まとめページを作るためのツール入門
HTMLエディタ&FTPクライアント、それにwebブラウザと2chエディタは当たり前。もっと楽にblogを利用すれば、サイトを作ることそのものは簡単にできます。が、「又聞きに感想を付ける(trackback)」は便利な機能ですが、情報の関連付けが単なる再拡散になってしまっては、まとめページとしての要度はあまり高いとは言えません。
まとめページは結果的には不特定多数の人に提供されるものではあるわけですが、どちらかというと「広く共有されるために作るもの」というよりは、「自分自身の理解と要点のまとめ」のために作成し、それを広く共有するもの、と位置づけたほうがよいかと思われます。義務になってしまうと続きませんし。
重要なのはヒット数、参照数よりも、「自分がわかりやすいかどうか」にあるわけで、そうなると「まとめ方」「まとめ用ツール」の活用がキモになるのではないでしょうか。
以下は、本来はまとめページを作るためのツールではありませんが、「情報の整理」「因果関係の図示」その他に利用できるツール類として、反戦平和議論ガイドの周辺や、小泉総理は運が強すぎるスレまとめページなどの作成に利用しているものです。
「まとめページを作るのは大変そうですね」というご意見を時折伺いますが、「人の意見を自分の中で反芻するための作業の結果まとめられたものをネットに再放出している」というようなことをしているだけなわけで、「ツールを利用してまとめページを作る」ことが、回り回って自分自身にとっての理解に結びついていくのですから、皆さんもどんどんまとめページを作られたほうが良いのでは、と思います(^^;)
●情報を箇条書き&カテゴリ分けしながらストックしていくツール
アウトラインエディタです。
覚え書きやメモをランダムに書きとめておき、後でジャンル事に整理する……といった使い方をしたり、テーマを決めて必要事項を箇条書きにしていく、箇条書きに解説を書き足していく、といった使い方をします。
書き上がった内容をHTMLに吐き出すことができるため、ここで内容を作ってそのまま吐き出したものをFTPでアップロードするだけでwebサイトを作ることもできます。
IdeaTreeはシェアウェアですが、同様のコンセプトのアウトラインエディタは、フリーウェアでも何種類か出ています。
●因果関係を把握するために図を書くツール
フローチャート作図エディタです。
入れ子構造&相関図を書くのに適しています。項目をどんどん書き出しておき、これを繋ぎ合わせる、囲むといった方法で見たままに編集していき、できあがった図を画像ファイルとして吐き出します。
同様のコンセプトのシェアウェアはいくつかありますが、IdeaFragment2はフリーウェアです。