マスコミ報道の印象操作の例
――曽我さん問題の扱い ▼再会実現が選挙の前だったから
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拉致問題は交渉相手も存在するため、こちらの都合や一存では決められないことが多く、また相手に外交的な駆け引きの材料にされてしまうことも致し方ない面がある。それを踏まえた上で「チャンスがあれば可能な限り早く」が優先課題であることを考えれば、選挙中であろうと問題が先に進むのは喜ばしいこと。それを「選挙中に与党が有利になるようなことに使う」と指摘することで、成果を選挙に利用している印象を持たせようとしている。
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――選挙アピールは ▼政権与党の実績をアピールすると
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政権与党の仕事ぶりを評価するのが選挙なのだから、政府がこれまでの実績をアピールするのは正当な権利であると同時に、有権者の政権与党評価材料としてむしろ必要なこと。それを殊更に「やって当然のことを自慢し、成果を悪辣に利用している」というイメージを持たれるように報道するのは印象操作を狙ったもの。
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――小泉改革の担い手は ▼適材適所で抜擢した専門家に任せると
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改革に限ったことではないが、総理が一人で何もかも抱え込むことは、実務上も専門知識の上でも不可能だから、専任の閣僚や専門家の諮問委員会を置く。これをして「丸投げ」という一方で、総理自らが積極的にコミットする問題については「専横」「独裁」と切り捨てる。
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――選挙後の表情は ▼厳しい表情の小泉総理は ▼厳しい表情の岡田代表は
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――ニュース解説にBGMを使う ▼自衛隊・イラク多国籍軍派遣では
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――発言の前後を編集する ▼人生いろいろ発言では ▼自民党の委員会強行採決では
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――解説記事の文末には
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