言いたい事が多すぎるんで、簡単に。
正直、血を見たり、殺人、自殺ＥＮＤがあるのは以外でした。
個人的にこういうのは嫌いではないので良いのですが。
シナリオ自体、体験版プレイしてはいたのでかなりドロドロしたものになることは想像してましたが、予想外でした。
話でルートが変わるのに、そのルートのつなげ方がおかしいだろうと思われるものが結構多いのは難点だと感じました。
明らかに矛盾しているルートもありましたし。
あと、純愛をひたすら貫くルートが無いのも、なんだかなと思いました。
まあ、それをあえて無しにしたのならそれは評価したいです。
このゲームのキャラは、みんな何処か壊れてますね。
シナリオ進めると、言葉なんて性格自体が突然豹変しますし。
一番まともなキャラは刹那だったと思います。
反対側は主人公。
久しぶりに、インパクトのあるキャラでした。
思ったとおりに動いてくれないところとか、矛盾した事考えているところとか。
対象が、世界なのか言葉なのかわかり辛いのも難点です。
選択肢を選んでも、高感度がこっちじゃないだろと思うほうが上がったり。
デバック云々の話はあまり触れたくないですが、正直問題外です。
プレイヤーをデバッグ対象に見ているとしか思えません。
こんな作品にマスターアップなどという言葉は似合わないと思いました。
このシステムの所為で、かなり評価は落ちるだろう事も予想できます。
延期するのが、きつい事とはいえ、一度は延期しているのだから何とかして欲しかったです。
同じようなＥＮＤなのにＥＮＤ名が違うというルートが結構あり（特に言葉）コンプリートに苦労しました。
てか、今だってコンプしてるか不明です。
シナリオ達成率だとか、総ＥＮＤ数だとか、何かそういうものが解るものが欲しかったです。
ただでさえ時間をけるゲームなのに、ますます時間をかけてしまってはだれるだけです。
言葉がノコギリで世界を殺したり(鮮血の結末)、世界が誠を刺したり(我が子へ)、言葉がビルから飛び降り自殺したり(永遠に)、いろいろと印象に残るゲームでした。
決して予想できない事をしたことには凄いと思います。
こういったもの所為ではないですが、ハッピーエンドと呼べるハッピーエンドが無かった気がします。
人生に近いのかもしれません。
狂ってはいますが。