1月1〜2週に見れる引退・新人騎手の新聞紹介です。 引退騎手紹介 岡部 「世界の岡部」が引退した。 「馬優先主義」の無理のない騎乗は、「達人」と呼ぶにふさわしく、その結果、歴代最多の勝利を上げた。 これからは騎手を育ててみたいとのこと。 安田 「やすとみ」の愛称で親しまれてきた安田富男騎手も引退した。 人気馬に乗れば堅実に、人気薄の馬に乗れば大胆にと、いつも目の離せないターフの名優だった。 小島貞 熟練の騎乗を見せてくれていた小島貞博騎手が引退した。 力強く逃げる、ミホノブルボンとのコンビは忘れられない。 粘りのある堅実な騎乗には、ファンも馬主も高い信頼を寄せていた。 南井 好漢、南井勝己騎手が昨年限りで引退した。 その豪快な差しや追込は、大変印象に残っている。 今後の夢は調教師となり、自ら騎乗したナリタブライアンのような三冠馬を育てることだそうだ。 尾塚 昨年限りで、尾塚永二郎騎手が引退した。 逃げと先行を得意とし、ひとたび展開がはまれば、誰もがあっと驚く結果を生み出す力を持っていた。 村本 常にフェアな走りの村本善之騎手が騎手生活から退いた。 ダンツシアトルでの宝塚記念レコード勝ちなどで見せた大胆な騎乗は、 ファンに強烈な印象を残した。まさに仕事人だった。 加納 後方からの競馬を得意とし、スリルあふれるレースを見せてくれた加納和年騎手が引退した。 「ここまでやれたのは家族のおかげです」と答えてくれた笑顔は、仕事をやり遂げた男の顔だった。 的場 的場均騎手が騎手生活にピリオドを打った。 騎手ならば誰もがいずれ引退するが、愛馬ライスシャワーとの勇姿は忘れられない。 日本屈指の好騎手の引退は、やはりさびしい。 河内 関西の大将格、「牝馬の河内」こと河内洋騎手が昨年限りで引退した。 馬の調子によって柔軟に騎乗法を変える技術に長けており、特に調子の変わりやすい牝馬を操る能力は抜群だった。 本西 冷静な性格ながらも、思い切った騎乗をしてきた本西優次騎手が引退した。 度胸が据わっていて、人気になっても重圧に負けることなく、馬を堅実に乗りこなす巧者だった。 日原 大舞台にめっぽう強く、ファンの胸を何度も熱くしてくれた日原騎手が、昨年限りで引退した。 天才的な騎乗のみならず独特のダンディズムを感じさせてくれた稀有な騎手だった。 鹿賀 鹿賀雄二騎手が引退した。 その性格から後輩の騎手に慕われており、幾人もの騎手から「さびしくなります」との言葉を聞いた。 人徳の表れだろう。 田面木 優れた騎乗技術の田面木博公騎手が昨年限りで引退した。 阪神3歳牝馬Sでの馬連12万円の高配当は、忘れられない。 慎重な騎乗で、馬の力を存分に引き出すことを身上としていた。 土居 冷静ながらも闘志あふれる騎乗を見せてくれた土居幸利騎手がターフを去った。 中央開催でも堅実な騎乗は光ったが、小倉での活躍は特筆すべきものだった。 中舘 日本一の逃げの名人、中舘英二騎手が引退した。 もっとも逃げに限らず、あのヒシアマゾンでみせた差しでもその能力は高かった。 今後は調教師をめざすそうだ。活躍に期待しよう。 坂木 堅実で安定した騎乗が持ち味の坂木勝也騎手が騎手生活に別れを告げた。 先行や差しを得意としていたが、自分で仕掛けるよりは相手の出方によって臨機応変に対応するタイプだった。 松中 その甘いマスクとセンスあふれる騎乗で高い人気を誇っていた松中幹久騎手が引退した。 これからも競馬とかかわっていくそうなので、ファンの方はひとまずご安心を。 小端 関東のベテラン小端一広騎手が昨年限りで引退した。 先行と差しを得意としていた。 どちらかといえば中央よりも夏のローカル戦で力を発揮することが多かった。 細江 中央競馬界初の女性騎手の一人、細江純子騎手が昨年限りで引退した。 2年目でフリーというパイオニアとしての彼女が果たした役割は、はかりしれないものがある。 彼女の功績をたたえよう。 横山賀 横山兄弟の兄、横山賀一騎手が昨年限りで騎手を引退した。 ニュージーランド仕込みの騎乗技術で、ファンを沸かせるなど、記録よりも記憶に残る騎手だった。 熊沢 ここ一番のレースのときに大胆な騎乗で強さを発揮した熊沢重文騎手が引退した。 鮮やかすぎる勝ちっぷりが強烈な印象となって残っている。 競馬をおもしろくした名優の一人だった。 牧原 中央競馬初の女性騎手の一人、牧原由貴子騎手が昨年限りで引退した。 競馬ファンに様々な話題や感動を与えてくれた彼女に心から感謝したい。 そしてこれからの活躍を応援していきたいものだ。 田村 中央競馬史上初の女性騎手の一人である田村真来騎手が、昨年限りで騎手生活に別れを告げた。 男性顔負けの闘志で幾多の名勝負を演じてくれた姿は、ファンの心にいつまでも残ることだろう。 柴田善臣 堅実な騎乗で高い評価を得てきた柴田善臣騎手が引退した。 関東騎手のリーダーとして、多くの若手に影響を与えてきた彼の功績は大きい。 今後は調教師をめざすとのこと。 大原佳子 中央競馬界きっての人気者、大原佳子騎手が昨年限りで引退した。 記者会見では「夢と思い出をありがとうございました」と語ったが、われわれもその言葉を彼女に贈りたい。 横山典 長い間、トップクラスのジョッキーとして活躍してきた横山典弘騎手が騎手生活に別れを告げた。 「これからも、『今』に満足せず、挑戦し続けます」とは本人の弁。期待しよう。 芹村 堅実な騎乗で信頼度の高かった芹村潤二騎手が、昨年限りで引退を表明した。 度胸も据わっており特に人気薄の馬を好走させることが多く、目の離せない騎手だった。 蛯名 蛯名正義騎手が昨年限りで引退した。 先行や差しを得意とする堅実な騎手として、フジヤマケンザンで海外遠征初の勝利をもたらした。 「これからは今までの分、家族に恩返しします」とのこと。 塩町 安定感のある走りで信頼をおかれていた塩町克司騎手が、騎手生活を退くことになった。 「GIを勝たせてもらったこともあるし、いい騎手人生でした」とさわやかな笑顔で語ってくれた。 大野 ここ一番の勝負強さに定評があった大野三郎騎手が騎手生活を終えた。 引退後は「いままで迷惑をかけたから、しばらくは家族孝行する」そうだ。 岸 関西のベテランジョッキー岸滋彦騎手が昨年限りで引退した。 インタビューで見せる人あたりのよさとは対照的に、レースで見せる闘志は熱いものを感じさせてくれた。 菊川 差しや追い込みに冴えを見せていた菊川隆騎手が騎手生活を終えた。 努力を惜しまない性格で、多くの若手騎手に好影響を与えてきた。 努力する姿勢はきっと今後も受け継がれていくに違いない。 御池 「先生をはじめ、関係者のみなさんやファンのみなさんのおかげで、本当に幸せな騎手生活を送ることができました」 という言葉を残して、御池孝志騎手は騎手生活を退いた。 佐渡 堅実な騎手で人気によく応えてくれた佐渡鉄夫騎手が鞍上から降りることとなった。 人気馬に乗ってもプレッシャーにつぶされることはなく、多くのレースを盛り上げてくれた。 篠原 実力派のアイドル、篠原広美騎手が惜しまれつつ引退した。 騎手生活は「本当に密度が濃くて充実した時間」だったそうだ。 インタビューではとてもさわやかな笑顔を見せてくれた。 角谷 名手角谷晃二騎手が引退した。 若いころは大胆な騎乗で活躍し、年齢を重ねるごとに熟達した騎乗を身につけ、 多くの栄光を手にしてきた角谷騎手。その栄誉をたたえ拍手を贈ろう。 江賀 江賀照人騎手が引退を表明した。 「なかなか満足のいく騎手人生だったと思いますよ。でも何かやり残した気もします」との言葉に、いまだ燃え続ける闘志を感じた。 山目 関西のベテラン山目泰平騎手が昨年限りで騎手生活を終えた。 「意外性」を秘めた騎手であったため、特に大舞台では、彼の騎乗馬からは目が離せなかった。 上郷 昨年限りで上郷司騎手が引退した。 同じく騎手であった父を見ながら育ってきたためか、馬抜きの生活など考えられないという。 これからも馬とかかわっていきたいと語ってくれた。 安田康 強気のレース運びでファンを沸かせた安田康彦騎手が昨年限りで引退した。 多大な実績を残した彼も、同じく騎手であった父親を追い越せたか、という質問には、笑顔で答えるだけだった。 橋本 明るくさわやかな笑顔が印象的だった橋本広喜騎手が昨年限りで引退した。 その笑顔とは裏腹に鋭い追い込みを得意としており、しばしば観衆を絶叫させたターフの名優だった。 一位 自然体でレースに臨むことをモットーにしていた一位博文騎手が、昨年限りで鞍から降りた。 負けた悔しさは忘れないが、そのことがいつまでも尾を引くことはない、まさに勝負師気質だった。 前藤 前藤照浩騎手が、騎手生活にピリオドを打った。 「幸せな騎手生活でした。これでしばらくはゆっくりできます。」と言っていたが、その表情にはさびしさが隠しきれなかった。 藤島 関西騎手のリーダー格である藤島伸一騎手が引退した。 若い頃から大舞台に強い騎乗ぶりには定評があり、記憶に残る騎手の一人だった。 吉田 自在の手綱さばきで、つねに関東のトップクラスジョッキーであった吉田豊騎手が、惜しまれつつも引退となった。 今後は調教師をめざし、名馬を育てたいとのこと 橋原 昨年限りで橋原美三騎手が引退した。 逃げや先行のときに見せる巧みなペース配分で、その馬の能力を存分に発揮させ、いつも目が離せない騎手であった。 田中勝 日本を代表する騎手の一人だった田中勝春騎手が自分で納得のいく騎乗ができなくなったことを理由に引退した。 今後は調教師をめざすとのことだが、彼ならきっと名馬を育ててくれるだろう。 小森徹 逃げや先行で思い切った騎乗が定評だった小森徹雄騎手が、昨年限りでターフを去った。 つねに冷静だった騎乗ぶりは、ファンや馬主から高い信頼を寄せられていた。 小森晃 そつのない騎乗ぶりで人気に応えてきた小森晃騎手が、騎手生活から退くことになった。 競馬に対していつも真面目に取り組むその姿勢は、多くの若手騎手のお手本であった。 鷹匠 日本競馬界に君臨し続けた鷹匠騎手が、とうとう引退の時を迎えた。 若くして天才と言われ、国内だけでなく海外への挑戦など、彼の果たした功績は計り知れない。 今後の活躍にも期待しよう。 岩首 大胆な騎乗で多くのファンを魅了してきた岩首潤一騎手が昨年限りで引退した。 幾多の名勝負を演じてきた岩首騎手がいなくなるのはやはりさみしい。 宝 日頃の堅実な騎乗とは裏腹に時折見せる大胆な騎乗が印象深い宝英晴騎手が騎手生活から退いた。 強気な性格で、特に差しと追込で馬の力を引き出す巧者だった。 和田 日本を代表するトップジョッキーとして、長い間活躍してきた和田竜二騎手が引退した。 若い頃から高く評価されてきた才能を発揮し、数多くの感動を与えてくれた和田騎手に感謝したい。 福沢 関西のエースとして活躍してきた福沢祐二騎手が騎手生活を終えた。 脚光を浴びれば浴びるほど力を発揮する名手であり、その騎乗技術は多くの若手騎手の目標となるものだった。 新人騎手紹介 吉尾 理想と現実の境界を考えその時点でのベストの騎乗をするのが目標です。 今年の新人は非常に優秀と言われているが、その中でリーダー格だったのが、この新人さんだ。 精神的に非常に大人の部分があり、それが良い方に影響すれば、すぐに一流になるだろう。 林原 ただ勝つだけではない、馬の力を引き出すことのできる騎手が目標です。 とにかく熱っぽく語ってくれる。それでいて決して浮わついてはいない。 厩舎や関係者の期待も大きいようなので、騎乗の機会に恵まれそうだ。 グングン伸びてきそうな騎手である。 氷室 一人でも多くの方に競馬の楽しさが伝えられるようベストを尽くします。 インタビューしていると、あどけなさが残っているが、騎乗技術はなかなかのもの。 こともなげに騎乗した馬に鋭い動きをさせる。 今後の成長が楽しみな一人である。 御陵 馬の力を引き出せるようにがんばります。応援してください。 学業成績は競馬学校史上最高だったそうだ。 技量の方も粒ぞろいの今年の新人にあって決して見劣りするものではない。 数年後には日本の競馬を背負っても不思議ではない才能の持ち主だ。 嵐 日本競馬界、いや世界の競馬界に嵐を起こすようにがんばります。 すごい新人が現れた。逃げてもよし、追ってもよしと戦術は自由自在で、とても新人とは思えない。 一部ではその才能は鷹匠騎手以上ともささやかれており、今後の活躍が楽しみなジョッキーである。 知念 ファンの方から夢を託されるようなジョッキーになるのが目標です。 「馬を思いきり走らせるのが好きなんですよ」と言う知念和也騎手の得意な戦法は先行と差しだ。 順調に育っていけば将来は日本競馬界を担うであろう逸材である。 竹川 目標はもちろん、勝って勝って勝ちまくる騎手になることです。 取材に行くと、いきなり「俺より強い騎手っているんですか」と聞かれたのには驚いた。 だが基本はしっかりしており、先輩を脅かすだけの実力を秘めているのも事実だ。 沢田 がんばります!とにかく精一杯がんばります。応援お願いします。 非常に落ち着いた騎乗で、インテリジェンスさえ感じられる。 まさに新世紀の幕開けを感じさせる、非常に前途有望な騎手である。 宮本 他の誰でもない、宮本義和流の騎乗を確立するのが目標です。 「同じ土俵に立った以上、ライバルは他の騎手全員」と言い切るほど元気いっぱいな新人だ。 その元気のよさで旋風を巻き起こしてほしいものだがどうなることか。 期待して見てみよう。 細谷 夢だった騎手になれてうれしいです。この喜びを忘れずにがんばります。 「好きな女の子に勝利をプレゼントできたら最高ですね」と頬を赤らめて話してくれたのがこの細谷騎手だ。 彼女になる人は幸せだ。彼の実力ならばいつもプレゼントしてもらえるだろうから。 浅野 好きで入った道です。どんなに苦しくてもがんばります。お願いします! 優れた才能の持ち主で、新人らしからぬ力を持っている。 しかも常に前向きに努力する真面目な性格なので、 さらに大きく成長していくことだろう。将来が非常に楽しみだ。 篠原 とにかく1勝することを目標にがんばりたいと思います。 5年振りに中央競馬に女性騎手が誕生した。 厳しい競馬学校の訓練に耐え抜いて晴れて騎手になった広美ちゃん。 これからもくじけずがんばってほしい。 大津 騎手になる夢がかなってとてもうれしいです。根性でがんばります。 「根性」が口癖で、非常に努力家だそうだ。 素質は非凡なものがあるので、努力する姿勢を忘れずにいれば素晴らしい騎手に成長していくことだろう。 富永 自分は騎手として選ばれたんだという誇りを胸に精一杯がんばります。 音楽が好きで、いつも何かを聴いている。 中でもレゲエがお気に入りだとか。騎乗もどこか独特のリズムを感じさせる。 早く実戦で走る姿を見てみたい騎手である。 松原 今の目標は一日でも早く1勝することです。応援してください。 「今やるべきことを何事も一生懸命にがんばることで日々成長していきたいんです」と語ってくれた。 逃げ、先行、差し、追い込みどれでもこなせる器用さを持つ楽しみな新人だ。 石田 いつか人々に語り継がれるような、名勝負を演じてみたいと思ってます。 そもそも競馬に興味を持ったのは、小学生の頃、父親に競馬場に連れていかれたのがきっかけだそうだ。 そのせいか、若いのに競馬史の知識は豊富で我々記者が舌を巻くほど。 佐藤 とにかくがんばりますので応援してください。お願いします! お祖父さんの家で馬を飼っていたので、幼い頃から馬に慣れ親しんでいたそうだ。 それだけに馬との折り合いをつけるのが新人とは思えないほどのうまさと評判だ。 今後の活躍を楽しみにしよう。 藤沼 自然体で乗ることが私の信条です。よろしくお願いします。 どんな乗り方でも力を発揮できる、新人ながらもなかなかの実力派だ。 初年度からリーディング争いに参加しても何の不思議もない。 今後の成長が楽しみなジョッキーだ。 畑中 見ている人が熱くなるようなレースをできる騎手になりたいです。 競馬学校を非常に優秀な成績で卒業した逸材だ。 新人ではあるものの馬の扱いに長け、騎乗技術もしっかりしているので、 先輩騎手も油断できないだろう。要注目の新人騎手だ。 仲本 馬を気持ちよく走らせてあげることがモットーです。がんばります! 騎手になった理由を聞くと「馬が好きだから」とちょっとはにかんで答えてくれたのが、この仲本修司騎手だ。 馬とうまくコンビを組んでがんばってくれることだろう。 内山 まず1勝めざしてがんばります。よろしくお願いします。 新人ではあるが、基本はしっかりしており、なかなかの実力派だ。 特に逃げに関しては先輩騎手も舌を巻くほどのものを持っている。 実戦でもその走りに期待しよう。 清水 馬の力を引き出すこと。これが僕の役目です。よろしくお願いします。 父親に勧められたのが、この道に入るきっかけだとか。 とは言え、今では競馬が好きで好きでたまらなくて、 大好きなこの世界にいるというだけで毎日が楽しくて仕方がないそうだ。 下条 今の目標は、とにかく一日も早く初勝利をあげることです。 まだ、あどけなさの残る顔だが、冷静にレースを運ぶ青年だ。 追い込んで、一気に勝負を決めてしまうのが快感だと言う。 実戦でもそんな走りを期待してよさそうだ。 大田 とりあえず馬は1勝することが最大の目標です。がんばります。 常に沈着冷静で、仲間からミスターアイスマンと呼ばれている。 レースぶりもまったくそのままで常に冷静な判断を下す。 彼の理詰めのレース運びは実戦でも見ることができそうだ。 結城 日々是勉強と思って何事も全力で取り組みます。応援してください。 競馬学校の頃から、その冷静な騎乗ぶりには定評がある。 「新人という言葉に甘えたくない」と言う横顔に、実力の世界で生きていく決意がうかがえた。 柿崎 ファンの皆様の代表のつもりで精一杯がんばります。応援してください。 「私は牡牛座だから、のんびりやなんですよ」と女の子らしくかわいいことを言うが、騎乗技術はベテラン顔負けのものがある。 今後の活躍が非常に楽しみである。 鬼庭 馬の気持ちを考えた騎乗を心がけます。よろしくお願いします。 「あいつはなかなかやるよ」と噂の新人クンがこの鬼庭尚弘騎手だ。 差しを得意としており、最後の直線で馬の力を引き出す力は新人とは思えない。 実戦でもその力を見せてほしいが、さて。 黒木 負けるのは嫌いです。勝つために精一杯がんばります。お願いします。 競馬学校時代はそのド根性で皆から一目おかれていたのが、このお嬢さんだ。 これからも、そのド根性でがんばってほしいものである。 鶴野 ファンのみなさんの夢を託されていることを忘れずに走ります。 そのお嬢さん然とした雰囲気から「プリンセス」との愛称がある。 しかしながらベテラン騎手顔負けの力を秘めており、リーディング上位に名を連ねても不思議ではない。 東郷 どんな人にだって負けたくない。いつでも勝つつもりでがんばります。 「一番好きなのは最初から最後まで先頭を走ることができる逃げ」と語る新人さんだ。 とにかく負けず嫌いで、そのための努力は惜しまない性格だそうだ。 藤原 とにかく、がんばりますから、どうぞよろしくお願いします。 「早く実戦で自分の力を発揮したい」と元気なことを言ってくれた。 やや熱くなりすぎることがあるそうだが、そのくらいの元気があった方が、好成績につながるだろう。 東川 これからがんばりますのでどうぞよろしくお願いします。 競馬学校時代から基本に忠実な騎乗をすると評価されている。 その堅実さで着実に成長していくだろう。将来が楽しみだ。 西村 じっくりと力をつけていきます。よろしくお願いします。 名前のとおり夢は大きく、競馬史に残るような名騎手になることだそうだ。 後方から追い上げていくレースを得意としている。 果たして先輩騎手たちをまくることができるか注目してみよう。 松岡 力の限り一生懸命がんばります。みなさん、どうぞよろしくお願いします 体は小さいが、でっかいことをやってみたかった、というのが騎手になった動機だそうだ。 本当にでっかいことが実現するように、成長を見守っていこう。 徳島 今は経験を積んで実力をつけたいんです。よろしくお願いします。 ある日テレビで、たまたま競馬を見たのがこの世界に入るきっかけとなったそうだ。 今度は自分が人に感動を与えたいと語ってくれたが、その初心を忘れずにがんばってほしいものである。 山本 年寄りには負けません。勝つのは、いつでもこの俺です。よろしく。 「ガキ大将がそのまま大きくなったみたいだ」と言われており、その怖れを知らない言動は周囲をハラハラさせるそうだ。 果たしてターフの大将となることができるか見守ってみよう。 小野 馬好きが高じて騎手になったというお嬢さんだ。 馬の力を引き出せる騎手になりたいと語ったときの瞳の輝きをいつまでも忘れずにがんばってほしいものである。 霜川 「千里の道も一歩から」といいます。まず1勝するのが目標です。 開口一番「めざすのは世界です」と言い切った頼もしい若者だ。 その言葉を実現できるだけの素質も持っているように見える。 今後の成長が楽しみな逸材である。 北原 どんなレースでも、どんな馬に乗っていても勝利をめざします。 「今までにないタイプの騎手をめざしたい」と話す北原騎手は逃げや先行に冴えを見せる。 強気でおすレースぶりは危うさもあるが、それ以上にたくましさを感じさせてくれる。 加藤 1年目から最多勝めざして、ばんばん勝ちまくります。見ててください。 「自分の目標はとにかくナンバーワンになることです」と自信満々の笑みを語ってくれた。 若さゆえの怖いもの知らずな面は否めないが、その自信がどこまで通用するか注目だ。 川合 はっきり言って俺は今年の最多勝利を狙っています。応援よろしく。 まだ少年の面影の残る顔とは裏腹に、その鼻っ柱の強さは高慢とさえ映る。 だがその負けん気の強さこそが魅力である。 とにかく強気なレースを期待しよう。 鈴木 先輩の中に混じってうまく走れるか不安ですが、精一杯がんばります。 冷静にレースを進め、最後に後方一気の追い上げで勝つのを得意戦法としているそうだ。 実戦でもその華麗な追い込みを見せてくれることを期待したいものだ。 渡辺 一生懸命がんばりますのでみなさん、応援してください。 「追い込んで勝つのが競馬の醍醐味でしょう」と言う渡辺初騎手はその言葉通り、追い込みを得意としている。 実力もあるので実戦でも彼の華麗な追い込みを期待してよさそうだ。 朝永 一生懸命がんばります!応援してください!よろしくお願いします! 家族みんなが競馬好きで、小さい頃からよく家族で競馬を観に行っていたそうだ。 騎手になろうと思ったのも自然の成りゆきで、今後は家族の前で勝つのが目標だと言う。期待してみよう。 青山 がんばります。みなさん応援してください。 兄も騎手をめざしたが、事故のために断念。その思いを受け継いで騎手となった。 「兄の夢は自分の夢」と言う、兄思いの優しい青年だ。 困難にくじけずにがんばってほしいものだ。 金山 初めまして。みなさんこれからどうぞよろしくお願いします。 「力を蓄えて最後に爆発させる追い込みが一番好き」とのこと。 競馬学校時代の模擬レースで勝ったのも追い込みだという。 彼の豪快な追い込みを期待しよう。 島田 馬の力を引き出すような騎乗をしたいです。よろしくお願いします。 競馬学校を優秀な成績で卒業した。 騎手になることは小さい頃からの夢だったと言う。 今後はさらに大きな夢をめざして頑張ってほしい。 梁川 とにかく馬に乗せてくれれば結果を出しますよ。 「少しくらい力が劣っていても俺が乗れば勝てますよ」と不敵な笑みで語っていたのがこの梁川悟騎手だ。 まさに怖いもの知らず。思い切ったレースを展開してくれるだろう。 栗本 僕の持つ力のすべてを振り絞ってがんばります。応援してください! 競馬学校入学当初は腕力が弱かったが、人一倍の努力を重ね、今では細身の身体からは想像できないほどの腕力の持ち主になった。 その姿勢を忘れないでほしいものだ。 田中 一生懸命頑張りますのでみなさん、どうぞよろしくお願いします。 騎乗ぶりは冷静そのものだが、内に秘めた闘志はかなりのものだ。 先行してそのままゴールしてしまうのを得意としている。 実戦でも冷静にレースを組み立てていくだろう。 酒倉 見ていてください。僕は誰が相手でも常に勝ちにいきますよ。 「強い馬でぶっちぎるのも快感ですが、弱い馬で波乱を起こすのもきっと楽しいでしょうね」と不敵に笑いながら話してくれた。 彼のレースは注目したほうがよさそうだ。 和瀬 とにかくやるだけです。がんばりますので、よろしくお願いします。 また一人、元気いっぱいな若者が、騎手としてデビューする。 何事にも前向きに取り組みたいと言うだけに、これからの成長が非常に楽しみだ。 流 私はプライドを持って馬に乗ります。そのことをおぼえておいてください 関係者が「こいつはものが違う」と手放しで絶賛する新人がこの流蒼次郎騎手だ。 天才とうたわれた鷹匠騎手は引退したが、新たな天才を日本競馬界は得たのかも知れない。 注目の騎手だ。 堀内 馬の力を引き出すレースを心がけます。応援してください。 馬が好きでこの世界に飛び込んできたそうだが、ただそれだけで通じるほど甘くはない世界であることもわかっている青年だ。 これからの活躍に期待しよう。 山浪 一生懸命がんばりますので応援してください。 馬に無理をさせない堅実な騎乗だと評価されている新人騎手だ。 性格も控えめだが、競馬への情熱は誰にも負けないと言い切る。 その情熱でどんな困難ににも打ち勝ってほしいものである。 小畑 まずは1勝することが目標です。みなさん、よろしくお願いします。 「競馬学校時代は、とにかくよく怒られたんですよ」と言うのは小畑純二騎手だ。 だがそれは彼が期待されていたことの証明でもある。 そんなみんなの期待にきっと応えてくれるだろう。 福田 着実に着実に力をつけていこうと思っています。よろしくお願いします。 「騎手には体力というハード面と技術や経験といソフト面があります。私はそのバランスがうまくとれた騎手になりたい。」 と話してくれたのがこの福田騎手だ。目標めざしてがんばってほしい。 上原 強い馬がいたら、まわしてください。俺の力で勝たせてみせます。 「俺、今に出世するからさ、今のうちに仲良くしておいた方がいいよ」という言葉にはまいった。 頼もしいともいえるが、あまりに子供である。 それが良い方に出れば、一流になるだろう。