最終更新日:2005/11/29
WHITE CLARITY
シナリオ
雰囲気重視の切ない話です。
各キャラそれぞれ複数ENDがあります。 設定が強引で、おいていかれることが数回ありました。 展開も強引です。 謎を残したまま終わるなど、すっきりしているとは言い難いです。 共通ルートが長めなのは別に良いですが、無意味に感じる選択肢がいくつかあり、プレイの質を落としていると思いました。 前半はゆっくりまったり、後半は急展開。 グラフィック
立ち絵よりも背景のほうが綺麗に見えます。
明るいCGより暗いCGの方が上手く描けていると思いました。 サウンド
落ち着いた感じの曲が多いです。
挿入歌はゲームに合っていてよかったです。 システム
一通り揃ってます。
次の選択肢へスキップは、繰り返しプレイしさせられるので有用でした。 演出もそれなりに凝っていたと思う。 総合
雰囲気が好きなら。
切ない話が好きな人には良いかもしれません。 以下ネタバレです。お読みになられる方は、反転させてお読み下さい。
リノが何者だったのかは、最後までわからずじまい。
話の鍵にもできそうな部分だっただけに残念でした。 魔法とかもいきなり途中で出てきてご都合主義になるのも良くないです。 主人公の頭が悪く、もう少しがんばってほしいなと思えました。 切ない話ではありますが、そこまで重い話でもないです。 リノの最後のENDを奇跡の一言で終わるようなものにしてしまったのが、このゲーム最大の敗因。 今までやってきたことを、ある意味無にしてます。 難易度が高いというか、面倒なのもマイナス面です。 このゲームにはそっち方面よりもストーリー性を重視した作品にしてほしかったです。 ここまでです。
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