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ダブルキャスト

PlayStation:\4800(廉価版:\2800)


さわやかな感じのパッケージです。

あるゲーで「やるドラ」シリーズを取り上げるのも3本目です。

今回は、一番最初に出た「ダブルキャスト」を取り上げます。

ムービー映像を見ながら、ときどき出る選択肢を選び

その結果でエンディングが決まるタイプのゲームです。



サスペンス物っていうのかな?

主人公が出会った女の子・赤坂美月が何者かに狙われていて

かつ、それと並行して主人公が所属する映研の映画撮影もするという内容です。

確か、このゲーム、僕が購読している雑誌で

一番信頼しているレビュアーの方が酷評してたんですよね(苦笑)。

「話の筋がすぐ読めてしまう」って。



確かに、その通りなんですよ。

1回通してある程度やれば、話の筋は読めてしまいます。

ただ、僕は、コレでも結構難しいと思います。

選択肢がかなりの数あって、選ぶ選択肢をプレイヤーが操作する事によって

グッド、ノーマル、バッドのエンディングが全部で30個くらいあって

それ全てをやり遂げるのは、難しいと思います。

だから、話をある程度分かりやすく単純にしておいて

プレイヤーに大体どのようなエンディングに到達してもらうかを

考えてもらうのが、このゲームの肝だと、僕は思うのです。

特に、ゲームをそれほどしない人が遊んで

クリアできるか微妙なラインだと思います。

操作は比較的単純で、選択肢が出た時に方向キーで選んで

○ボタンで決定するだけ。

あとは、スキップ機能とか、説明書の操作キー一覧のページを見たら

すぐ分かる程度の操作を要求されます。

あと、反射神経も必要ないですし、ゲームをあまりしない人向けのゲームになっています。

操作が単純だし、ハマりやすいと思いますよ。


エンディング的には、このエンディングはゲームではグッドになっているけど

どう考えてもバッドだよなとか、思う物がありました(苦笑)。

(僕が言ってるのは、グッドエンド04の事ね。)

この辺は評価が別れると思いますが、プレイされた方のご意見が聞きたいですね。



あと、このゲームの大きなポイントとして達成度があります。

選択肢を選んで見た部分がカウントされていって

全て見ると100%になるというやり込み要素もあります。



ただ、今回は、少し厳しいんじゃないか、と思いました。

僕は、現時点で「サンパギータ」と「ダブルキャスト」を100%にしていますが

今回の「ダブルキャスト」では、達成率で強烈にキツイ条件の物があったんです。

僕は、とある攻略サイト様を頼ったのですが、

「こんなの、普通は気付かないよなあ。

 攻略本でも見ないとわからんよ!!」

と、PCのモニタの前でうなってしまいました。

例えば、同じ進み方をする内容でも・・・

もう少し詳しく言うと、直前の選択肢によって流れるムービーが同じでも、

達成率としては別個にカウントされていました。

僕は、グッドエンドなりバッドエンドを数回迎えると、スキップ機能で飛ばします。

同じ内容の部分を何度も見るのはメンド臭いですから。

(加えて言うと、話自体は単純なので、2〜3回見れば展開を覚えます。)

で、見てない部分に来ると、スキップ機能をオンにしていても

通常の速度で話(ムービー)が進むようになります。

僕が今言った、別個にカウントすると言ったのは、

スキップ機能が働いて高速でムービーが流れいているのに

セーブ画面でセーブしたときに確認できる達成度が増えているのです。

コレだと、どこが増えたかプレイヤーには、サッパリ分からないですし、

分岐条件の見当がつかないじゃないですか?

その意味で凄く意地悪だなと思った次第です。



そこら辺は、ウチの攻略記事でキッチリとカバーして行こうと思っています。

とりあえず、PS1のやるドラシリーズなら

中古で1本1000円以下で買えると思いますので、

機会がありましたら、遊んでみて下さい。



ああ、そうそう。

この絵を見たらどっかで見た事あるなあと思ってたら

アニメのナデシコの作画監督さんが原画描いてらっしゃいましたか。

目とか輪郭とかが似てると思ってたし

やたらオッ○イが大きいセクシーな女性キャラが多いとか、思ってましたが(笑)。

ただ、アンマリ萌え萌えな話ばっかでもないので

(つ〜か、どっちかつーと、サスペンス調のえぐい話です。)

その辺は覚悟してプレイして下さいね。


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