remove
powerd by nog twitter

日朝戦争の可能性を考える


96-244無党派さん :05/02/13 15:42:14 ID:hwIt7gRj

「制裁で北と戦争になっても、北は日本を攻撃できる能力が無いから
平気だ。ミサイル撃てば日米安保が発動してまさに「終わり」だ。」


という意見が強硬派には多いが、戦争っても北は具体的武力行使なんてしないで情報戦を仕掛けてくると思うよ。
そしてそれに乗っかる売国マスコミと野党という存在がある。

今は総理が慎重だから小泉叩きだけが生きがいの売国マスコミと野党は
制裁しない総理を叩いているが、制裁発動した瞬間に手のひら返して
制裁の穴とか北のテロの脅威を煽るだろうね。
週刊誌やら新聞に踊る煽りが見えてきそうだ。

「北がミサイル発射準備か?現状では迎撃不可能!」
「対日テロの脅威!自衛隊では対処不能!」
「北の特殊部隊がすでに侵入か。原発は新幹線は大丈夫か?」
「元工作員激白!対日テロはすでに発動されている!」
「道を聞かれた朝鮮人に○○日には地下鉄に乗らないようにとか言われたよ」

で最後にこのような状況にした小泉総理の責任問題はということになるだろうね。
野党は「総理は説明責任を果たしていない。今必要なのか政権交代ではないか。」の繰り返し。
今まで経済制裁に賛成してた人も、自分たちに影響や危害が出る可能性を煽られて、 それでも賛成って言う人はかなり少なくなるだろうね。
そうなったら北の思う壺。

    「経済制裁は日本が絶対的に優位な状況下で行われなければならない」
    「戦争になる覚悟がなければ経済制裁は難しい」

    戦争は仕掛けるものとは限らない。不利益を被る側としては、望まなくても持ち込まれてしまうものでもある。
    経済制裁を行った結果として、戦争になる、しかも頼みのアメリカが不得手な不正規戦になる恐れが高い。
    それをする覚悟と、それを阻む準備は済んでいるだろうか?

     

    ■日朝戦争(北朝鮮崩壊)後の世界

    北朝鮮がアクションを起こした後は、北朝鮮は「崩壊」しかない、というのが大方の観測である。
    崩壊した北朝鮮の「跡地」をどう扱うのかについて、北朝鮮を除く五カ国の間で合意事項はできていない。
    韓国による「半島統一」のスローガンになんとなく納得・追従している手合いもあるかもしれない。北朝鮮よりは韓国のほうが与しやすい、日韓は友好的だ、という楽観論もある。
    そうだろうか。

    北朝鮮崩壊は、金正日の戦死、暗殺、亡命などによる混乱の後、残された執行部が体制維持をできるかどうかによって進む方向は大きく異なるが、いずれの場合でも韓国に吸収統一される可能性は必ずしも高くはない。
    むしろ、北朝鮮の後ろ盾であり、実質的に北東部の経済圏に北朝鮮を組み込みつつある中国に北朝鮮が実効支配される可能性は捨てがたい。

    以下は、あくまで「可能性」として想定される事柄、としておく。

    1. 韓国に統一されるケース

      韓国にとってのメリット
      韓国の「建国当時の主張」通り、半島全域が韓国の統治下に入る。
      北朝鮮の核技術を獲得できる。
      安い労働力を獲得できる。
      大量の有権者を獲得できる(韓国与党・野党ともに、その取り込みに必死になり、与野党のどちらがそれに成功したとしても、親北/融合的主張を盛り込んだ政権ができる)
      韓国にとってのデメリット
      韓国は北朝鮮難民の流入により経済的に混乱・低迷する。
      経済格差に起因する南北の貧富格差がさらに広がり、社会不安の原因となる。
      日本にとってのメリット
      拉致問題についての調査が進む。
      核兵器の行使について、即日的な不安は解消される(長期的には別)
      日本にとってのデメリット
      親北的論調を持った政権が誕生する可能性がある。
      南北融合の推進力(またはスケープゴート)として、一層の反日運動が盛んになる。
      経済難民が、日本国内の協力者(在日朝鮮/韓国籍)によって日本に流入する可能性がある。
      混乱・低迷した統一韓国(半島)経済の復興のため、資金援助を求められる。
       
    2. 中国に吸収されるケース

      中国にとってのメリット
      領土拡大。(経済圏として実質的に組み込まれているが)
      領海拡大。
      北朝鮮東沿岸部に、日本海側に直接出られる港を獲得。
      中国にとってのデメリット
      経済難民の流入と混乱。
      経済失速の可能性。(しかし、他にも多数の貧民を抱え、それを未解決のままにしている中国が、新規編入の北朝鮮を特別扱いするとは思えない)
      言語の異なる大規模マイノリティを組み入れることになり、中国分裂に拍車がかかる恐れ。
      日本にとってのメリット
      韓国に核兵器が渡らない。(P5の管理下で済む、という消極的理由)
      ロシアが不凍港を獲得しない。
      貿易相手としての中国がより近くなるため、運輸コストなどが抑えられ、より活発な経済活動が期待できる。
      日本にとってのデメリット
      北朝鮮という緩衝地帯を失い、中国と日本海を挟んで直接睨み合うことになる。
      日本海周辺の通航について中国の自由度が増す。
      日本海周辺の海底資源について中国の発言力が増す。
      拉致問題が解決する可能性が必ず高まるとは言えない。
       
    3. 金正日体制が崩壊するが、北朝鮮は存続するケース

      北朝鮮にとってのメリット
      金正日の死、暗殺の場合、残された幹部は「死んだ金正日」を英雄(象徴)に祭りあげて、その威光の残滓による政権運営を行う。(その場合、金正日の方針は基本的には暴走気味に継承される)
      金正日の亡命(逃亡)の場合、金正日を非難して軍の方針をより暴走気味に継承した体制ができるか、韓国または中国への統一/帰属を訴える体制によって、緩やかにレジュームチェンジが行われる。
      北朝鮮にとってのデメリット
      残された幹部は、「金正日の椅子」に座ることを周知徹底できなければ、早晩、崩壊する。
      北朝鮮内部で、「韓国との統一」派と「中国への帰属」派による、分裂/内戦が起こる可能性がある。
      この内戦または対立が起きた場合、中国が「帰属派」を支援、韓国が「統一派」を支援する。アメリカは、その時点での政権が共和党か民主党のどちらにあるかで行動は異なる。
      日本にとってのメリット
      金正日の排除。
      新たな交渉相手の出現。(状況の変化をプラスと捉えるなら)
      日本にとってのデメリット
      交渉に信用と責任を伴う窓口がいなくなる。(これまでの外交窓口は、一応は金正日の保証があった)
      拉致問題は解決しない。
      新体制が金正日以上に暴走する可能性がある。
      統一派vs帰属派の内戦が起きた場合、そのほとんどは「陸戦・内戦・テロ合戦」になることが予想されるが、その余波は日本にも届く可能性がある。どちらを支持するかの判断をも迫られる。
    4.  


       

      98-425 名前:無党派さん 投稿日:05/02/21 21:59:14 ID:v8lSejb2

      を成し遂げるためにをする」
      ではなく、
      がしたいためにを名目にする」
      人も多いからね

      の方法でについて多少の前進があっても、
      元々がしたかったんだから納得いかないし、
      「前進がない」と叫び続ける、と

      そもそもを成すために、
      他の事情も勘案してベストの手段かという検証も不十分
      だって、がしたかったんだから

      (2005/2/16)
      (2005/2/21改)