------------------------ ショートショート(総合) ------------------------ 28 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/01/22 13:03:29 ID:mCb1P4QE ちょっと前に書いたものです。保守代わりにドゾー 魚子ちゃんと朝美たんのやりとりのつもり 魚「朝美おねえちゃん朝美おねえちゃん、魚子しつもんしたいことがあるの。」 朝「ん?何かな魚子お姉ちゃん・・・・・じゃなくて魚子ちゃん。」 魚「朝美おねえちゃんは魚子のお姉さんなんだよね?」 朝「ん〜、本当はちょっと違うんだけど・・・まぁ私は魚子ちゃんのお姉さんかな。」 魚「ならなんで魚子のお姉さんのおねえちゃんはこんなにお胸がぺったんこなのー?   魚子のおともだちの桃ちゃんだってあんなにおっきいのに。」   「・・・・・・?、おねえちゃん泣いてるの?どこか痛いの?」 朝「う、うん・・・・・、心がちょっとだけ・・・。」 ----- 42 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/01/24 22:49:48 ID:mCj7lf2G エロール「・・・・・・・・・」 釘バット「…何してんのよ?」 エロ「ん?もちろんこれ読んでるんだよ、こ・れ!」 エロールが釘バットに見せたのは、言うまでも無くエロ本であった。 釘「あんた…ほんッッッッッッとうに死にたいらしいのね?」 バットを取り出す彼女。 エロ「って、ちょっと待て〜!俺だって、彼女の1つでもいればこんなもの読んだりしないっての!」 釘「え……?」 エロ「だ〜か〜ら、彼女だよ、か・の・じょ!」 釘「・・・・・・・・・・」 エロ「…?どうした?」 釘「・・・・・・しが…」 エロ「ん?なんだって?」 釘「…だったら私がなってあげようかって言ったの!」 エロ「…!!!お、お前…」 心に秘めていた想いを、エロールに打ち明けた釘バット。 続く ----- 106 名前: 保守代わりのこばなし [sage] 投稿日: 05/02/09 14:53:52 ID:foUOoAQp  炊事場にて。  「部長〜、もう帰ってくれませんか〜?」  「何ヲ言うノデすか、珠実部員。コウして部員たチの日常生活を知ル事によっテ、 互いノ魔術的ナシンクロ率を高めることが出来るとイウもノなのデすよ?」  「そんなご大層な建前はどうでもいいですから〜」      そこへ訪れる住民たち。   「おヤ、こんにチワ。ミナさん」  「あ。こんにちは、部長さん」  「あら、珠ちゃんとこの部長さん、また来たのね〜。まあ、ゆっくりしてきなさいな」  「・・鳴滝荘の空気を完全に自分のものにしているな・・」  「こんにちは!おねえちゃん!」  「・・・こんにちは」    「・・・こ、こんにちは・・・」   それぞれ、部長と挨拶を交わす一同。何故か沙夜子は震えているが。   梢に泣きついてくる珠実。  「む〜、梢ちゃんはこんな人とのお相手はしなくていいので、私と一緒に向こうへ行きましょう〜」  「ええっ?でも、せっかく来ていただいたのですし、皆さんで晩御飯を一緒に・・」  「そんなのはいいですから〜」  「おヤ、私を放置プレイに処すつモリデすか?」  「部長のお相手はこっちのタマなしさんがしてくれますってば〜」  「ええっ!?ていうか、そのあだ名はもうやめてよ!」  「だけど、事実じゃないですか〜」  「じ、事実って・・・ひどすぎるよ・・・そんなことないってば・・」   哀願するかのような表情の白鳥。しかし、最近の白鳥と梢の接近振りが気に食わないのもあって、 珠実は取り合おうとはしない。  「おヤ、タマなしではナかッタのデすか?」  「うう・・・当然じゃないか・・・」   なんだって僕がみんなの前でこうもボロクソにされなきゃいけないのか、とぐったりする白鳥。   と、そこへフォローを入れる梢。  「そうだよ珠実ちゃん。白鳥さんはタマなしなんかじゃなかったよ?」  「・・・え?」  「すごく、濃かったし・・・」  「・・・・・・・」 ------ 355 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/06(金) 04:37:09 ID:3G+WStt8 「春ですねー・・・」 「そうだねー・・・」 春の陽気に誘われて、というか。 日曜日の昼間。特に予定もなく、一番暇を持て余す時間。 隆士と梢は縁側に座ってまったりとしていた。 「桜、綺麗です。風も気持ちいいし・・・」 そよ風になびく髪をそっと押さえて、梢は気持ちよさそうに目を細める。 そんな梢を横目で見て、隆士は僅かに赤くなった。 「・・・うん、綺麗、だね」 「ですよねー」 明らかに隆士の言った「綺麗」の対象がずれていたようだが、梢は気付かぬまま答える。 隆士はというと、そのことに別にがっかりした様子も無く。 脇に置いてあったスケッチブックを手に取った。 「白鳥さん?」 「なんか、描いてみたくなったから」 梢に笑顔とともにそう答えて、隆士は白い紙に形を刻んでいく。 心なしか楽しそうな隆士を、梢も嬉しそうに見守る。 「白鳥さんは、絵を描いてる時って凄く楽しそうですね」 不意にかけられた言葉に、隆士は驚いたように梢に顔を向けた。 「そう、かな?」 「はい」 いつもの無敵の笑顔で肯定されてしまい、隆士は赤面したのを誤魔化すようにスケッチブックに視線を戻した。 またしばらく、ペンの走る音が静かに響く。 「・・・梢ちゃんが応援してくれるから、梢ちゃんが僕の絵を喜んでくれるから、自分のためだけじゃなく、梢ちゃんのためにも頑張りたいって思うから、かな」 「・・・え?」 梢の疑問符に、隆士の腕の動きが完全に止まる。 「・・・僕、今、何て言った?」 「えっと・・・」 無意識に口走ってしまった言葉に硬直する隆士と、その言葉に込められた意味に停止する梢。 桜の舞い散る縁側に、その桜よりも鮮やかに赤くなった二人の住人。 隆士のスケッチブックには、桜の木の下で気持ちよさそうに佇む梢の姿が描かれている。 ----- 366 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2005/05/07(土) 00:05:06 ID:r7LsqSAy 「・・・・」 梢は、ふと見た先で眠る恋人と朝美の姿を見た。およそ内職の手伝いでもしていたのだろう、軒下で肩を寄せあい二人が、仲の良い兄妹に見えて。 「いいお天気・・・。私もお昼寝しちゃいましょうか♪」 太陽は穏やかに地を照らしている。 まさに小春日和というべきこの日に、昼寝をしないのはもったいない気がして。 梢は、隆士の膝に頭を預け・・・幸せな眠りに落ちた。 「・・・はぁ、梢ちゃんの寝顔はやっぱり可愛いですねぇ・・」 「全く。幸せそうな顔しちゃって・・・」 ゆっくり昼寝している三人を見た珠美と桃乃が、そう言っていたり。 ----- 364 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2005/05/06(金) 23:22:48 ID:6fSXAgrI 「あのね・・・今日、朝教室に入ったら机に『おまえ、きもちわるい』って・・・ねえ珠実ちゃん?私って気持ち悪いのかなぁ」 梢ちゃんは笑っていましたが目には涙があふれていました。そんな梢ちゃんを見たら私も目頭が熱くなりました。 (梢ちゃんは何も悪くないのに!!どうして、どうしてこんなことされなければならないんですか!!) 私は心の中で叫びました。とても悔しい。こんなひどい目にあわされている親友に何もしてあげられない自分が情けない。 「梢ちゃんは全然気持ち悪くなんかないですよ・・・」 そんなことしか言えない自分に対して悔しかった。私はもう涙が止まりませんでした。 「珠実ちゃんが泣いてると私も悲しくなっちゃうよ・・・」 梢ちゃんはそういうと私を抱きしめました。 あとは白百合にでもなんでもするがいいです〜〜〜 ----- 561 名前: 百式 [sage] 投稿日: 2005/05/18(水) 05:44:54 ID:vQfg00WC 夢の中のあの人は、なんだか少し不安そうに… ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞あなたへ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 「…さん…お母さん!?」 娘・朝美の声で目を覚ました沙夜子。 「あら朝美…おはよう…」 「おはようじゃないよお母さん!また内職サボって眠ってたのー!?」 未だ横になったままの沙夜子の横には、作りかけの造花がひとつ落ちていた。 「もーまた親方さんに怒られちゃうよー!」 その言葉にびくっと身を竦ませると、沙夜子は朝美の腕にすがるようにしがみついた。 それを見た朝美は、小さくため息をつくと笑顔を作り…いや、自然と笑顔を浮かべた。 「きっと今からでも頑張れば間に合うよ。だから頑張ろ?」 朝美の言葉と一緒に開け放した扉から風が吹き込んで、沙夜子の頬を撫でた。 ―あなたへ。 あなた、見えますか?そこから、私が見えますか?私は、幸せです。 あなた、心配しないで。私は元気です。  私、今日も寝坊してしまいました。 いいでしょ?あなた。 あの頃のように仕方ないなって目を細めて、私の頭を軽く撫でてね。 だって私… 私は、幸せです― 夢の中のあの人は、なんだか少し不安そうに…でも、目を細めて、笑っていました。 ------- 661 名前: 名無しさん@ピンキー [ちょっと書きたくなったsage] 投稿日: 2005/05/24(火) 00:18:20 ID:Ai0VCF8E その日は物凄く遅く目が覚めた。 いつものように夜中まで桃乃さん達に付き合わされていたんだけど、早紀ちゃんがいたのはきつかった。 さぁて起きよう、と思い布団から出ようとした。 したのはいいのだが、布団の中で誰かがしがみついている。 寝起きの状態の僕はわけがわからなかった。 少し強く体を起こそうとした。 するとそのしがみついている人に思いっきり引っ張られ、僕はまた布団の中に入ってしまった。 少し寝ぼけていた僕だったが、ようやく周りの状況がわかってきた。 とりあえず今わかっていること。 早紀ちゃんが思いっきり僕の体に抱きついている。 そして少し酒臭い。 僕が寝た後も飲んでいたのだろうか? 僕は少し笑った。 以前早紀ちゃんはいじめられていた男の子を公園でしかった時があった。 あの時と一緒で、僕は早紀ちゃんの寝顔を見て改めて思った。 早紀ちゃんはとっても優しい女の子なんだということを。 僕は、そっと早紀ちゃんにキスをした。 優しい梢ちゃんも好きだけど、人をうまく導いてくれる早紀ちゃんも僕は好きだから。 そして僕は早紀ちゃんを抱いて、再び眠りについた。 意味不明駄文スマソ ちょっとなんとなく書きたくなったので。 ---------