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今週のつぶやき

[ごあいさつ]に戻る

3月26日〜4月1日

今週は、先週の記事で取り上げた『エルドラド・ゲート』の続きです。

このゲームの紹介は、難しいと思います。

もともとRPG(Role Playing Game=役割を演ずるゲーム)という
枠の中には、入っていると思います。
しかし、既存のRPGにある俗にいう経験値稼ぎが無い以上、
必然的に謎解きを演ずるという部分の比重が大きいと思います。

問題は、雑誌媒体のアナウンスの仕方でしょうね。
どう紹介していいか、難しいところなんですよ。
インタビューで『誰でも最後まで楽しんでもらえるような‥‥』といった書き方だったので、
攻略記事は基本的に見なくていいということになります。
イキナリ、謎解きの答えが書いてあって見てしまったら、
3時間かかる部分が、1時間くらいで終わってしまうみたいな結果になるのかな?

だから、いきおいでラスボスの写真がドカーンと載ってしまったりするかもしれません。

あと、アナウンスで紹介する価値があるのは、VMを使ったデータのやり取りがあるので、
そこしか紹介しようが無いと思います。
しかし、隠しイベントは、この作品の価値を下げるのではないかと思います。
なぜなら、ゲームを遊んでいて、ふと、あるキャラの人間くさい他愛ない仕草を見て、
そのキャラのファンになる‥‥なんて事ありませんか?

僕はこの作品を遊ぶ(買う)つもりですが、そういう事態があるのなら買う気が失せますね。
つまり、気軽に何回も遊ぶ時間的余裕が無いからです。
繰り返しプレイを何度も強要するのなら、コレまでのゲームと同じです。
そういったユーザー向けというカプコン社がこのジレンマをどう解決するのか、
コレから期待してみたいと思います。

 

3月19日〜3月25日

今週、電撃DCを買ってきた時に、とても興味ある記事がありました。
もう、各雑誌で発表されているでしょうね。
それは、カプコンの岡本吉起さん発案(?でいいのか)のエルドラドゲートというゲームについてです。

僕は社会人で普段、月曜〜土曜までは仕事で働いています。
当然、帰ってきたら疲れているので、ゲームをする事は、まずないです。
まとまった時間が取れるのは、日曜に2〜3時間、ゲームを遊ぶ程度ですね。

そのとき、この前、何をしていたか、解らなくなっているんですよ(T_T)。
僕が元々、物覚えが悪いという事を差し引いても、最近のゲームは大作志向なので。
岡本さんのゲームは、もっと、手軽に遊んでもらうコトが目標のゲームです。

そんな人向けのゲームなんです。今回取り上げたゲームは‥‥。
記事を読んでいくと、こう思いました。
手軽に子供の頃、連れの友達と駄菓子屋で少ないお小遣いをやりくりする感覚ですか?
そんな感じ‥‥。

電撃DCの中にインタビューがあるんですが、その記事で岡本さんが語っている事にうなずく事が多い。

僕個人の意見ですが、
最近のゲームは、遊びこんで経験がある人向けのゲームばかりの気がします。

この事はメーカーさんも考えているみたいで、あちこちのメディアで、
今のゲームに危機感を感じていると語っています。
不安でしょうね?自分たちの創った作品(ゲーム)が、面白いかどうか解らない。
なぜなら、クリエイターの方も社会人で仕事が忙しくて、他のゲームをやり切る余裕がない。
(最後まで遊んでみて、評価が変わる作品もありますから‥‥)
だから、周りを見て客観的に自分の仕事が楽しんでもらえるか、解らないみたいです。

今、僕はゲームを買う事を抑えに行っています。買ったとしても、最後まで遊びきれないから。
今のゲームは大体、クリエイターの作家性といった物語が入っているので、
最後まで遊ばないと評価できません。

だから、買うことを抑えているんです。

この事は悪循環を生みますね。
ゲームを出しても、買ってもらえない、という。
メーカー、販売店にとってはマイナスです。ユーザーである僕らはどうでもいいですが、
いざ買おうとなったら、売ってないという状況は、笑えませんよね?
買えなくなったら、この時点でユーザーもマイナスです。

現在、そのような状況が、起こってきています。
みんなはどう思いますか?

 

3月12日〜3月18日

今週末、ハジケたくて、某所主催のオフ会に乱入する感じで参加しました。
(ホントに絞め切り直前に申し込んだので‥‥)

さて、昼食も取って、ゲーセンに繰り出したんだけど、トイレにいきたくなって、
うろうろしていたら、そこは総合家電店でテレビゲームを売っているフロアを見かけた。

気になったのは、僕が欲しいと思っていたのに、注文取り寄せとなったソフトがたくさん並んでいた。
パズルボブル4(DC)で、今も合間を見て遊んでいるんだけど(そんな事はどうでもいいけど(苦笑))
僕のいつも行くお店では、売ってないどころか、発売さえ知らなかった‥‥という経緯があり、
注文取り寄せとなったわけです。

恐ろしかったのは、「まだ発売直後だから、製造してないッて事ないよね?」という
買った地元のお店の店員さんのやりとり。

そこまで厳しいのかッ!?と思った。

コレだと、都市部の大型店舗に発売直後に駆けこまなくてはイカンという、地方の人間にとって
ゲームを遊んではいけませんという状況になる、と思うとゾッとした。

あと、気になった事は、大量に仕入れすぎたのか、ワゴンセールで並んでいたゲームも多かった事。
定価の半額くらいで、発売されてそんなに期間が経っていないのに、そういうのがあった。
コレもいけないよね。長期的に業界の事を考えれば。

何度もいっているけど、定価を定めて、定価通りに売られない現状は。
他のフロアで売っていたビデオとかテレビだと、現在、家庭で1台はあるという
飽和状態になっているので、値下げ→更なる性能向上→ライバル会社同調、→そして新機能追加、
という繰り返しとなるわけです。

テレビゲームは、市場自体が狭い事=客の奪い合い、重なり、という現状があるわけで、
また、生活にまず要るであろうテレビなどといった家電とは根本的に違います。

流行に関係なく、お店がしっかりしてくれないと、困るよ、ホントに。

もう1点。

オフ会に参加している方と話していて、ふと思った事があります。
その方は、「(FFが出ない)DCが大丈夫か?」ということを、かなり気にしていましたが、
そんなのどうなるか、僕には分からないです。
セガも企業である以上、儲けがなかったら何かするだろうし(しなかったら最悪、倒産)。
今この時点で自分が楽しく遊べるソフトが出ていれば、それでいいと思います。
だから、僕にとって次のFFが出るだろうハード・プレステ2が、どうであろうと関係ないです。

このオフ会は、ファイナル・ファンタジーの集いだったのですが、
和訳すれば、ファイナル=最後のとなっている作品で、
ドンドン続編が出るのはおかしいな、と思うのは僕だけでしょうか?(苦笑)
そして、物語性を前面に押し出す傾向の強いこの作品だと、当然、好き嫌いが出てくるはずです。
僕の友人でFF7の登場人物の扱いについて、どうしても許せないのでそこで遊ぶのを止めた、
という人もいます。

今回はFFの集いということで、最後の話にFFを絡めてみました。
でも、あんまり遊んでないんですよね、FFは。
コレから、ヒマを作って遊ぼうっと♪

 

3月5日〜3月11日

今週のテーマはソニーが満を持して販売を開始したプレイステーション2(プレステ2)です。
プレステ2(ソニー)は、客観的に見てもセガより上を行っていると思います。

ただ、今の時点で、販売台数で勝った!、負けた!という議論は、意味がないと思います。
そもそも、僕は今のプレステ2は、メディア報道がすごくて、一種の社会現象で
爆発的に売れたと思っています。

さて、お店でプレステ2の内容を確認してきましたが、かなり上手い戦略を取っています。

(1) 出来うる限りの互換性

これは言うまでもないことですが、プレステ1と最大限の互換性を持っています。
もちろん、1のソフト資産が生かされること、コントローラなどの周辺機器も互換性を持つこと、
これらが、既存のソフトやハードのメーカーに与える安心感は大きいと思います。

この前、エミュレータの問題を出しましたが、
セガも思い切ってサターンのエミュレータを出して欲しいです。
現在、僕はサターンで遊ぶコトがメイン‥‥なのは、
プレステとサターン対決の結果、サターンが敗北し、あまりにも早く、
メーカーさんが急いだため、『買っておかないと、後でない』という
おかしな現象を生み、僕は欲しいソフトを社会人の経済力で買いまくりました。

少しずつクリアしていっていますが、何年か先まで何もゲームを買う必要がないくらい溜まっています。

(2) 更なる拡張性

新メモリーカード、プレステ2用ですが、大容量・しかも電池要らずという
これまでの原則を守りつつ、圧倒的なユーザーの要望にこたえています。
ビジュアル・メモリ、ZIPドライブなど、ユーザーに多大な出費を強いるセガとは違います。

(3) ネット接続

これが最大の問題なのですが、ここでソニーの本気を感じます。

現状、電話回線を使って通信していますが、普通の家庭の場合、家族の協力なしに出来ません。
要するに、自分がゲームで使うから、他の家族は電話しないでね、ということです。

(携帯電話を持てる年齢の子供でないことをメインに想定して上の文章は書いています)
ここで、ソニーは最近家庭に普及し始めているケーブルテレビ回線を使うことで、
電話の取り合いで、家族がかち合うことを防ごうとしています。
あと、電話と違い、CATVだと基本的に料金が固定制なので、かけ過ぎによる出費を抑えられます。

お金の問題で、もう1点の問題にからむのですが、電話回線の方は大抵テレホーダイに加入しています。
問題はサービスを受けられる時間帯で、深夜から早朝にかけてです。
普通、子供がそんな時間に起きてゲームするとなれば、
日常生活(学校)などに悪影響が出てくるはずです。
親御さんが、そんな状況を生み出すような玩具を、子供に勧めるとは思えません。

今週は噂のシェンムーを買ってきて(古い!)、説明書を読んだけど、どうもこのゲーム、
ネットと連動しているみたいで、僕のDCはネットにつないでないので、楽しみ半減!ってな感じです。
セガもマネもののロボット犬やヘンなテレビカメラなんぞを出して喜んでないで、
現状のDC全部をネットにつないでもらう事を急いだ方がいいと思います。
(というか、ソフトメーカーさんで、そう言っているところもあります)

(4) その他の補完要素

こりゃスゴイ!というのがDVDを見れるようにしたことでしょうかね?
僕はアカンと思ったのですが‥‥‥‥。
なぜなら、ソニーはあくまでエロ・暴力廃絶をうたって、ゲームに厳しい倫理規制を敷いています。
DVDのことで、建て前と本音をハッキリと感じるんです。
売れれば何でもいい!という現在の日本社会の構図を見たような気がします。

僕個人としては、特別なプレステ2用のDVD規格を作ってやって欲しかったのですが‥‥。
(この話は、他のHPの掲示板に書き込んだことがあります。)
まあ、本やビデオでアダルトが野放し状態なので、なんとも言えませんね。

(5)僕個人はどうするか?

大人の事情で、どんなに待ってもプレステ2でしか発売されないゲームもあるわけで、
そうなった場合、買わざるを得ないですね。
別段、裏切りとか言うのでなく、僕らは消費者で選ぶ権利があります。
しかし、ソニー・セガ双方とも問題がないわけでなく、お互いに切磋琢磨して欲しいです。

 

2月27日〜3月4日

今週はサターンなどからのプレステ移植について増えてきたので、それを書こうと思います。

別段、僕はそれほど悪いことではないと思っています。
なぜなら、学生さんなど『経済状の理由で、プレステしか持てない』人もいると思うからです。
僕も学生時代、欲しいゲームで随分諦めたものがあります。

ここで、問題点は2つ。

(1) プレステ・ソフト自体の数が多すぎて、せっかく移植しても埋もれてしまう事。

少し雑誌の販売スケジュールを見れば分かりますが、すさまじい数がありますね?
今日現在、プレステ2が発売されていますが、これも問題に輪をかけています。
と言うのも、お店のスペースは限られています。
つまり、置けるソフトの数も大体決まってきます。
要するに、ハードの数が増えるほど、『店頭に並ぶソフト』、『並ばないソフト』が出てきます。
これは、機種関係なく『取り合い』と言った方が正しいですね。

たとえば、僕が「このゲーム、欲しいな」と思ってお店に行きます。
しかし、店頭にない、となれば、その時点で諦めねばなりません。
いつも行っているお店だと、管理用のパソコンで、在庫・価格を調べてもらえますが、
どんなソフトかあんまり分からないのに、実物を見たければ、買わなければならないのです。
どういう事かと言うと、取り寄せ扱いになるので、僕が買わなければ、
そのゲームは、不良在庫になってしまいます。
以前書きましたが、お店の不良在庫となると、損害になります。
だから、お店の人も『買っていただきます』と念を押します。

怖いですよね?最低6000円のバクチと言うのは。

もう1点付け加えれば、プレステに移植されるとき、
すでに、オリジナル版が発売されて、かなりの期間が経過しています。
ゲームデザインなど、現在の水準から見れば、明らかに『古い』ものがあり、
そのまま移植しても、敬遠されてしまいませんか?

これもお店に並ぶ要素を減らしていると思います。

(2)プレステ独自の規制問題

これは、僕がプレステからサターンに移行させる大きなきっかけでしたが、
どうにも『このゲームでOKで、なんでこのゲームはNGなの?』と
思ったことはありませんか?

特に移植元がサターンなどの場合、表現上の問題(特に性描写・暴力)で変更を食らうことが多く、
それが作品の根幹部分にかかわる場合、駄作になる可能性が大です。

僕の具体例だと、バイオ・ハザードとスナッチャー(元はPC)だったのですが、
スナッチャーでは、惨殺死体を見る場面があったのですが、
『残酷だから、モザイクにしろ』とホントにそうなりました。
バイオ〜の方は、体験版しか遊んでないのですが、
「倒す相手が人間でなくゾンビだから、こんなに過激でもいいのか?」といった問題がありますね。
問題はスナッチャーが開発スケジュールがキツくて、
ずれ込んで、発売がバイオと同時期になりました。
かなりバイオもエグイ部分があることは否定できないと思います。

「サターンとかの名作を何でライバル機種で遊べるようにするんだ?」という単純な感情論を
抜きにしても、プレステ移植はかなり危険を伴うと、僕は思います。

みんなはどう思う?