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ニチブツアーケードクラシック

日本物産 1995/5/26発売
個人的評価 70点



2003年8月30日(土)

 今回はニチブツアーケードクラシックをチョイス。日本物産は今は全然聞かなくなったゲームメーカーですが、昔は結構良いゲームを作ってたんですよ。その中の3本のゲームをまとめたのが以下のゲーム。「ムーンクレスタ」「クレイジークライマー」「フリスキートム」。どんなのかは文中で書くとして、とりあえずレッツプレイ。
 まずはムーンクレスタ。これは自機を横方向に動かしながら迫り来る敵を倒すと言うイメージ的にはギャラ●シアンやギ●ラガ見たいな感じだが、あれらとはを違った工夫がこのゲームには見られる。まずはドッキング。これは2面と3面の間、4面と5面の間にあって、ドッキングする機体が残ってるとドッキング開始となる。成功させると自機の攻撃力が上がる。でもメリットばかりではない。合体する分自機のでかさが上がる分敵の攻撃をくらいやすくなる(ここらへんはギ●ラガとダブるがあれとはまた違うのだよ)。理想としては1号機と2号機の合体かな。3号機は合体させるとでかいんだわ。合体状態で死んでも全部死ぬわけではなくあたった部分だけが死ぬ。ちなみにEXTENDは1〜3号機いっぺんに1UPされるという気前のよさ。それでは実際にプレイ。1面は目玉みたいな奴。実はこいつは2機が合体してて、1回撃っても半分が倒されるだけです。残り4機になると合体してる奴も分裂してくるのでこのときだけは注意。でも最初は1号機で挑まなきゃならんので(死んだら例外だが)1面といえど結構キツイ。2面は小さいハエみたいな奴。出現時に2機は倒しておきたいですね。1周目なら動きが遅いので1面よりらくだが、2周目以降は動きが早いのでかなり撃ちにくい敵だ。この後のドッキングは必ず成功させるべし(3号機しかない場合ドッキングシーンは現れない)。3面は楕円軌道を描きながら飛ぶ奴。基本的には楽だが、撃ち逃して降下してくると厄介。結構横の動きが激しいので横から体当たりをくらいやすい。まあ合体してれば余裕でしょう。4面は隕石。こいつは今までと違って全滅させる必要は無いです。2個ずつ斜め方向に直進してきますが、自機を狙ってるわけではないですので撃てるなら撃っておきましょう。慣れたら合体してなくても何とかなります。この後のドッキングは1、2号機がドッキングしてる状態なら3号機と無理して合体しなくてもいいけど、1〜3号機が全部合体した時の攻撃力を味わいたければしてもいいです。どうせ5面の敵は横方向からの攻撃の心配はしなくていいですから。5面は変な豆型の敵。ラストだけにヘビーです。上空で高速でユラユラしてると思ったらミサイルに変形して突進してきます。しかも超高速で。恐らく死亡率No1の面でしょう。ただ、横方向からの攻撃は絶対に来ないので1〜3号機を全部合体させても問題ないです(ていうか5面以外全合体はありえないが…)。これで1周クリアとなります。2周目はまた分離状態からのスタートだけに結構キツイ。結局4周目の5面でゲームオーバーになってしまった。ちなみにアレンジモードはグラフィックが今風になっただけ。あと、フリスキートムだけは曲もアレンジされてる。
 次はフリスキートム。これは俗に言う水道管ゲーム。パイプをネズミに食いちぎられないように守りながら水を家庭につなぐのが主な内容。水槽に仕掛けられた爆弾にも注意。この爆弾には導火線があり、時々ネズミが火をつけてくるのでこれをこまめに消さなければならない。主だった死亡原因はこれだと思う。水はボーナスがゼロにならなければ大丈夫なのでここらへんは問題ないでしょう。ちなみにこのゲームは全部で26面でこれらを解くとEDのあとゲームオーバーだ(当時ループじゃなかったのって珍しいです)。それにしてもクリア後に出てきる時のあの●リリンモン●ーもどきのあの女の絵はかなりキツイものがある。まあ昔のゲームだからしょうがない…と言いたいが、アレンジバージョンの女の子は確かに違うが、レベルが昔バージョンとあまり変わらないのはどういうこと?ちなみに2人同時プレイなんかも出来たりする。
 最後はメインディッシュのクレイジークライマー。ゲーセン版ではよく名前入力で某ネームを入れてフリープレイ状態にしたっけ(よい子のみんなは真似しちゃダメだぞ〜)。これは目的はビルの屋上まで上るだけ。登る方法は2つの十字レバーを使って上ると言うのはゲーセン版の話。スーファミ版は十字キーが2つないのでABXYボタンで代用。ちょっとだけ操作性に難がある。クレイジークライマーは全4面でこれをクリアするとエンドレスでループする。1面はしらけ鳥とキングコング以外はいないので楽勝です。ただ植木鉢を落とす奴に多少注意。これがまれに2つ以上重なって落ちてくることがあるが、このときは踏ん張っても落とされてしまう。2面は鉄筋が落ちてくるが2個までしか落ちてこないので大丈夫でしょう。ただ、鉄筋はまれに踏ん張っても落とされるので出来ればかわすように心がけましょう。むしろこの後の2列しかない場所のほうが厄介(ここでの死亡率は高し)。しらけ鳥は踏ん張ってればフンを食らっても問題ないです。電気コードは触れてもすぐには死なない。急いで通過すれば問題ないのであまり慎重になり過ぎないように。最後で出る風船はつかまるのは至難の業なので無視して構いません(むしろ無視したほうがつかまれるような気がする)。ちなみにつかまるとドラ●もんの曲が流れる。3面は鉄筋が落ちてくる個数が3個に増えて厄介だが、これ以外は意外とどうってことない面です。登場するフィーチャーはキングコングと看板。看板は踏ん張っても落とされるので絶対にかわしましょう。4面ははっきり言って難しいです。鉄筋も4個まで落ちてくるししらけ鳥のフンの軌道&個数が極悪だし、電線はまあいいとして、最後で左右に分かれた先の看板は運が悪いと絶対にかわせないのが厄介。ここをクリアするとエンドレスに続きます(2周目の2面でゲームオーバーになってしまった)。ちなみにアレンジバージョンはグラフィックが違うだけ。
 と言うことで総評。移植度については全然問題ないでしょう。まあ細かいどころを上げるとクレイジークライマーとムーンクレスタの画面比率が違うとか色々ありますが、それくらいでしょう。アレンジバージョンも当然ながらついてるが、アレンジのほうはもう少し思い切ってアレンジしても良かったかなあって気がしますがこれは好みの問題でしょう。あとはクレイジークライマーの操作性が気になるくらいか。3つのゲームのもともとの点数の平均を65として(フリスキートムはあんまり好きじゃないもので…)アレンジバージョンもついてるからプラス5点して70点ということでいかがでしょう。とりあえず昔のニチブツのゲームが好きなら迷わず買いでしょう(おいら的希望としてはテラクレスタも出してくれい(ファミコン版じゃ満足できませんぜい))。



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