テイルズ オブ エターニア
for プレイステーション
(B)世界観について
<レオノア百科全書> (インフェリアでの常識)
第1巻、天地学
この世界のエターニアは3つの要素から成ると言える。
まずは我々の住む大地インフェリア、高空に広がる異世界セレスティア、
そして両世界の境界オルバース界面である。
第2巻、古代学
インフェリア王国が建国されるよりもはるかな昔、
メルニクス文明と呼ばれる高度な技術文明が存在した。
インフェリアとセレスティアの間には垂直の橋が架けられ、
それぞれの住人は自由に行き来する事ができた。
第3巻、生命学
人間に限らず、動物や植物の体の中には多くの水晶霊が宿っており、
水晶霊の数や状態を観察する事によって、ある程度の健康状態を知る事もできる。
しかし一方で人間を脅かす存在であるモンスターの体内には水晶霊を見つける事はできない。
この理由について今後の研究が期待される。
第4巻、晶霊学
かつて晶霊学者の間では晶霊が生命体なのか物質なのかについて長い論争が展開されてきた。
現在では晶霊は生命体との認識が有力だが、
晶霊に知能があるかどうかについては、いまだに諸説さまざまである。
第5巻、工業学
晶霊がある種の結晶に宿る性質を持つ事は周知の通りであるが、
数ある結晶物質の中で最も晶霊に好まれるのはオージェである。
オージェ結晶はクレーメルケイジやオージェのピアスとして利用されているが、
残念な事に、その製法は現在では知られていない。
<アイメンの図書館での本> (セレスティアでの常識)
※アイフリード伝説
かつてアイフリードの操る海賊船バンエルティア号は世界中の海を荒らし回った。
軍船や商船は震えあがったが、なかにはアイフリードに施しを受けたと証言する者もいた。
しかし伝説の大海賊もいずこかへと姿を消してしまった。
もう100年以上も前の事である。
※晶霊工学の基礎
根元晶霊には地、氷、雷、以上3つの種類がある。
地晶霊は岩石を形成し、氷晶霊は結晶化を促し、雷晶霊は爆発を生む。
それぞれが重要な役割を担っており、世界が存続し人間が生きてゆくためには不可欠なものばかりである。
※永遠の友ミアキス
ミアキスは古代メルニクスの時代から人間のよき理解者であり友人でもあった。
緑色の大きな瞳は、人の心の邪なる部分を見透かすようであり、
柔らかな桃色のたてがみは荒みきった心をもいやしてくれる。
人は人を裏切る事もあるが、人を裏切ったミアキスを私は知らない。
※はるかなる世界
はるかなる世界は灼熱の地獄である。
氷晶霊の恩恵を受けられないため地表と大気は熱せられるばかりで決して冷める事がない。
はるかなる世界にも人は住んでいるが、恐らく何も身にまとうことなく屋外で暮らしている事だろう。
(インフェリアの説明。誤解である。)
※平和への行進
戦いは破壊をもたらすのみであり、何も生み出しはしない。
今こそ我々は武器を捨て、平和共存への道を探すべきである。
争いがなくなれば、人間はより人間らしく生きる事ができる。
自分を高めるだけでなく人を理解し、愛する事ができる。
しかしその理想を実現するためには失う勇気、捨て去る勇気も必要だ。
私はこの真実を伝えるため、自分の生涯をささげるつもりだ。
(書いたのはインフェリア人らしいが‥‥?)