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今週のつぶやき

[ごあいさつ]に戻る

1月23日〜1月30日

今回、攻略本について書こうと思います。

僕は、今の攻略本の存在自体、あまりうれしいことではないですね。
実は、以前は結構、重宝していたんですが、最近おかしいと思い出したのです。
その辺について説明します。

(1)雑誌の存在が無意味になりつつありませんか?

最近の雑誌は、最新ゲームの情報の紹介にこだわりすぎていると思います。
まあ、知りたいというのが、人間の自然の心理なわけで、それ自体は仕方ありません。
僕自身、欲しいソフトとか限定版があれば即、予約したいわけですし。

僕はプレステも持っているので、以前は雑誌を買っていたのですが、
どうにも、カタログ的な感じがしてきて、立ち読みで済ませていますね。
無論、今のほとんどの機種の雑誌が、カタログ的な感じがします。

(2)ソフト発売と同時に出る攻略本がある。

コレは、ある意味仕方ないかもしれません。
ゲームの売れる時期が短いので、それに合わせなければならない面があるからです。
しかし、問題があります。

※本当に必要なことが書いてない。

発表時期の公開基準があると思うのですが、
一番難しくなってくるエンディング間近や、
なかなか雑誌媒体に載らない隠し要素のことが書いてない場合があります。
ホントに知りたいことはこのヘンだと思うのですが、どうですか?

※本を分冊化する

コレは単純にユーザーに余計な出費を強いるだけです。
スイスイ進む前半部分をまとめて、後で難しくなる部分が書いてない、
上記の部分に重なりますが、何とも汚いやり方だと思います。

(3)ゲーム攻略に関係ない本がある。

画集とか設定資料集とか、必要な人もいると思いますが、
この場合、キチンとオビにでも「コレはゲーム攻略本ではありません」と
銘打つべきだと思います。

ゲーム攻略だと思って買うと、痛い目にあいますからね。
無論、僕はこの類の本を否定しません。

(4)過剰に書きすぎている本がある。

「こんなのホントにいるのか?」とか思えるほど、書きすぎている本があります。
フラグ総当りで解けてしまうAVGなど、製作者インタビューなど載せて
ごまかしているような物もあります。

(5)補足

ただし、攻略法が絶対にいる本がありますね。
最近のSLGなど、ある程度やり方を知っていないと、進められませんから。
でも、自分で攻略法を編み出した時の快感は何事にも変えられませんよ?

今回、時間のなさから、あまり記事を練れませんでしたが、
ピンと来るものがあると思います。
意見を頂ければ幸いです。

 

1月16日〜1月22日

今週は、STYさんのリクエストで、ゲームレビューについて書きます。

多分、STYさんも見たかな?
今回の記事を書くにあたり、ドリームキャストFAN(2000年二月号)を見ています。

結論から言ってしまうと、僕もレビューなど気にせずに、気になるゲームは買いますね。
理由(1)社会人で働いているため、金銭的余裕がある。
理由(2)レビューが参考にならない。
そこで、理由(2)についてしっかり考えるべきだと思うので、それについて書きます。

(1)レビューがダメなものに、ゲームをしっかり遊びこんでいない。

ハッキリ言って、最近のゲームは、大作志向が強すぎると思います。
“気軽に10分”とか遊ぼうという気になるゲームがないと思いませんか?

反論があるなら、5本くらいまとめて昨年の年末商戦で出たゲームで挙げられますか。
僕はありません。
おまけに、ゲームとしてまとまりが悪く、遊べないというものが多い。
遊び方を探しているうちに、原稿の〆切が来るという場合がある編集さんいると思います。

チャットで話したことがあるけど、「するめゲー」というタイプ。
やればやるほど、味が出て面白くなるというゲームのことです。
この手のゲームは、見てくれがパッとせず、ゲームの紹介記事でも損をしていますね。

ゲームのやり方を知るために、遊びこむ必要があるゲームが多いこと、
あと、レビューするゲームの本数がレビュアーに対し、多すぎるように思います。

(2)プロである以上、原稿として記事を上げなければいけない。

あるチャットルームで雑誌の編集さんと話す機会があって、
とにかく、その人は「僕らの力量不足で、申し訳ない」
と繰り返し言っていましたが、コレはある面、真実でしょうね。
僕のようなアマチュアだと、自由に投稿できますから、
気に入らないと送らずに(結果的に)逃げれます。
プロである以上、有無を言わせず記事にしなければいけませんからね。
自分で納得行かなくても、入稿して発行されてしまう場合もあると思います。

最近変わったゲームが増えてきたので、その雑誌の編集部に「わかる人」が
いなければ「レビュー不可」と思いきって書いてしまうのもありだと思います。

余計な情報で混乱するのは消費者である僕らなんですから。

しかし、気になった点が一つ!それを次に挙げます。

(3)公正なレビューができない

ドリFANにも書いてあったけど、レビューに対しクレームをつけるメーカーがある
という信じられないくらいモラルの低いところがあります。
売上に関係するから気持ちがわからないでもないですが、
「そもそもゲームメーカーもプロなら、作品である自社のゲームだけで勝負せえや!!」
というのが、僕の意見です。
公正に評価されないと、雑誌もメーカーも、僕ら消費者にそっぽを向かれると思いますよ。

それで(3)について雑誌社の立場で、僕の知っているところでは、
サンプルロムの差し止めにより、雑誌記事が成り立たなくなる。
広告の取りやめ、などがあります。

もっと具体的に書けますが、このくらいで‥‥。
どちらも雑誌の存在を根底から揺るがす問題なので‥‥困ったことですね。
憲法で言論の自由が規定されているのですが、ね。

(4)信用できない雑誌が売れている

コレは断言します。ファミ通です。
この雑誌、情報が早いので重宝されていますが、記事がおかしいです。
レビューに関しては、
無難な言葉が並べてあって、何が言いたいのか、良くわからない。
明らかに大手メーカーのソフトを良く書いている。
しかも、時々他の雑誌でダメといわれるヘンなゲームをお勧めとして推す、

その場合、経験から言って、中身がスカスカなゲームばかりでした。

なぜファミ通を名指ししたのか?
他にもおかしい雑誌はあるんですが、
最も売れているゲーム誌として責任を感じて欲しいからです。

そして、何も知らない人が、情報を鵜呑みにする怖さもあります。

(4)僕が信用できる雑誌とレビュアー

個人的にゲーム批評は信用できます。
ただし、レビュアーに差があること、観念論を述べる人がいることや、
多少のネタばれ覚悟(笑)で読まなければいけないことに注意しましょう。

電撃PSの岩崎 啓真さん(レビュアーを引退されたので、、もうこの雑誌は読んでいません)
ハッキリ書くんですよ。
「僕は気に入ったけど、難易度が普通の人向けでないので、お勧めはしない」、とか。

(5)結論
いつも、この結論に落ち着いているような気がしますが(笑)
周りに惑わされずに、自分の価値観をしっかり持とう!ということですね。
コレはゲームに限らず、現代日本の根本問題のような気がします。

 

1月9日〜1月15日

今週は、slurさんが流通について疑問があるということなので、
それについて、お店の人とじっくり話す機会があったので、書こうと思う。

結論から言って、slurさんの行動、取り寄せ注文が正しいです。
「それは、なぜか?」語っていきますね。

お店の人と話をしていて僕にとっても衝撃的だったので、少しずつ書いていきます。

(1)いま、新作を発売1週間で半額くらいで売ることが出来ます。

要するに、販売2ヶ月前に問屋さんでお店側の入荷申し込みを締め切ります。
この時点で、どのくらい数が売れるか、計算をしっかり出来なければ、大量に在庫が残ります。
その不良在庫を安く買い叩けば、(人気作でも)半額も無理ではないという寸法です。

(2)どんな人気作でも売れなければ不良在庫です

プレステの新品でお店の入荷額は85%です。
DCは聞いてきませんでしたが、似たようなものでしょう。
そこで、お店の人が気になる一言を言ったんです。
「どんな人気作でも売れなければ、不良在庫です」
当然、「どうして?」って思いますね?
ゲームを棚に置くことは、お金を置いているようなもので、
どんな人気作も売れるまで不良在庫に過ぎない、と返答があったんです。

今、そのお店にはDC版に関して言えば、
パッケージイラストを印刷したものが入っている透明なケースが置いてあって、
それをレジに持っていきます。
遠からず、プレステ版もそうなっていくでしょうね‥‥。

(3) (2)で述べたことが、追加注文をしにくくしている。

ということが、悪循環として出てきますね?
実際、お店は追加注文をしないということが多くなってきています。
ゲームタイトルの数自体が多いコトが1点。
いくら売っても、儲けが出ないコトが2つ目。
儲けが出ないことは単純計算で10本入荷して、9本売れて1本残れば差し引きトントンなんです。
コレじゃ、お店も商売だから新作1本入荷するのも怖いですよね?

(4)リピートは意味がない?

と、断言できませんが、ありがたみはないですよね?
いくらメーカーがそう言ったって、ユーザーとの中間点のお店が冷めています。
普通のソフトの場合、頼んで一日で来るそうですが、
専用コントローラなどが必要な場合、それが品切れの場合、「もういいや」ってことで、
お店もメーカーもユーザーも結局、損をしていることになるね。

(5)最後にとても大事なこと

僕はそのお店の人に素朴な疑問をぶつけました。
「薄利多売でも、安売りやれば?」と‥‥。

「それをやると結局、数の勝負になってくるし、
何より予約までして、定価近くで買って行ってくれる人が、
  安売りを見たら、どう思う?」

僕がバカでした。僕もそのお店で、予約して定価近くで買っていくお客の一人です。

そして、最後に一言、
「ウチは手に入れたい人に、確実に手に入るよう努力している」と。

 

1月1日〜1月8日

あけましておめでとうございます!本年も伝電虫をよろしくお願いします♪

今週は自分の生活スタイルから、思ったことを書こうと思う。
僕は社会人なので、当然仕事があるわけだけど、忙しくて普通のテレビ番組を見る機会が減っている。
当然、観る時間を無理にでも作れば、観れるわけだけど、観る気が起こらない。

別に正月番組に限ったことでもないけれど、最近のテレビ番組の質の低下がヒドイと思う。
とにかく、出演者に無理難題を押し付けて、「クリアできれば百万円!」みたいなのが‥‥。
そんなのばっかりでしょ?

特に素人を出演させて、一家の大黒柱である「お父さん」に恥をかかせるものは許せないなあ‥‥。
自分も社会人なので、その番組が全国に放送されて、自分が恥かいたところを
観られるのはなんとも言えないよ。
その人の体面ってものを考えてやれよって思う。

他には、お笑いタレントが何でもない馬鹿話をして、ただ時間の無駄という番組ね。
お笑いタレントも、話に詰まると「このアホォ!」とか言って、出演者の頭をボカッと殴る。
個人的に明石家さんまなんかは好きなんだけどね。
あの人はまず自分が鈍くさいところを見せて、出演者を安心させようとしているから。

で、テレビをつけるとすぐにビデオ端子に切り替えて、ゲームをしている自分がいる。
テレビがテレビの役割を果たしてないじゃんって(笑)

で、ここまで読んだ人は「何が問題なんだ?」って思いますよね?
ぜんぜん観ないので、僕が本当に必要なことを見落とすことが問題なんですよ。
他の人が知っている常識とかね。

あと、よく考えなければ行けないのは、社会がそんなテレビ番組を望んでいるのかって事。
ニーズがあるから、そんなものが出来るわけで、観る人がいなければ作られないよね?

ゲームも同じ。
売れるゲームが面白いって構造があるでしょう?
で、自分が遊んでみると「なんじゃ、こりゃ!?」みたいな経験ありませんか?
逆で、面白いゲームが売れるという構図にならなきゃ。

僕がホームページを開く気持ちになったのは、自分の面白いと思うゲームが、だんだん
売れてなくて、「あれっ?僕の感覚おかしいの?」って疑問が強くなったからです。
結構、「私も現状はおかしいと思ってますよ」っていう人がいて、少し安心したけど。

今週は、完全に僕の一人よがりのコーナーになってしまったね?
次回は流通についてslurさんから疑問の声があったので、それについて考えてみましょう。
その次は、教育とゲームについて考えてみたいと思います。
みんなも話題を提供してくださいね、待ってますから♪