4WD車によるいわゆる「超加速」でとんでもないスピードを出すのは有名ですが、ここまで続く事はまずありません。ワタシの記録ではトライアルマウンテンでの9967km/hが最高です。 そこで、他の方法を考えてみます。超加速で遊んでいて分かったのですが、とんでもないスピードから体制を立て直し直進すると更に加速します。これは使えると思いました。また、この加速は前輪が浮いている時に起こります。なぜ前輪が浮くと異常な加速が起こるのかを、次のように考えました。 |
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もちろん現実通りではありません。GTでは、クルマの角度が上図のようになってしまっても、クルマに対して真上からダウンフォースがかかるのではないかと考えました。(水色矢印)この力は斜めなので、下への力(緑色矢印)と前への力(赤色矢印)に分かれると考えました。そして、前への力が空気抵抗による後ろへの力に勝ると加速してしまうのだと考えました。 次に、この前輪浮きの状態にもっていく方法を考えます。 |
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既に2作目、3作目で広く知られているようですが、クルマの前後にかかるダウンフォースの大きさに差をつけます。前は小さく、後ろは大きくすれば、クルマ最後部が強く下に押しつけられて、前が浮くのではないかと考えました。そのセッティングに適していたのが、冒頭の写真のとおり、プレゼントカーの ニスモGT−R LM でした。 |
まずセッティングを見ておきます。 |
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キャンバーとかは適当。 |
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他はもちろんしっかりチューン。 |
次にこの遊びに適した場所を探します。最初はテストコースにて試しましたが、少し浮くのが限界で、加速を得るには至りませんでした。(浮く直前のシャコタン状態は面白いです。)そこで、無限の直進ができるコースの外を走ることにしました。ついでにきれいなHi−Fiモードでできたらいいと思っていたらできる場所がありました。 |
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この場所です。SS-R11の工事中?シケインの出口付近、通常のラインとは離れた場所です。写真のように、クルマを壁に擦りながらバックでフェンス?に向かって行くと通り抜けられます。既に後輪がイッちゃってます。 |
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エンジンが振り切ってしまうと加速の妨げになってしまうので、振り切れる直前にクラッチを切るために少しの間サイドブレーキをかけ、アクセルを放します。 |
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これくらいになると、ダウンフォースや速度(メーター以外)の値がオーバーフローを起こすのか、クルマが浮いたり、進行方向がメチャクチャになったりします。でも何も操作しません。全ての操作は減速につながります。これでもクルマの姿勢は直進状態なのでしょう。 |
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