1989年度作品(第13作目)
高速戦隊ターボレンジャー
データ集
STORY
はるか昔、人間と妖精が力を合わせて封印した暴魔百族。
そして2万年の時が流れ、地球の自然が汚れ始めたため、暴魔が復活してしまった。
妖精族の生き残りであるシーロンは、正義の心をもつ科学者・太宰博士の助けを得て、妖精の光を浴びた5人の若者を探し出す。
そして、都立武蔵野学園高校の3年A組の生徒5人がその力を身に付けている事を知り、
彼らを高速戦隊ターボレンジャーとさせる。
彼らは、幼い頃に妖精の光を浴びたことにより戦士としての力を手に入れ、18歳になった時にその力が発揮されるのだ。
そして、ターボレンジャーと暴魔の戦いが始まった!
戦隊基本データ
メンバー構成 | |
レッドターボ・炎 力 (ほのお りき) (演:佐藤健太) |
ターボレンジャーのリーダーである彼は野球部のキャプテン。 夢はプロ野球選手。 モチーフとなる車はスーパーカー。 |
ブラックターボ・山形大地 (やまがた だいち) (演:我那覇文章) |
サブリーダー。 我慢強い性格。成績優秀だが、走る事が好きな事から 「走る哲学者」と呼ばれている。 モチーフとなる車はトラック。 |
ブルーターボ・浜 洋平 (はま ようへい) (演:朝倉圭矢) |
水泳部所属で、戦いも水中戦が得意。 女の子にモテる。 ピンクとは最高のコンビである。 モチーフとなる車はジープ。 |
イエローターボ・日野俊介 (ひの しゅんすけ) (演:片桐順一郎) |
体操部所属で、アクロバット戦法が得意。 ひょうきん者。 モチーフとなる車はバギー。 |
ピンクターボ・森川はるな (もりかわ はるな) (演:木之原賀子) |
バトン部所属。 頭脳明晰な生徒会長。 モチーフとなる車はワゴン車。 |
変身アイテム | |
ターボブレス | 力達が装備している変身用のブレス。 「ターボレンジャー!」の発声で変身スイッチを押す事で ターボレンジャーへの変身を完了する。 |
司令官 | |
太宰博士 (だざいはかせ) (演:岡本富士太) |
正義の心を持つ科学者。 妖精族の生き残りであるシーロンと共に、暴魔から地球を守るべく立ちあがる。 ちなみに彼はシーロンを肉眼で見ることが出来ないので、 専用スコープでシーロンとコンタクトを取っている。 |
秘密基地 | |
太宰博士の研究所 | 前期の秘密基地。 シリーズ中盤でジンバの襲撃に会い、崩壊する。 |
ターボビルダー | 太宰博士が開発していた後期の秘密基地。 ジンバの襲撃で崩壊した研究所に変わって登場した。 設置場所は妖精の古地図を参照したが、 その場所は暴魔百族の大封印の真上だった。 |
戦隊武装データ
標準武装 | |
ターボレーザー | 光線銃。 剣にも変形する。 |
個人武装 | ||
レッドターボ | GTソード | サーベル。 |
GTクラッシュ | GTソードにパワーをため、敵を切り裂く技。 | |
ブラックターボ | Tハンマー | 斧に似た金槌。 |
ブルーターボ | Jガン | レーザー銃。 ターボレーザーと合体させる事で、 ターボレーザーの威力を上げる事が出来る。 |
Jマシンガン | Jガンとターボレーザーを合体させたマシンガン。 | |
イエローターボ | Bボウガン | ボウガン。 |
ピンクターボ | Wステッキ | ステッキ。 |
ステッキブーメラン | Wステッキをブーメランのように投げつける。 | |
ステッキクラッカー | Wステッキで敵を叩きつける。 |
合体武装 | |
コンビネーションアタック | 「コンビネーションアタック!」の合図で、 ブラックとブルーが最初に敵に飛びこみパンチを決め、 次にイエローとピンクがキックを決め、 最後にレッドがGTクラッシュを決める連続コンボ技。 上記の他にも連続コンボのバリエーションはある。 |
プラズマシュート | 5人がターボレーザーでエネルギー球を作り、 それを敵にぶつける技。 |
Vターボバズーカ | プラズマシュートをヤミマルに破られた為に開発されたバズーカ砲。 ターボアタッカーのVターボエンジンを本体にリンクさせ、 エンジンを始動、そして空気中のエネルギーを集め、 レッドが標的をロックし、「GO!」の合図で砲弾を放つ。 Vターボバズーカ初始動前に、「Zバズーカ」というのがあったが、 プロトタイプ故、一回の砲撃で大破してしまった。 |
戦隊メカニックデータ
移動用メカ | |
マッハターボ | 5人が乗るバイク。 |
ターボアタッカー | レッド専用バギー。 エンジンはVターボバズーカのエンジンとしても使用される。 |
ターボマシン | |
ターボマシンとは? | ターボロボの合体ユニットとなる車型マシンである。 |
ターボGT | レッドのスーパーカー型ターボマシン。 飛行が可能。 |
ターボトラック | ブラックのトラック型ターボマシン。 |
ターボジープ | ブルーのジープ型ターボマシン。 |
ターボバギー | イエローのバギー型ターボマシン。 |
ターボワゴン | ピンクのワゴン車型ターボマシン。 |
巨大ロボ・その他メカニック | |
ターボロボ 全長:46m 重量:388t |
5体のターボマシンが合体して出来る巨大ロボ。 「合体シフト!ターボロボ!」で合体スタート。 GT、トラック、ジープが合体フォーメーションを形成する為に飛行を行い、 トラックが腕と胴体、ワゴンが脚に変形合体、この状態でジープとバギーに合体し、 最後にGTが合体する。 「チャージアップ!ターボロボ!」で完成。 <<主な武装>> 高速剣 必殺剣。 ターボシールド ターボトラックの荷台が変形した盾。 ターボカノン ロボの腰に装備されているレーザー銃。 ターボパンチ 空中回転しながらパンチを打ち込む。 <<必殺技>> ターボクラッシュ 高速剣で敵を斬り付ける必殺技。 |
ラガーファイター | ターボラガーに変形する巨大戦闘機 |
ターボラガー 全長:41.5m 重量:320t |
巨大戦闘機・ラガーファイターが変形したした巨大ロボ。 変形キーワードは「変形シフト!ターボラガー!」。 「セットアップ!ターボラガー!」で完成。 その名の通り、ラグビー選手のような動きで戦う。 <<主な武装>> バトルボール ラグビーボール状の巨大爆弾。 ビッグラガーガン 肩に装着されたカノン砲。 <<必殺技>> スクリューラガーキック ラガージャンプで大ジャンプをした後、きりもみ回転しながらキックを放つ必殺技。 |
スーパーターボロボ 全長:51.2m 重量:708t |
ターボロボとターボラガーが合体した超巨大ロボ。 合体キーワードは「スーパーシフト!スーパーターボロボ!」。 <<必殺技>> スーパーミラージュビーム 胸ら発射される破壊光線。 |
スーパーターボビルダー 全長:68.5m 重量:3468t |
ターボビルダーにスーパーターボロボが格納される形で合体した要塞ロボ。 <<必殺技>> スーパーターボビルダービーム スーパーターボビルダーの胸から放たれる破壊光線。 |
ターボレンジャーの敵・暴魔百族
解説
二万年前、人間と妖精族たちに封印された悪の部族。
しかし、地球の自然が汚され、それがきっかけで封印が解かれてしまった。
暴魔城を拠点に地上侵略作戦を進める。
首領 | |
暴魔大帝ラゴーン ネオラゴーン (声:渡部 猛) |
暴魔のボス。 ヤミマルの策略で一度はターボレンジャーに倒されるが、 後にネオラゴーンとして復活する。 |
幹部 | |
暴魔博士レーダ (演:石橋雅史) |
暴魔の最高幹部。 シリーズ中盤でターボレンジャーに倒される。 |
姫暴魔ジャーミン (演:岸 加奈子) |
素顔は蛇である女性幹部。 レーダ同様、シリーズ中盤でターボレンジャーに倒される。 |
暗闇暴魔ジンバ (声:平井誠一) |
暴魔最強の戦士。 やはりレーダ同様、シリーズ中盤でターボレンジャーに倒される。 |
かっとび暴魔ズルテン (声:梅津秀行) |
お笑い担当の暴魔。 最後まで生き残った。 かっとびズルテン号という車に変身する。 |
怪人 | |
暴魔獣 | 暴魔の怪人。 名称は「XXボーマ」。 巨大化方法は、各幹部の放つ怪光線で巨大化する。 怪光線を発するパターンは幹部によって違う。 <<各幹部による怪人巨大化のパターン>> レーダ 笛を吹く事で空が暗くなり、その空にアンモナイトの幻影が現われ、 そこから発せられる怪光線で暴魔獣は巨大化する。 その時のターボレンジャーは、笛の音色に苦しみ、何も出来ない状態になる。 ジンバ 手を空にかざす事で空が暗くなり、その空にジンバの幻影が現われ、 そこから発せられる怪光線で暴魔獣は巨大化する。 ジャーミン 口から怪光線を空に発する事で空が暗くなり、 その空に蛇の幻影が現われ、そこから発せられる怪光線で暴魔獣は巨大化する。 ズルテン ほら貝を吹く事で発せられる怪光線で暴魔獣は巨大化する。 ヤミマル ヤミマルのペット(?)であるヤミグモから発せられる怪光線で巨大化する。 |
戦闘兵 | |
ウーラー兵 | 戦闘兵。 他に、ウーとラーという隊長がいる。 |
戦闘機 | |
ガーゾック | 暴魔の戦闘機。 |
第三勢力・流れ暴魔 | |
流れ暴魔ヤミマル・流星 光 (ながれぼし ひかる) (演:田中良典) |
人間と暴魔の混血。 流星光と名乗り人間界に潜伏。 後に、キリカの覚醒と共にパワーアップ、 ラゴーン亡き後、暴魔百族をのっとる。 最後は、キリカと共に生き延び、人間として生きる道を選ぶ。 |
流れ暴魔キリカ・月影小夜子 (つきかげ さよこ) (演:森下雅子) |
人間と暴魔の混血。 ターボレンジャーの5人と同じクラスだったが、人気はいまひとつだった。 ヤミマルの影響を受けて流れ暴魔として覚醒する。 最終決戦で、自らの過ちに気づき、ターボレンジャーに味方する。 最後は、ヤミマルと共に人間として生きる道を選ぶ。 |