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最終更新日:2005/12/22
恋愛病 -The sickness of lovers-
シナリオ
設定が生きていない。
恋愛病を軸にしてはいますが、あんまり関係ない気も。
特に、後半はただちょっと重い話を延々とやり続けて、主人公の駄目さ加減が露呈するだけです。
設定は良かっただけに勿体無い。
登場人物が精神的に弱く、啓太が一番まともかも。
ある種の二股ゲーム。
グラフィック
絵は良かったです。
時々構図が変です。
枚数的には、シナリオ量的には十分かと。
サウンド
ゲームには合っていたと思います。
タイトルで流れてる曲が個人的には良かった。
システム
普通で、あるものはあります。
ちょっと重かった気がしました。
総合
絵が気に入って、主人公がヘタレでも気にならない方はプレイしても良いかも。
感情移入する人には向かないのかもしれません。
以下ネタバレです。お読みになられる方は、反転させてお読み下さい。
結局、恋愛病が何なのかは深く語られていません。
まあ、それも良いですがそれこそ設定だけだったように感じます。
啓太の死は以外でしたが、シナリオ的に話を持ってくにはそうするしかなかった気もします。
こうするなら、もっとドロドロした話の方が良かったです。
どのエンドも、主人公がまともに思えなかったのは気のせいではないはず。
序盤の方はまだ良い雰囲気だっただけに残念。
設定倒れした作品だと思う。
ここまでです。
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