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グラディウスUゴーファーの野望

コナミ 1988/12/26発売
個人的評価 87点



2003年3月2日(日)

 本日2発目はファミコン版グラディウスU。個人的に●技林でグラディウスよりグラディウスUのほうが評価が低いのは納得いかないんだけど…。それくらいファミコンにしてはいい出来なんですよこれは。ということでこれをやるのは久々だがレッツプレイ。
 まず、ちゃんとタイプセレクトが付いてるのは嬉しいところ。しかもオプションは4つ。レーザーも割と長めになった。これも増設チップ(だったっけ?)のお陰でしょう。でもおいらが一番好きなタイプはレーザーとは無縁の上から3番目。だけど、今回はレーザーを堪能したいから一番上を選ぶ。で、始めると…おお、パワーアップする時スピードアップとかレーザーとか喋るよ。沙羅曼蛇のファミコン版では喋らなかったのに。しかも結構滑らかに喋る。で、1面は人工太陽面。ちゃんと竜とかも出てくるし、ゲーセン版では無かった緑色の物体(敵がわらわら出てくる)やプロミネンスもある。難易度は1面にしては高いが、パワーカプセルはたくさん出るからノーミスでいければ1面でフルパワーアップできる。ボスは名前忘れたけど火の鳥みたいな奴…でかい。ファミコンでよくぞここまでといった感じ。まさに増設チップパワーですね。攻撃もしっかりと再現されてるところが沙羅曼蛇との大きな違い。ただ、ボスの曲が何故かクラブの曲になってる。ちなみに普通のボスの曲はゴーファーのところで使われている。
 2面はギーガ面。曲が変わってしまったが特に気にはならない。書き忘れたけど、ファミコン版はオプション4つ装備してもオプションのゲージが消えない。これは5回目のオプションを選ぶと一定時間ローリングオプションになる。これは2面とか壁を削りながら進む面には向いている。2面も1面同様アーケード版と若干の違いはあるが、大筋のところは再現されてる。ボスはビックアイ…じゃなくてギーガ。ちなみにビックアイは中ボスに格下げ。弾が後ろに積もらないのが残念。ギーガはマクロレーザーと突進の繰り返し、基本的に弱い。
 3面は火山面。あり、クリスタル面は?確か入ってた気がするけど…(ここらへんのちょっと記憶が欠落)。ちなみにここもゲーセン版とは曲が違う。この曲はゲーセン版のほうが良かったです(悲)。火山面はダブルに変えたほうがいいです。あと、ローリングオプションを使う手もあります。あ〜〜思い出した〜。そうそう、この面後半がクリスタル面だったんだっけ。ちなみにクリスタル面も曲が違う。で、ここではレーザーに戻したほうがいいかも。クリスタルはちゃんと分裂するクリスタルとかも再現されてていい感じです。でもちらつくので見にくいです。ボスはクリスタルコア。デスMKUがカットされてるのが残念だけど、クリスタルコアは前作のテトランと違って触手の形もちゃんとしてます。でもレーザー連射だけは再現されず。
 4面はモアイ面。久々にゲーセン版と同じ曲だ…といっても音程は違うが。沙羅曼蛇のモアイは真後ろにもイオン砲を撃つという恐ろしい現象があったけど、2ではそんなことも無いので安心してくれい。ちなみに振り向きモアイや起き上がりモアイもちゃんと再現されてるのが凄いです。終盤で中ボスとしてジャンピングモアイが出てくるが沙羅曼蛇に比べると弱い。ボスキャラは名前は忘れたが3つの巨大モアイ。正直言って当時はこれが再現できるとは思いませんでした。これが再現できるんならビックコアMKUやデスMKUもカットせずに入れてくれいって気がしますが…。ゲーセン版に比べてプチモアイの耐久力が弱いせいか、このボスも弱い。
 次はボスラッシュ面。あり?こんなに早く出てきたっけ?とはいえファミコン版のグラUでもっとも驚かされる面でしょうここは。まずはザブラッシュ。フルパワーだとカプセルあわせが面倒。でも前の面で死んで復活したい人にはありがたい。おお、ビックコアがでかいぞ〜(ファミコン版の初代をやってたら分かるネタ)。ちなみに遮蔽板を打つと5方向の打ち返し弾があるので注意。あと時々突進してくるが突進スピードは2面のギーガより遅いから問題ないです。次はゴーレム。弾を撃たないのは相変わらず。これは沙羅曼蛇とほぼ同じだから新鮮味が無い(目を引っ込めるようになったが)。次はテトラン。弾を打たないのは相変わらずだが触手の形はちゃんとなってるし、ちゃんと触手を引っ込めるようになった。次はゲーセン版にはいなかったビックアイ(沙羅曼蛇のほうね)。まあこいつがいる分ガウとイントルーダはカットされたわけだが…。はっきりいってビックアイは見掛け倒し。次はボスラッシュのラストを飾るカバードコア。こいつは割と強めだけど、ゲーセン版ほどミサイルを撃ってこないが、その分ミサイルのスピードが速めなので注意。
 次は要塞面。基本的にここはゲーセン版の6面と8面の融合。やはり曲が違ってる。途中でゲーセン版の6面にあたる高速スクロール面が入ってる。中ボスの要塞(なんと出現の仕方まで再現してる)を含めて大半のフィーチャーはきちんと再現されているのは驚き。さらに驚くのがクラブが再現されてるではありませんか!!正直これが一番驚いたところなんですわ。ちなみにクラブはこの面のボスだったりする…てことは…。
 そうです、ファミコン版の最終面はオリジナルの最終面なんです。ちなみに細胞面で、沙羅曼蛇の1面みたいな不陰気。途中の競りあがる細胞壁が極めて陰険です(思わず死亡&上上下下…邪道だね)。競りあがる細胞壁を越えるとラスボスのゴーファーです。ゲーセン版と違って攻撃するようになったけどはっきり言って余裕です。EDもほぼゲーセン版と一緒とだけ言っておきましょう。
 ということで総評。やったことがある方は知ってると思いますが、ファミコン版って空中物が弾を撃つことが無いんだよねえ。これを知ってればどうにかなってしまう。あと完全移植でないのが残念。増設チップをつんでるなら完全移植(グラフィックは無理だろうけど)を目指して欲しかった。と否定点を書いたが、はっきりいってほめるべきところのほうが明らかに目立つが、それらはプレイ中の日記に書いたので割愛。ということで今回はファミコンでここまでやったらたいしたもんだということで87点です。



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