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Game King

主演:高橋利幸
    毛利公信

19??年フィルムリンク・インターナショナル製作

企画・ハドソン

 

試合編

数々の特訓を経て、両名人は今激突したのである。

その伝説の戦いを見ることができてあたしゃー幸せもんです。

そして大会当日の控え室・・・ 

両名人は試合への意気込みはをこう答えておりました。

毛利名人

「 とうとう来たんですね。今日という日が・・・

僕にとって高橋さんは常に大きな目標であり、

それと同時に大きな壁でもあったんです。

その高橋さんと対戦する・・・

自分としては精一杯やるだけです。

そして!僕が頂点に立ちたいですね。 」


高橋名人

「 今は不思議なくらい落ち着いてるんですよね。

でもねぇこー、対戦が決まってから今日まで本っ当に辛くて

ファミコンなんかで何でこんな想いをしなきゃいけないんだと思って

それが心にこうずーっと圧し掛かってるんですよね。

毛利君は最強の挑戦者!

でも、やるからには勝ちますよ。 」

ちょっとまったぁぁぁぁ!!!!

毛利名人はいいとして、高橋名人あなた・・・・

あの特訓はやっぱり辛かったんですね。

しかも「 ファミコンなんかで 」って・・・

全国の2000万人を越えるファミコン戦士たち(笑)が泣きますぞ!

 

いよいよ両名人が決戦会場に入場します。

ここで私は毛利名人と高橋名人の人気の差というものを見てしまいました。

まずは毛利名人の入場シーン

会場に入った瞬間にりりしく両腕を上げて必死に存在をアプローチする毛利名人。

ですが、移動中に毛利名人の側に寄ってくる人が一人もいないんでとっても悲しそうです。

かたや高橋名人の入場シーン

高橋名人自体は何のアプローチもしていないのに、子供達が群がってきます。

その群がってきた子供達と握手をしながら移動。

こ・・・この差は一体なに!?

毛利名人切ないなぁ・・・

 

そしていよいよ決戦の火蓋がきって落とされた!!

真のゲームキングを決める為のスペシャルルール

・ 試合は全部で5試合勝負

・ 「シーザー」は5試合通してたった一機のみ

・ ゼグポイント以外の隠れキャラも即刻反則負け

・ 試合の勝敗(得点)と総合得点を争う

いやー過酷なルールですなぁ〜

でもなんかおかしいと思いませんか?

そうです!ゲームキングを決める為だったら試合ごとの勝敗のみで良いのです。

普通に考えると何の為に総合得点なんぞ競うんだっていいたくなりますが、

この事は後で説明いたしましょう。

第一ラウンド

第一ラウンドは二分間のタイムトライアルで行われます。

なんと毛利名人が「 ラザロ 80000点ボーナス 」を失敗

よってノーミスクリアーの高橋名人が勝利!

第二ラウンド

第二ラウンドも二分間のタイムトライアルで行われます。

第二ステージは二人ともノーミスでクリアー!

より多く敵を撃破した毛利名人が勝利!

第三ラウンド

第三ラウンドは第一第二ラウンドよりもシューティング時間が長くなった

五分間のタイムトライアルで行われます。

このあたりから試合のナレーションがとても面白くなってきます。

そのナレーションは試合中に両名人の事をこう言っております。

「 完璧に空中物出現パターンを記憶している毛利名人。

  動きに全然無駄がない。

  まるで弾に引き寄せられるかの様に敵機が撃ち落とされていく

  爽快でさえあるではないか!

  スピードガンによると今連射スピードは秒間14.2発

  連射でやや高橋名人に劣るものの鮮やかな動きでそれをカバーしていく

  一瞬に休まず高橋名人に対して毛利名人の連射は時々途切れがち

  しかし、敵の動きを良く見て無駄な弾を発射していない。

  それが毛利名人の持ち味だ!凄さだ! 」

「 対する高橋名人最後の追い込みに入る

  ものすごい連射につぐ、連射!

  ものすごい得意の痙攣撃ち。日本一の連射だ!

  雨のように降り注ぐスラントをうまく避けながら爆撃

  スピードガンは今秒間16.5発を記録している。

  人間業とは思えない!ゴットハンド神の手だ! 」

高橋名人連射の事しか言われてないじゃん!!!

でもその誉められ方が凄すぎ!

神の手ってあんた・・・・

試合の結果は二人ともノーミスクリアーで

わずかタッチの差で毛利名人の勝利!

第四ラウンド

第四ラウンドも五分間のタイムトライアルで行われます。

ここでもナレーションが光ります。

何たって第二面のボスを両名人が倒す前

ナレーションが「さぁ、スターブレインも・・・クリアー」と・・・

気が早いよぉー!いくらやられる可能性が0%だって言っても

倒す前にナレーション入れちゃーマズイでしょぉがぁー

第四ラウンド終盤に毛利名人がゼグを一つ取り逃がしたところから

ナレーションによる毛利名人攻めが始まってきました。

毛利名人からすれば、いちいちウルセーヨって感じであろう。

その内容とは、

「高橋名人全確保4000点。毛利名人のゼグは1000点。

高橋名人ゼグ10000点。毛利名人4000点。

先ほどのたった一つのゼグのミスの為に差がどんどん開いていく

毛利名人これは終わりなき悪夢!

まぁナレーションってぇのはそういうもんだが、ウザイなぁー。

気落ちした毛利名人がまた一個ゼグ確保失敗しちゃいました。

そこにナレーションによるとどめの一発

「ああ!コレで決定的な差がついてしまった!」

まぁ毛利名人第一面で「 デライラ 80000点ボーナス 」も失敗しちゃってるから

ゼグを一つ失敗した時に気落ちするのは当然か・・・

第四ラウンドはノーミスクリアーの高橋名人が勝利!

そして最終ラウンド

第五ラウンドはファイナルゲームだってさ!全クリかな?

俺は実際スターソルジャー全クリした事ないんでな!!

ちょろっとつまみ程度にやったぐらいだからね。

やっぱりここでもナレーションが光ります。

第四ラウンドで毛利名人をボロクソ言ってたナレーションは

第一ラウンド前半で毛利名人が高橋名人に点差をつけてる時に

毛利名人の優勢をとても強調しております。

しかし毛利名人が「 ラザロ 80000点ボーナス 」を失敗してしまいました。

第四ラウンドと違ってまだ勝負前半だからでしょうか、

ナレーションが毛利名人に激励の言葉を送っております。

たまにちょっと皮肉っぽい事も言いますけどね!

たまに高橋名人の優勢を伝えるぐらいで、

高橋名人へのナレーションは極端に少ないような気がします。

第五ラウンド終盤高橋名人がゼグを一つ取り逃がしてしまいました。

そのときナレーションは

「ああ!高橋ここのゼグを取りそこなった!

お!信じられないエラーだ。油断か?

高橋どうした?彼ほどの男がどうしたというのだ!?

・・・・なんか毛利名人のときとはえらく違うような気が・・・

まぁ普段ミスしない人がたまにミスするとビックリするのは当たり前だけども

いくらなんでもオーバーすぎやしないかい?

そしてなんと高橋名人がその後に「 デライラ 80000点ボーナス 」に失敗して

デライラを成功した毛利名人が一気に逆転!

そして第三面のボスのときにナレーションはとってもインパクトのある事を言ってくれました。

「さぁー最後に待ち構えるのは、ファミコン至上最大の敵 ビックスターブレイン!

吐き出される誘導弾!降り注ぐ弾丸!

ここでやられたらおしまいです!撃ちまくる。

四つの砲台を壊して、さらに中心部に32発撃ちこまないと撃破できない!

撃って!撃って!撃ちまくる!!

イヤまさに究極のシューティングだぁぁぁぁぁ!!!!!

いやなぁ〜。ファミコン至上最大の敵っていうのもどうかと思うんですが、

それ以上に究極のシューティングって何だよ!!!

撃って!撃って!撃ちまくる事ですか?

先ほどの高橋名人の終盤の二つのミスで

第五ラウンドは毛利名人が勝利!

 

五試合すべて終了して

試合の勝敗は3対2で毛利名人の勝利

ですが、総得点数では高橋名人が勝っているので・・・

 

もうお分かりですね!!

こういう結末が欲しかったから総合得点でも勝敗を決めようというのです。

え!?最初から気づいてたって!?

それは言っちゃいけない事です。タブーです。

なんか紹介ページとかいって内容をすべて話しちゃってるんで、

コレはもう紹介ページとはいえませんね・・・

ネタばれページ以外の何でもナシですな!

特訓シーンの所とか多少というかだいぶ順番が前後しているんですが

実際にどこぞかのルートでこのビデオなりムービーなりを手に入れて見たら

一発で分かるぐらいに順番ばらばらです(笑)。

勝敗の行方とか勝負の流れとか全部書いちゃってるんで、見たときの面白みとか

ほとんど無くなっちゃてるかもしれませんが、このビデオに興味を持っていただければ幸いです。

どっかのルートなり、店で見かけたら是非ゲッチューして下さいませ(笑)

 

 

え!?この勝負がヤラセだって!?とんでもない!

これは伝説の戦いですよ!伝説の戦い!

そんな・・・・ヤラセなんてあるわけないじゃないですか・・・

第五ラウンドで高橋名人がデカイミスしたのとか特に怪しいですって!?

ぐ・・・偶然ですよ・・偶然! イヤですねぇ〜 もぉー

ちなみに高橋名人VS毛利名人の試合内容よりも
EDで動いているシーザーの方がいい動きをしているとかいうのは秘密だ!

戻っちゃう