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今週のつぶやき

[ごあいさつ]に戻る

 

2月25日〜3月3日

ハイ、予告通りメール投稿を取り上げます。
差出人は、梓 理宇奈さんです。
メールの内容は、別段問題ありませんので、まず全文を掲載します。
それから、レスとして僕の考えを述べていきますね。


...んと、伝言板で書き込みました、私なりの意見を、約束通りお送り致します。

セガ事実上の家庭用ゲーム機撤退が正式発表されて、はや半月が経ちました。
...でも、SSからの大赤字を引きずっていたとはいえ、
あの撤退発表はまだ早すぎたと思っています。

もしも、DCを実際よりも一年遅く発売されていたら、
SSでしばらく辛抱していたら、
負債を抱え込む事態に陥らなかったかも知れませんね。
これはあくまでも、仮定にすぎませんが。

今年度はセガとカプコン、そしてインターチャネルにゲームアーツと、
ゲームを発表してくださり、DC普及を大いに健闘してくれました。
...でもその反面、その他の大手ゲームメーカーは、
なにやってたんねんなっっっっっっ!!と私は憤慨していました。
少数のセガユーザーよりも、大多数のプレステの方が大事なんだね、とひねくれるくらいにです。
確かに、企業として経営なくしてはやっていけません。
現に、ユーザーと親密だった(?)SNKとかのゲームメーカーが破産宣告したり、
ゲームから撤退したりと、悲しいニュースが飛び込みましたし。

しかし、そのプレステを出したSCEの乱造経営が、
ゲーム業界の冷え込みを呼んだのも、大きな事実です。
最後までゲームにこだわったセガが、そのとばっちりを大いに受けました。
ポケモンの版権で乗り切った任天堂のようにはしなかったですが、
そこはセガの頑固とも取れる、意地かもしれません。
いつも私がセガの経営法を
「良心的に言えば不器用。でも、悪く言えばユーザーの声が反映されにくいところ」
と、感じたことを率直にいっています。
逆にいえば、そこがセガの個性でありますけど。

家庭用ゲーム機でインターネットが楽しめ、
PCより手軽にオンラインゲームがプレイできるDCが、
今日まで振るわなかったのは、ソフト不足がよくあげられていますが、
はたしてそうでしょうか?

ひたすら良品質にこだわったDCのゲーム、
大量乱造ばかりのPSなんかより、購入意欲をそそられました。
特に今年度のRPGは。
しかし、結局世間はドラクエとFFにふれまわされていました。
それも、発売前はあれほど大騒ぎしておいて、出たらたちまち忘れ去られたのに。

力及ばずとも、オンラインゲームの普及に貢献してくれたセガ分社のメーカーや、
サードパーティにとって、DC撤退の発表は複雑な心境でしたでしょう。
そして、私たちユーザーも同じく。私は今でも納得いきませんもの。
「仕方ない」ってのはわかっていても「ざけんな、ボケっ!!」の感情がいまだに強いです。
受け入れたくないってゆうのか。

来年をめどに、私もPS2を購入するでしょう。セガの為に。
そのころには、いまのわだかたまりがほぐれたらいいのですが。

...結局、私の愚痴に終わってしまいましたねlllb。すみませんlllb。
わたしがここまでPS(と、スクウェア)を嫌い、セガサターン、
そしてドリームキャストについたのは、これが要因になっています。


ハイ、力作です。思った事をシッカリ隠さずに書いています。
意見がハッキリしているので、僕としても返事しやすいです。

>あの撤退発表はまだ早すぎたと思っています。

僕は早かったのでなく、内容に問題があったと思います。
事実上、切り捨てですから。それも誰も良い気はしないでしょう。
株式上場企業としてのセガとしては良かったですが、
ゲームメーカーとしては最低だと思います。

ユーザーもお店もソフトメーカーも裏切られてますから。

>少数のセガユーザーよりも、大多数のプレステの方が大事なんだね、
とひねくれるくらいにです。

基本的に現在、全てのゲームがあんまり売れてないみたいです。
それは、ゲーム自体の出来、ソフト自体の多さ、
あと売れるソフトと売れないソフトの差が激しいです。
僕の欲しいソフトは、お店の人が知らないという事も、よくあります(涙)
プレステが大事なのは当たり前で、ユーザーが本体を持っていれば
対応ソフトを買ってくれるかもという最低の条件は整いますから。

気持ちは解りますが、確かにひねくれてます(笑)。

>最後までゲームにこだわったセガが、そのとばっちりを大いに受けました。

一概に否定・肯定と決め付けられません。
セガも独自の路線を貫けば良かったのですが、
ソニーの成功を見てマネしてましたよね?

それが、周りにダサいと写ったように思います。
あと、僕はセガの姿勢がコロコロ変わるので、正直イヤでした。
ゲームにこだわる製作者は機種問わずいると思います‥‥。
が、ソニーの方が大衆受けを狙ってるよーな気がしますが、気のせいかなあ?
まあ、ソニーはCMが上手いですよ。

>セガの経営法を
 「良心的に言えば不器用。でも、悪く言えばユーザーの声が反映されにくいところ」

僕もこう思っていたのですが、よく考えたらおかしいです。
こんな経営をしているから、ヤバクなるんですよね?
今、日本の企業の経営の厳しさは、就職戦線を経験した人なら解ると思いますが、
セガのような経営をしていて社名がセガでなくゲーム関係でない会社なら、
果たして、人が集まるか?と思います。

みんな逃げてくし、周りの評価も高くないですよね。

ですから、僕らユーザーの目も甘かったとしか言い様がないと思います。
寄らば大樹の陰みたいに思っていたのでは?

>DCが、今日まで振るわなかったのは、ソフト不足がよくあげられていますが、
はたしてそうでしょうか?

やはり、本体の普及が進まなかったのが最大の原因かと思います。
ただ、DCが悪いのでなく、最新機種を買う人が減ってると思います。
それは、ゲームが嗜好品で、持ってなくても生活には困らないという前提があり、
ゲームメーカーの思惑通り、ホイホイとお金を使ってくれる人は少ないです。

僕の周りでも、プレステ1とサターンで止まっている人が結構います。
「ゲームに、もうお金使うのは勿体ないし、今持っているゲームで十分だし、
他に楽しみはいっぱいある」
と、言われてしまえば、最後ですけどね。

>来年をめどに、私もPS2を購入するでしょう。セガの為に。
そのころには、いまのわだかたまりがほぐれたらいいのですが。

僕は、プレステ2を買う気ないですね。
(買う・買わないは自由ですし、僕も欲しいソフトが出れば買いますよ。)

原因は、最近のゲームは<ゲーム>を遊んでいる気がしないのです。
あまりにリアルで精密で、ゲームの楽しみというか
ゲームだからこそつけるウソが減ってるかなと。

リアルシミュレータが悪いというのでなく、良いんです、そういうのがあっても。
でも、どれもコレも同じ方向を目指すのはおかしいですよ。
表現が緻密になる代わりに、ウソがつけないのでしょう。
ついたら、見た目が悪くなる、そしたら売れないという強迫観念があるのでしょう。


かなりキツイ事を書きましたが、僕は今回のセガに怒っています。
周り全部を切り捨てていますから。

ファミ通DCに興味深い記事が載っていました。
セガの分社や主なソフトメーカーへのDCの今後を聞いた記事です。
ゲーム攻略以外のホネのある記事を書く雑誌は、僕の経験では
休刊になっているのですが、大丈夫ですか(苦笑)?

セガの部署は、上手く言いつくろっているのですが、
他の方は本音でまくりです!
まとめると‥‥。

あの発表では、誰もいい思いをしない。
ソフトメーカーや業界の事を考えて欲しい。
DCでコレから1年をやっていけると思っているのか?(ムリでしょ?)

各社とも自社のソフトの作り方に基づいての面白い表現をしていました。
いわゆるギャルゲーを出しているNECインターチャネルは、
「今の規制だと、童話か、物を壊すか、格闘モノしか創れない」
というのが印象的でした。
童話というのが特に強く、Kanonを遊べば分かりますよね?

で、お店の人も、本音を言ってました。
要するに、セガが信頼出来ないので見捨てざるを得ない‥‥と。

地元でも、チョクチョク聞いています。
但し、任天堂でも、ソニーでも酷いそうでして、
ハードメーカーだけでなく、ソフト会社も酷い所もあるそうです。

無論、お店も場所という物理的な制限があるので、
売れ筋の商品を並べます。

DCも苦しいでしょうねえ。

ドラクエとかFFとかお店1つで初回入荷が300本とかで、
他のソフトで売れるのが1本とかだと、当然、力の入れ方が違いますよ。

ただ、DCに関しては、セガがソニーのマネをしてギャルゲーの固定層を切り捨てた事。
それに対し、その層は他の機種に目を移してしまい、固定層がいなくなった。

そして何より、ラインナップの多くが、ギャルゲーという
矛盾した結果になっている事。

言う事とやる事が違うやないか、と。

こんな所かな。

p.s.新聞の経済欄にゲーム関係の記事が、大体、週一ペースで載っています。
よーく見ると面白いですよ。

 

2月18日〜2月24日

今週分の記事は、実は掲示板にちょろっと書き込んでおこうと思ったのですが、
時間がないので放っておいたら、時期を逸してしまいました。

でも、絶対に触れたい話題だから、今週分の記事にします。
メール投稿もありましたが、そちらは来週にまわします。
今週と来週は続き物みたいになると思いますよ。
ご了承下さい。

僕はドキュメンタリー番組を見ることが多いのですが、その中に興味深い番組がありました。
日本テレビ系列で放映している『スーパーテレビ』で、2月12日(月)に放映分で
ゲーム業界の事に触れていました。

番組は、この不況の日本で奇跡の成長を遂げるゲーム業界についての密着レポートで、
主にセガの分社の1つ、水口哲也さん率いる会社を取り上げていました。

番組を見て感じた事は、ゲーム会社と言っても他の普通の企業と変わらない事。
ゲームにお金を出すお客(プレイヤー)にどれだけ楽しんでもらうか?
という点で、大多数のサービス業と何らかわりないです。

普通の企業よりもっとキツイと思います。
大体、徹夜で何日も会社に泊まりこんでひたすら面白いゲームを造るとか、
「人の気持ちを動かすにはココまでせなならんのか?」と怖くなりました。

番組では、ヒットゲームを生み出した企画者に対して、
どのような着眼点がヒットを生み出すのかという点に重点を置いていて、
多い話題が、自分の感じた事、やりたい事をゲームにして擬似体験してもらう
といった点です。
自分が遊びたくならない事を果たして他人がやろうとするか?
という、サービス業では当たり前といえば当然の事ですね。

僕も遊ぶ時は、頭を真っ白にして遊びますから。
最近、頭を空白にして遊びまくる事が減ってきて、
自分もおじさん?になったかなあと思いますよ(涙)。

自分が社会人であるせいか、こういった点に注目してしまいます。
多分、番組もそこに注目して欲しいのだと思います。

番組では、ゲーム業界の成長とか華やかな面ばかり強調していましたが、
セガのDC撤退も最後に取り上げていて、
コレは、記者発表が1月31日、番組放映が2月12日で
時間的に余裕がなかったのが残念です。
この点で生の創り手、遊び手の意見が聞けたらもっといい番組になったと思います。

ただ、番組で触れられなかったのですが、(というか放映後に明らかになったのでムリ)
プレステのソニーも大幅減収とか、
プレステの旗手・スクウェアも大幅減収でUSA社の坂口 博信さんが、
副社長を辞任とか、
セガに限らずゲーム業界全体でも冷え込んでいる実態を
見逃してはいけないと思います。

 

2月11日〜2月17日

この週は、ひたすらにサターンのフレンズを遊んでいました。

他に遊びたいゲームもあったのですが、ある理由で自分に責任を感じ、
完全クリアすべき‥‥!!と思った次第です。

詳しくは、『アルバム・げ〜む』内で述べようと思います。

最近、更新遅れ気味でホントに申し訳ないッす。

HPの更新記事を書くか、ゲームを遊ぶかの
二者択一に苦しみますが、
やはり、自分にとって休憩と、ゲームを遊ぶ事で感性を磨く方が長期的には有利
と思います。

いつも来て頂いて申し訳ないのですが、ご了承下さい。
お願いします。

 

2月4日〜2月10日

今週は、オタクについて書こうと思う。

大体、オタクって、アニメ・ゲーム・マンガあたりに詳しい人の事を言うと思う。
そして、この呼び名の意味は、あまり良くない。

何年か前、学生の時、知人が後輩に僕の事をこう紹介した。
「コイツ、オタクなんだ。でも僕はコイツみたいなオタクとは違うから」と。
随分、酷い紹介で、それ以降そいつの事を友達とは思わんのですが、
こういった様に世間様のイメージが悪い。

悪いままのイメージを持っていたんだけど、最近、目からうろこが落ちる経験があった。

それは東大でオタク文化論のゼミを開いている
岡田斗司夫さんの『オタク学入門』という本です。
この本と岡田さんは数年前から有名ですね。
『オタク学入門』は、タマタマ本屋で文庫になっているのを見かけたのです。

どういう本かというと、要するにオタクであるためには、それなりの教養がいる事。
ただアニメを見てキャーキャー言っているだけでは、ただの人。
製作者がどういう意図でこうしているのか読み取れなくてはダメという意見とか。
映画の見方でも、アニメではなく、ハリウッド映画を取り上げて、
「こういう風に読み取る」という実例を示していて、
アニメに興味ない人が見ても「なるほど、そういう事か」となり、
アニメしか知らない人が見たらつまらないと思います。

オタクとは、日がな部屋に閉じこもってビデオやマンガばかり見ているとか、
服のセンスがないとか(笑)、
太ってるとか(苦笑)、
まー、あまり対外的にいいイメージないですね。

逆を言えば、それくらいある分野に特化しているので、他の分野でおろそかになっている
のでしょうね。
全員が全員、そうであるとは言えませんけど‥‥。

とにかく、『オタク学入門』を読んで理解するのも、それなりの知識体系が要ります。
まあ、僕なんか、「ほぉ、なるほどなあ‥‥」とか、感心する事が多かったですけど。

で、ゲーム好きな人もオタクになりますね。
最近は、多少増えてきましたけど、ふつう「大の大人が何してんだ?」とか言われませんか?
僕は、中学生の従兄弟とガンダムの話をしていたら、親が呆れてました。

僕は思うんだけど、オタクが悪く言われる原因は、やはりあると思う。

「好きな事を、数珠(じゅず)のように紡いで生きていける訳ないじゃないか!」
この言葉、知ってますか?
エヴァンゲリオンというアニメであった製作者いわく、アニメファンへの言葉です。
僕、この言葉外れてないと思います。まさに会心の一撃です。

僕の周りのアニメオタクは、好きな事しかしてないんですよ。
人間として生きていくためには、ガマンしなきゃならない場合ってのがある。
それは、学生を終えて社会人になれば痛感すると思いますが、
「食っていくためにはしゃあない」と自分を慰める時もある。

この辺の一般常識さえあれば、オタクは悪く言われないのになあ‥‥と残念に思う。
とは言っても、僕自身オタクだとは思っているし、認識が甘かった部分もある。

今週はゲームとは関係ない感じですが、ゲーム遊んでていつも思うというか、感じます。
「オタクだよなあ」って言う周りの視線が。
というわけで、『け〜じばん』の方、オタクについて思う事を書きこんで頂ければ幸いです。

 

1月28日〜2月3日

僕がワンダースワンカラーを購入した事を書きました。
で、今週は携帯ゲームについてです。

今週、ファミ通を読んで来て、携帯ゲーム機についてたくさんページが割いてあって、
それについて感じた事を書きます。

僕個人の考えですが、「携帯ゲームで、このゲームを遊ぶ必要があるんか?」
と思うゲームがあります。

ファミ通DCで、PiaキャロットへようこそのGB版で、
『「なぜ、携帯ゲーム機で〜?」と書かれてそうかと思った』と
製作会社の人がインタビューに答えていますが、
僕はおかしいと思いました。

家でじっくり腰を据えて遊ぶジャンルのゲームを
せわしなく携帯ゲームで遊ぶ必要ないんちゃう?
と思います。

とかく、なんでもカンでも携帯ゲームで出せばいいもんでもないだろうと思う。

で、悲しい事も書いてあった。

FF4〜6をワンダースワンで出す事は不可能であるというコメント。
新(携帯ゲーム)ハードで出す可能性があるというコメント。

僕はワンダースワンのFF1を見て、コレ以上のグラフィックの緻密さは要らない、
と思いました。
というのは、画面が小さくてあんまり情報を詰め込んでも見た目に分からない事。

(僕は、視力はメガネをかけるほど悪くなく、裸眼で生活している普通くらいです。)

あと、複雑なストーリーになっても理解できません。
結構、単純に物語が進行してくれた方が、いいように思います。

テキストを読んでいて、「何だっけ?」と考え込むくらい複雑では、
携帯ゲーム向きでないと思っています。

どうなんでしょうか?

僕が、ローテクのパソコンから出発しているからか、
移植不可能といわれつづけてきたソフトが努力によって移植された
という結果を何度も見てきています。

僕は開発者が勘違いしている事は、
「携帯ゲームだから、とにかく見た目を貧相にしてはいけない」と思い込んでいると思う。

僕はそうでなく、機種に向いたデザインを考える事が先決であると思う。
その中で、そのゲームを『完全』再現、もしくは再現+αする事でなく、
「遊びやすさ」を最も考えて欲しい。

完全再現しても目に付かずプレイヤーの心に残らなければ意味がないと思いませんか?

今のゲームは昔と比べ手間がかかるので簡単にすべきと言って、
ファミコン初期の出来のゲームを出して、『革新的な作品』とメーカーが言っていたが、
そりゃ「他のメーカーが時代に逆行するようなゲーム出すわけないわな」と思う。
雑誌紹介を見て大笑いした「里○の謎」というゲームです。
いくらクソゲーをつかまさせられて友人連中に笑われる僕でも「アホか?」と思いました(笑)。

僕が今まで携帯ゲーム機を買わなかったのは、
そんなにしてまでゲームする必要ないと考えていたからで、
今買ったのは、必要が出てきたからですよ。

そんな僕のこの意見はおかしいですか?