りこの試合はかなり勝つのが難しいと思われる。一応書くと、日向と沢田に注意。GKも再び森崎だし日向の弾丸シュートやオーバーヘッドキックはほぼ止めるの不可能です。ここは負けても次に進めます…て、あれ?勝っちゃった♪。勝つとどうやら違うビジュアルシーンが流れるようだ(初めて勝てたよ♪)。
 次は大洲SS。ここはこれと言って手強い選手はいないようだ。
 次は北山。みさとのスーパータックルと牛尾のパワーブロックに注意。どっちかと言うと守備的なチームと言える。でも余裕。あっと、書き忘れたことが有ったのでここで書かせてもらうと、このメガCD版のキャプテン翼は普通のレベルアップのほかにスキルのレベルアップがある。簡単に書くと、例えば翼がパスを多用すれば翼のパスのレベルが上がる。シュートを多用すればシュートのレベルが上がると言った感じ。勿論総合レベルがアップすれば全体的な底上げはされるが、これを利用すれば守備的なチーム。超攻撃的なチームなど自分の理想のチームが出来る(まあその人のもってる必殺技に合わせて技を多用すれば強くしやすいんだが。例−浦辺はロングパスを持ってるのでパス系をあげるといいなど)。
 さて話を戻して次は…ビジュアルシーンだけで決着ついてるよん。で、次が決勝トーナメントを賭けて本予選リーグの最後の相手、花輪だ。ここはご存知橘兄弟が厄介。かれらのトライアングルシュートは森崎程度じゃほぼ止めれません。しかも彼らはジェミニアタックまで使ってくる。でも守りに関してはちょろいので何とかなる(北山のほうがちょっと手強いかも)。ちなみにここからは(もうちょっと前からかもしれない)なんとあの高杉か必殺技を覚える。その名はダブルブロック。石崎との連携技でかなり頼れる技だが浮玉だと当然出せないのが痛い。稲妻が走りながらふたりがかりでブロックする様は中々迫力があります。ちなみにここで1敗してしもうた(油断しすぎたか)。が、次はキッチリ勝たせてもらったところで今日は終わり。

2003年9月26日(金)

 今日は小学生編ベスト16から。次は浪花。GKの中西(こんな奴いたなあ…)が強い程度(でも森崎のあまりのちょへなぶりに危なく負けるところだったよ)。
 次はベスト8。相手は新庄。こんなとこ知らんぞ。ここでは北斗の必殺ボレーシュートと沢松のロングシュート(どっちもチョヘナな名前やなあ)がちょっと手強い程度。とはいっても森崎にとっては十分手強いが(大丈夫、南葛のGKは石崎と高杉のようなもんだから♪)。が、森崎のちょへなぶりのせいでPKにまでもつれ込まれてしまう。PKは10巡目でなんとか勝利。
 次はベスト4。自チームは明和FCとなって富良野と戦う。言うまでもなく富良野は松山が手強い。ここではまだイーグルショットは使ってこないものの、オーバーヘッドと、あとなんとヒールリフトまで使ってくる。ヒールリフトは翼の専売特許じゃないのか〜(GB版でも他の選手が使ってたというツッコミはナッシング)。とにかく松山はかなりの強敵です。あと松山がボールを持った時は要注意。あのなだれ攻撃をほぼ確実に使ってきます。後半からは明和に若島津が加わるので得点はほぼ失わなくなります。とにかく前半をいかに抑えるかが勝負の鍵。あと、地味に小田にもカットインがあったりする(誰かと勝負になったときに見れる)。ちなみにこの富良野と後は明和、武蔵などは専用の曲があったりする。ここはなんとかPKで勝利。
 次は南葛に戻って武蔵との対決。三杉はこの試合だけはフルタイムで出場するので要注意。三杉にボールが渡ったらボールを奪うのはほぼ不可能(前後半にイベントで各1回だけ三杉からボールをこぼれさせれる(奪えるとは限らない))。三杉は他機種版とは使う技が大幅に違ってて、アップキックボレー(名前とは裏腹に実は浮き玉系シュートじゃない)、オーバーヘッドキック、華麗なドリブルとなってる。結局1回負けて、2回目にPKで辛くも勝利。さて、次は小学生編の最後の明和FCだ。ここでやっと若林が怪我から直って復帰した。さらにこの試合のみ翼と岬がツインシュートを使える。が、相手は日向、沢田のほかにあのもっとも嫌な若島津がいる。かれからゴールを奪うのは本当に至難の技。てゆうか、ここで2回負けてやる気をなくして今日は終了。

2003年9月28日(日)

 今日は再び明和FCから。今日も2度負けて嫌な気分。3度目でやっと勝てたよ。
 さて、お次は中学校編。メンバーも大分減ってしまった。若林はドイツへ、岬は転校、大友カルテッドは大友中へと行ってしまう。のこったのは翼、石崎、高杉、しゅうてつトリオ、あとは森崎くらいである。でもまあ高杉がパワーブロックを覚えたから良しとしますか(高杉か必殺技を2個も覚えるなんて〜!!でも前から覚えてるダブルブロックのほうが強い)。あと、もう一つ。来生と滝でシルバーコンビが使えるようになったがこれは利用価値があまりない(ガッツ消費が少ないのが唯一のとりえ)。で、まずは地区予選。最初の相手は伊東中。これと言った特徴はない。久々に余裕で勝てました。
 次は浜中中。鷲尾の必殺ボレー&必殺ヘディングには要注意。神崎のロングシュートも地味に怖いところ。ここは辛くも勝利。
 次は岡部中。まずは翔のバナナシュート。しかもこいつ、顔まで翼と同じだよ〜。でも翼のと比べてはっきり言って弱い。あとはGKの白鳥。今度は若林顔だよ。しかもスカイパンチングとかいう技まで使ってくる(結構カッコいい技だが、はっきり言って見掛け倒しなので恐れることはない)。が、不覚にもPKにもつれ込まれてしかも負けてしまった(森作チョヘナすぎ…)。でも2回目にはキッチリ勝っといた。そして地区予選決勝。相手はあの大友中。大友カルテットだけでなく今回は新田もいる。新田ははやぶさシュートとはやぶさボレーを使う強敵。さらに浦辺がロングパスだけでなく今度は大友カルテット(4人がかりのタックル技)まで使ってくる。それにしても高杉もそうだが、浦辺まで2種類も技を覚えるなんて〜!!で、この試合に限って森崎が予想以上にがんばってくれたお陰でギリギリ勝てた。
 場面は変わって東邦中VS武蔵中(プレイヤーは東邦ね)。東邦は日向こそ変わらないが(タイガーショットはまだ使えない)、沢田は反町とのコンビプレイという技を新たに覚えた。沢田が持ってるときは使う価値無いが、反町がボール持ってるときはどんどん使うべし。あ、明和コンビが東邦コンビに名前が変わったっけ。対する武蔵は当然三杉がいるが、小学生編と違って後半からしか出ないのが救いか(ただし、こっちが先制点を上げるとその地点から登場)。ちなみに三杉は他機種版ではお馴染みのハイパーオーバーヘッドを新たに覚えてる。この試合に勝ったあと、日向は沖縄へと向う(タイガーショットを会得するために)。と言ったところで今日は終了。

2003年9月29日(月)

 ストーリーもいよいよ佳境に入った。中学生編もいよいよ決勝オトーナメント。チームも南葛に戻って最初の相手は東一中。早田のカミソリ系のシュート、パス、タックルに要注意。あと、原作にこんな奴いたかどうかは知らないが、GKの辻という奴がハンドトラップという技を使う(同じ森崎顔なのに〜。こっちも森崎セービングとかつくろうよー(爆))。守備には絶対的な自信があるチームといえよう。この試合中とうとう翼がドライブシュートを覚える(ドライブパスも覚える)。それにしても辻のハンドトラップ、背景が妖しすぎるぞ〜。その妖しさのせいかどうかは知らんけど思わず負けちゃったよ(2回目でキッチリ勝利)。
 次の錦が丘中は東一中に比べると全然弱い。はっきり言って翼に頼らずともしゅうてつトリオでも十分ゴールできるはず。そういえば初代のキャプテン翼(ファミコンのやつね)ってこの学校が最初の相手じゃなかったっけ?ちなみにこの試合は来生でハットトリック決めちゃった♪。
 次は花輪中ってことは橘兄弟か。こいつらは新たにツインシュートとスカイラブハリケ−ン(これが一番人間離れした技のような気がする)、スカイラブパスカット、スカイラブブロック、スカイラブタックルが新たに追加されてる。はっきり言ってこの試合は凄まじい点の取り合いになってしまった。とにかく森崎が弱すぎ。ストラットに言わせると「ゴールポストのほうがマシだぜ」…こいつにもいってやってください。でもそんな森崎が好きだったりする。で、結局は何とか勝利。勝因?相手のGKが弱かったお陰。
 実はこのゲームは凄い昔に解いたことはあるんだが、あれ?富良野を自チームで使う場面なんてあったっけ?ちなみに相手は南宇和(漢字違うかも)。武井のパワーヘディングと石田(俺的あだ名、偽石崎(笑)、Uでは偽者どころかソックリさんが出てくるが…)のテクニカルタックル、強引なドリブルにさえ注意すればなんてことはないチーム。対して味方である富良野は松山しか頼れないが、その松山が強いので全然問題ない。ちなみに必殺技は以前のものにイーグルシュート、イーグルタックルを覚えてる。ちなみに自分が使う場合なだれ攻撃はドリブル技になるらしい。で、結果は…予想通り楽勝でした。
 次は自チームが南葛に戻って平戸中との対戦。佐野は他機種版と違って単なるオーバーヘッド野郎じゃないので注意。ミラクルフェイントというドリブル技も使ってくる。次藤はパワーブロック、パワータックル、パワードリブル、パワーシュート、佐野とのコンビプレイ(シュート)を使う。他機種と一緒の感覚でいると思わぬところで攻撃を食らう。とにかく次藤とは接触しないこと。これに尽きる。あとは佐野にボールを持たせないこと。オーバーヘッドよりミラクルフェイントのほうが厄介です(まるでUのイスラスみたいなやっちゃ)。でもまあ対処法さえ分かればたいしたチームじゃないです。と言ったところで今日は終わり。

2003年9月30日(火)

 今日は南葛対富良野から。いよいよ物語りも終盤となったわけだが、富良野は多分強いんだろうなあ。まあいい、こういう強敵との対戦の為にしゅうてつトリオの能力の底上げを図ってきた(特にパスとシュート)。特に来生に関しては第2のポイントゲッターになりつつある(でも決勝では通用しないんだろうなあ)。ちなみに富良野の面々はこの試合だけカットインでもちゃんと鉢巻をしてる(松山や小田で確認)。原作を知ってたらこれの意味は分かるはず。それはそうと凄く楽に勝ててしまった。しゅうてつトリオの得点力も馬鹿に出来ないなあ。
 次はいよいよ最後の東邦戦だ。タイガーショット、タイガーオーバーヘッド、タイガーパス、タイガータックルを新たに覚えた日向ははっきり言って最強に相応しい。あと、若島津も手刀ディフェンスを新たに覚えた。若島津にはドライブシュート以外のシュートは中々決まらない。翼にボールが渡ったら接近してドライブシュート。これしかないでしょう。で、結局最初は負けてしまったが、森崎でもタイガーショットを止めれることがあるんだ…へ〜てな感じ。次は勝てるかも。甘かったです。結局3度目の正直じゃないが、3回目でやっと勝てました。あとはED。
 ということで総評。一言で言うと容量の暴力といったとこでしょうか。と言っても決して悪い意味ではない。とにかく原作を意識しまくった作りは好感が持てる。が、どうせなら海外編もやって欲しかったというのがちょいと不満が残るところ。あと、必殺技のグラフィックもスーファミ版に比べると地味なのもちょっと…(Wよりさらに地味なのがどうも…)。ゲームシステムは基本的に1〜4の流れを組んでるが微妙に改良されている。日記中にも書いてるけど、同じ系統のコマンドを入れるとその分強くなる。パスを出すとパスの技能が、ドリブルするとドリブルの技能が上がるといった感じ。ただ、そのせいで思ったより簡単になってる(難易度的にはWよりちょっと上程度)。あとはなんと行ってもビジュアルシーンがほとんど各試合間に入ってることでしょう。ただ、ビジュアルシーンの絵はあまり似てないかも…(ロード中の画面など、固定絵は結構似てるんだが…)。あと、試合中の選手達のポーズとかも他機種版と結構違ってたりするのでそこら辺を比べてみるのもいいかと思います。ということで、必殺技が地味なのを除けば総合的にはそれなりにいいということで今回は82点とします。最後に…高杉ファン(?)ののまみさん、これはお勧めですよ〜(でもこのゲームが手に入るかどうかがまた問題だったりする)。



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