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皇室典範問題を考える議論のためのテンプレート



942 名前: 無党派さん 投稿日: 2006/02/04(土) 14:31:04 [ hM60fQPE ]

■命題:
次々代天皇は誰が即位するか?

■条件:
天皇家には現在、男子の跡継ぎがいない。(敬宮親王は女子である)
皇室典範は直系男子を天皇とすると定めているため、現状のままでは次々代天皇に即位するものがおらず、天皇制が絶える可能性がある。

●主張
▲1:男系を維持すべきである
▲2:女性天皇を認めるべきである
▲3:女系天皇を認めるべきである
▲4:問題は先送りにすべきである(慎重論)
▲5:天皇制は終了すべきである

▲主張1:男系維持論
 ◎1:皇室典範を改正し、旧宮家を復活させ、傍系皇族男子を即位させるべきだ ★
 ○2:皇室典範は改正せず、側室制を復活させて自然受胎を目指すべきだ
 ○3:皇室典範は改正せず、皇太子と雅子妃は人工授精/代理母を含めた医療措置を講じるべきだ

▲主張2:女性天皇論
 ○1:皇室典範を改正し、敬宮内親王の直系女子長子の即位を認めるべきだ(→敬宮の後はどうする?)
 × 秋篠宮家に男子が産まれない限り、敬宮親王の後は途絶えてしまう
 ※男系派で主張する人間も多い。中継ぎとして敬宮内親王を即位させ、男系男子に引き継がせるべき
  という考え方。旧皇族復帰派に特に多い。

▲主張3:女系天皇論
 ○1:皇室典範を改正し、敬宮親王が即位後に生んだ子供を即位できるようにさせるべきだ
   【女性→女系→女系天皇】
  ○1-1:皇室典範を改正し、敬宮親王が即位後に生んだ長子、あるいは傍系長子を性別に関係なく
     即位させるべきだ【女性→女系→女性天皇の容認】
   ※私的諮問機関の結論はこれと同じ
  ○1-2:皇室典範を改正し、敬宮親王が即位後に生んだ一人目の男子(長子女子、次子男子の場合は、
      男子を優先して)、あるいは傍系男子を即位させるべきだ【女性→女系→非直系男性の容認】
   ×1-2 女性天皇から生まれた男子(長子次子を問わず、ひとりめの男子)を天皇とするが、男子が産まれなかった場合が起こりうる。
  ◎1-3:女性天皇から生まれた男子(長子次子を問わず、ひとりめの男子)、あるいは傍系男子を天皇とするが、
      男子が産まれなかった場合は女子を女系女性天皇とする。【女性→女系→女系男性天皇・女系女性天皇の可能性を容認

▲主張4:慎重論
 ○問題は一切解決せず、先送りすべきである。
 × 将来が未確定のまま敬宮親王の教育が進められた場合、雅子妃同様の精神的不安定さを敬宮親王が抱える可能性が高い。
   大正天皇と同じ轍を踏ませるのはどうか。

▲主張5:廃皇論
 ○皇室典範は絶対であり、既存法に現実が見合わない場合、既存法の条文を厳密に適用すべき。
   その結果として後継天皇が排出できないなら、天皇制の終了も視野にいれるべきだ。
 ×日本国憲法第一条から第八条までの削除が必要

訂正点
区分法、()内、改行

なお、主張2-A、2-Bを分離させたのは、女性天皇容認と女系容認はまったく異なる主張だから。
上でも述べたように女性天皇のみ容認は男系派に多い。先延ばしのためにとりあえず、もいるが。