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今週のつぶやき

[ごあいさつ]に戻る

9月24日〜9月30日

今週は仕事面では忙しくないものの、プライベート面で忙しくバタバタしてました。

とりあえず、用事で頼まれモノがあって、そのついでにゲームショップをのぞいて来ました。
そこで、新作コーナーで見つけたゲームソフトに考えさせられました。

『ルナ2・エターナルブルー(PS版)』がザ・ベスト版として¥2800円で売られていました。
僕個人の考え方として、この作品(ルナシリーズ)をプレステで出す事はやめた方がいいと思っていました。
それは、よくある「セガ(のゲーム機)の名作を何でプレステで出すんだよ」という感情論でなく、
「プレステで出してもダメ(売れない)だろう」というものです。

どういうものかというと、ルナは基本的に2Dです。
3Dポリゴンゲーム主体のプレステで出た所で、振り向いてくれないだろう、と。
プレステの場合、まず視覚的に(目の)肥えたユーザーがいるから、
正直言って、出しても売れないだろうと思いました。

ルナ自体はストーリー主体の、どちらかというとFFタイプと考えていいと思います。
しかし、FF自体、SFCからプレステへの移行に際し、3Dポリゴンを前面に出しています。
コレはグラフィックを追求するスクウェア社の意向ですが、
ユーザーから見れば変化は一目瞭然です。

それに対し、ルナはメガドライブからの移植。
よくなったとはいえ、メガドライブ版を知らない人にとっては、今の基準で出来を評価します。
(僕自身は、ルナ自体楽しんで遊べたので悪い印象はないですが‥‥)
セガ系雑誌を購読していれば(僕の場合、当時のサタFAN)、ルナはいいゲームだよという評判を
見れますが、そうでないユーザーにとってはアピールする部分が弱いです。

この1件で何が言いたいかというと、『何でもかんでも出せばいい』ものではないという事。
『出せば売れる』という時代は既に終わっていて、
メーカーも売れる商品として考えなければいけないと思う。
でないと、消費者もメーカーも徒労に終わるだけだと思うからです。

どうでしょうか?

別に、僕はルナをけなす意味で今回の記事を書いたのでありません。(あるゲーでも取り上げたし。)
タマタマ出先で見かけたのですが、そのお店は売れ線とベスト版しか置いてないという所でした。

 

9月17日〜9月23日

さて、今週はネット上や、ニュースでチラホラ目にかかる、ゲームイベントについて書こうと思います。
東京ゲームショウとか、そういう展示イベントものです。

割と濃いめのマニアであろう僕ですが、この手のイベントに行った事がないのです。
そもそも行こうという気が全く起こりません。

イベントでは、人を集めたいのでしょう。
当然、交通の便の良い所になります。
基本的に、東京・大阪・京都・愛知(名古屋)・福岡あたりでしょうか‥‥?

で、僕の場合、一番近いところでさえ往復で1万円くらい予算を考えないといけません。
それに、自宅へ戻るまでの交通機関の時間も考慮に入れなければならない。
更に、その上、イベント会場に入るのさえ、お金がかかる場合が多いです。
雑誌で見たところ、入場料に東京ゲームショウなら中学生以上1200円かかります。
(僕は当然1200円払う年齢です。)

こんな状況では、僕は行ったところで何ら得るモノがないと思っています。

はじめに、電車やバスに黙って乗っている『時間』がムダです。

行って見れる『最新ゲームの開発画面など』ですが、僕はあとで雑誌で立ち読みするくらいで充分です。

会場には、人がたくさんいて、ごみごみしています。
『少し、展示物を見るだけ』で疲れ、時間がすぎます。貴重な休日を1日使ってまで‥‥。

あと、『参加イベントなどで、かっとぶ人たち』が時々います。コレ、迷惑です。常識を考えて欲しい。

最後に、『こんなコトにお金を使うなら、欲しいゲームを1本でも買った方が、自分にとって有益です。』

この理論は、僕個人の考えですが、いくら好きなものとはいえ「金を払え」となれば、普通考えませんか?

元々、業者さんに向けてのアピールといった感じで、このようなイベントがあるわけですが、
一般の人たち、いわゆるライトユーザーを取りこもうという目標のため、
こういったイベントが増えてきたのですが、騒いでいるのは『一部のコアな人たち』だけで、
『ホントのライトユーザー』ってもっと冷めていると思います。

だって、1年に1本買うかどうかの人たちで、とりあえずFFやドラクエだけは押さえておいて、
あとゲームがしたくなったら借りたり、中古で買って解き終えたらまた中古屋さんへ売り返すという
人が僕の周りには多いです。
そんな人たちが、わざわざ丸々1日つぶして、更に金を出してまでデモ画面を見たり、
テストプレイをしたがるとは思えません。
というか、誘っても一緒に行こうとはしません。

だとしたら、もっとメーカーと普通のユーザーとをつなぐ行動をした方がいいと思います。
メーカーがはじめた直販体制(いわゆる通販)で、少しでも、安く早く手元に届くように努力するとか、
僕らとメーカーの掛け橋の小売店と連絡をとってアピールするとか、
色々あると思います。

基本的にイベントに参加するような人たちは、濃いマニアの部類だと
メーカさんやメディアが、あんまり解ってないように思います。

で、普通のユーザー向けの戦略で掲示板にもあった書き込みで
通販での問題点を来週書き足していこうと思います。

9月10日〜9月16日

ときめきドラマシリーズvol.1『虹色の青春』あとがき

この作品自体、遊んだのは何年も前ですが、鮮烈に覚えています。
さすがに、細部はうろ覚えなのですが、骨子と感じる部分は僕のいい思い出になっています。

この作品、資格試験の試験日の20日前に用事で出かけた先でタマタマ見つけて
安かったので買って帰ったという作品なのですが、
雑誌で6時間程度で終わるというレビューを読んでいたので、1クリアしてみようと、
資格試験の勉強をそっちのけで3日間使って遊びました。

その後、スッキリした気分で資格試験の勉強にとりかかれたので、いい方向に影響しました。
余談ですが、その資格試験には合格しました。何事も集中です。

さて、この作品、僕が自分の人生の方向を見失ってさまよっている時に遊ぶ事が不思議と多いのです。
その意味では、第1回に取り上げたポリスノーツと同じなんです。
ゲームの中で1つのハードルをクリアしたことを実感できるよい作品です。

まあ、ヒロインの女の子の事を全然、前知識なしで遊んでも嫌いになる人は、そうはいないと思います。
また、このシリーズのアクセントになっているミニゲームも僕にとっては、最適でした。

このミニゲームが結構、曲者なんです。
vol.2は音楽のバンドが活動主体なので、当然リズム感ある音楽ゲームが入ってますし、
vol.3はサターンの解像度では、誤字を見つけるという事が、意外なネックです。

リズム感については、DDRやカラオケなどで現実の僕を見ていれば笑って納得できると思います。
要するにドヘタです。
誤字発見については、僕は目が悪くはないのですが、サターンのテレビ画面はにじんでいるようです。
あと、vol.3については、サターンは豪華限定版のみの発売で、
サターンの晩期で生産自体が少なく入手困難です。
また、シリーズものの常として、以前の作品内容を少し知っていないと解らない表現があるので、
見送っています。

 

9月3日〜9月9日

今週は、『ゲームに絡む話』で、とても悲しい事がありました。
『あるゲー』の9月号分の記事を書いていたのですが、差し替えます。
『あるゲー』の方の記事は大体出来ているので、来週にはアップしますね。

実は、前々から発売を期待していたゲームソフトの発売日が決まった事は嬉しいのですが、
その事で、また、悲しい事もあったのです。

そのソフトは、『メルクリウス・プリティ(NECインターチャネル社)』です。
このソフト、初回完全限定生産という形をメーカーさんが取りました。コレで3回目です。

この事に最初は、「またか!」という怒りの気持ちが大きかったのですが、
それだけでもないのです。
雑誌の記事しか読んでないのですが、何か逃げて欲しくないという気持ちの方が大きいのです。

(注意:NECインターチャネル社のHPを確認しましたが、何も触れていませんでした。)
というのも、文句を言いつつ僕は結構、この会社のゲームソフトを買っているのです。
しかし、限定生産である以上、欲しい人には行き渡らない可能性はあるわけで、
結果的に売り逃すという事実もあるでしょう。
1メーカーを批判するという形でなく、どうしてこうなるのか考えを述べていきます。

(1)ソフト市場が良くない

コレはその通りなのですが、売れないソフトは、たとえプレステだろうが、売れないし、
現に不良在庫を出したくないために、(機種関係なく)全然仕入れないというソフトもあります。
で、DCの場合なのですが、ある一定期間が過ぎると、ワゴンセールの叩売りのケースが、
僕の時々見に行く大手量販店でありました。

(2)利益がない

この事も何度も触れていますが、売りっぱなしという現状では、いかに小売側が賢く
入荷分を売りきるかにかかっています。
現状、人気機種のプレステでさえ10本仕入れて、売り切らないと利益がなく、
1本でも残ると赤字というのでは、いっそのこと仕入れないというケースも出てくるわけです。

(3)いいソフトを創っても売れない

という事が、(1)・(2)の結論として出てくるわけです。
小さい会社には苦しいですね。
最近はTVCMだけでなく、豪華限定版のようにしている場合も多いわけですが、
高い上に売れるかどうか分からない、というバクチ性の高いハイリスク・ローリターンでは、
しらけてきちゃうかなと思うわけです。

あとは、発売新作ソフトが多すぎるという根本問題があるわけですが、ココでは関係ないので、
提起のみに留めておきます。

(4)結果

結論として打ち上げ花火のような、大掛かりで一発屋みたいになっちゃうのが現状でしょう。
メルクリウス自体も、紹介記事を見る限り、おまけがあって「コレで儲けがあるのかな?」と思います。

僕が文句を言うのは、特にNECインターチャネル社の場合、延期は毎度のコトながら(苦笑)
キチンと創り込んであるゲームばかりで、ちゃんと遊べるんですよ。

(例えば、ブラックマトリクス/ADですが、『あるゲー』にも取り上げ、
DCを持っていて、タクティカルSLGが好きな方なら、まず遊んで欲しいタイトルです。)
しかし、この会社の作品は少女ゲーで特定ユーザーを選んでしまうジャンルが多いのですが、
そのユーザーに対して、キチンとアピールしていないと思います。

実際、僕もこの会社の作品はカノン(予約、購入)、春雨曜日(購入確定!)、そしてメルクリウス〜ですが、
ハードメーカーのネット通販で(発売が11月なのに)既に予約しました。
僕は買えて良かったけど、他に欲しくなった時に買えないという方が必ず出ます。

元々、ゲーム自体、他の分野の商品に比べて売れる期間がとても短いのですが、
欲しい方に行き渡らないというのはおかしな現状ですよね?
だから、冒頭で逃げていると書きましたし、悲しかったのです。
いい物はいいと声を大にして言ってもらいたい!

で、雑誌媒体もシッカリと、このような問題を取り上げて欲しいです。
ゲームレビューで何点とか言っているだけでなく‥‥、
メーカーもライトユーザー獲得と念仏唱えるみたいでなく、言い過ぎかな?
今のままだと、せっかく創られたソフトも、僕らユーザーも使い捨てられている感じです。