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最終更新日:2005/07/27
はてなきそら
シナリオ
何処にでもありそうな、情熱を失った主人公がほんの些細なきっかけからその情熱を取り戻していくゲーム。
医療関係のゲームでは仕方ないことかもしれませんが、ちょっとご都合主義なゲーム。
まあ、患者直らず死んでたら鬱ゲーになってしまいますが。
シナリオ自体は刻に目だって特筆する点はないと思います。
現実よりはいささか都合が良すぎますが、普通にうけいられれる話です。
長さ的にも、この話ならこれで十分かと。
個別入る前の選択肢が移動選びの全体パートがちょっと面倒に感じるかも。
まあ、何処に誰がいるかはわかるので攻略に困ることはありません。
グラフィック
特に書くことはありません。
線が細い気もしますが、原画氏の特徴だと思います。
悪い絵ではありません。
若干好みが分かれるかもしれません。
主人公の顔とか結構普通に出てくるので、そういうのが嫌な人は避けるべきかも。
サウンド
ボーカル曲が3つあります。
それ以外には、十分普通に聞ける音楽だと思います。
オマケの時は、一度は聴いた音楽しか聴けないので注意。
ボイスについては、問題なし。
システム
必要なものはそろっているかと。
セーブ場所も十分です。
オマケのCG閲覧では、各キャラでどれだけそろってるかが解るのは良い点です。
総合
終盤がちょっとご都合主義に感じなくも無い普通のゲーム。
こういったものもありだと思います。
特定の興味のある声優が出ていたり、絵に惹かれたら普通にプレイしてみても良いと思います。
以下ネタバレです。お読みになられる方は、反転させてお読み下さい。
主人公の患者(律子)が、必ず病気から直るとまでは行かなくても改善の方向に向かうのは都合が良すぎだと思います。
律子の姉の裕恵シナリオでは今まで見舞いに来なかった親との確執も最後にはなくなるし、普通に助かりますし。
親が子を思うのは本来当たり前ですけどね。
綾シナリオでは、改善にいたらず死んでしまいますが、綾自身が実は同じ病気でこっちは主人公の別れる恋人と骨髄バンクが一致するというなんとも言えない偶然で助かってしまいますし。
痛いのが避けられるのはわかりますが、一つぐらいそういう話を入れても良いのではないかと思いました。
父親との確執も、結局主人公が逃げていただけ。
選択肢も詩音関係を除いたらほぼ移動先選択で決まっており、無機質なゲームをやっている感じがします。
紹介に医者になった理由の答えを求めて悩み苦しむとありますが、あまり悩んでいるようにも見えませんでした。
全体的に、話の盛り上がりはあってもただ淡々と進んでいった気がします。
ここまでです。
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