同窓会メモリアルパッケージ
Windows:\8800(成人向け)
97本目のあるゲーレビューをした「フレンズ〜青春の輝き〜」の原作となるゲームです。
大体は、「フレンズ」の方で書いたので、早速ゲーム内容の方を書いていきます。
基本的にウィンドウズ3.1&95用で出た「同窓会」をウィンドウズ98や2000で動くように移植したものです。
そして、女性キャラに声優が音声を吹き込んでいます。
でも、男性キャラに音声が全くないので違和感を感じます。
男性キャラの発言になったら、そこだけ音声がないから「あれっ?!」とか、思ってしまいます。
ヒロインボイスと銘打っていますが、正直、手抜きです。
「同窓会2」でも、男性キャラに音声がないため、ファンには、相当叩かれました。
あと、コンシューマの「フレンズ」と声優が違います。
多分、PCの成人向けソフトのため、Hシーンがあるので
コンシューマで声を担当した有名な声優さんでは、事務所的にNGとか出たりするのでしょう。
でも、僕は、それほど違和感を感じませんでした。
コンシューマの声優を意識した配役だからです。
そりゃ、別人ですから、丸っきり同じとは行きませんケド、
イメージが壊れてゲームをしたくない、という事はありませんでした。
次に、ゲームデザインの方を書こうと思います。
このゲームの最大の欠点である
「フリー移動時に、誰がどこにいるか分からない」事を解決するために
「ヒント機能」が付いています。
でも、コレが不親切なんですよねえ。
男性キャラがどこにいるか表示されてないからです。
そして、3日目以降は、それまでの行動で攻略できるキャラのヒントが表示されますが、
どこへ行くべきか、結構抜けているため、多少迷ってしまったりします。
つまり、エンディングへは行けますが、それほど使えません。
そして、CGモードでは、
どのCGを取り逃したか分からなくて困りました。
さらには、ゲーム中でロードできなくて
攻略を失敗して、ロードして再プレイしたい場合は
ウィンドウの上のメニューバーをクリックして「タイトルへ戻る」を選ばなければいけなかったり
セーブできる数が6個しかなかったり、
ゲームデザインの部分で、相当不親切なつくりになっています。
というか、以前出た「同窓会」のままです。
コレで、8800円は正直ボッタクリだと思います。
割と、このゲームを出しているF&Cって
ユーザーの事を考えた遊びやすいゲームを出してくれてるのですが、
このゲームはいけません。
まあ、この「同窓会」というゲームが、
いわゆるウィンドウズPCのHなギャルゲーのはしりなのは分かりますが、
こうシステム周りが不親切だと、さすがにねえ。
僕は、このゲームに特別な思い入れがありますが、
お金を払っている以上、ゲームに対して文句があれば、シッカリと言いますしね。
他には、Hシーンでクリックする場面があるのですが、
どこをクリックしていいか分かりづらかったり、
もう少し直して欲しい部分は、あったりします。
このゲームを、3800円とか4800円とかで出すのなら
ある程度は納得できますが、8800円はさすがにないだろうと思います。
好きだからこそ、不満があれば悔しいというか、腹が立つというか。
プレイ時間(約30時間)
点数は、相当キビシ目につけました。
ゲームデザイン的に不親切な部分が多過ぎるからです。
ストーリーとかキャラとか思い入れはありますが、
点数は、正直につけました。
<50/100点>