はるなつあきふゆ(漢字の読み方つき)
窓辺(まどべ)にそっと頬(ほお)寄(よ)せれば
遠(とお)くでにじむ漁火(いさりび)
指先(ゆびさき)で夜露(よつゆ)払(はら)ってみても
ココロは晴(は)れませぬぅ
荒(あ)れる波間(なみま)漂(ただよ)う契(ちぎ)り
いつかめぐり逢(あ)うまで
春夏秋冬(はるなつあきふゆ)
今日(きょう)も海(うみ)は燃(も)ゆ
夕暮(ゆうぐ)れ紅(くれない)の山肌(やまはだ)
幾(いく)たび何度(なんど)も染(そ)まれど
あの日(ひ)のあなたとの契(ちぎ)り胸(むね)に
今(いま)もあせませぬぅ
たとえ山背(やませ)冷(つめ)たく吹(ふ)けども
忍(しの)び忍(しの)んで
春夏秋冬(はるなつあきふゆ)
今日(きょう)も山(やま)は燃(も)ゆ
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