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セイレーン

Windows(プロジェクトEGG/PC-88):¥400


カワイイうさぎさんが主人公です。

このゲームと最初に出会ったのは、高校の頃でした。

その頃の友人の家で、遊ばさせてもらったんです。

結構、演出面で凝った作品だなあと感じました。

無論、友人の家で2〜3時間した程度ですのでクリアはできませんが

いつかプレイしたいなあとは思ってました。

それから10年以上経って、プロジェクトEGGという昔のPCソフトを遊べるような

企画があって、今、遊ぶ事ができたというワケです。

さて、レビュー行きます!



凄く演出面に力が入ったソフトだと思いました。

当時の思い出通りに。

いわゆる今のビジュアル系の走りって感じで。

まあ、今のゲームの水準から考えれば、さして凄い事もないのですが

当時は衝撃を受けました。



でも、当時プレイした時は、到底すぐには終わりっこないと思っていたのですが

ボリューム的には、それほどありませんでした。

友人の家で遊んだ分でも、大分、後半まで進めていた事を

今回クリアしてみて気付きました。

まあ、思い出なんてのは美化されて増幅されちゃいますからね。

誰にでも、このような経験はあると思います。



次に驚いたのは、ゲームオーバーがあるという事でした。

今の、この手のゲームでもバッドエンドとかゲームオーバーはあるのですが

明確に「失敗した、しまった!!」と感じるものではないと思います。

あと、選択肢から結果が予想がつきやすくて

ゲームオーバーになっても当然のように思ってしまいますしね。



あと、選択肢も今のゲームとは違う部分がありました。

結構、意外な選択肢が正解だったりしました。

今でも、コマンド総当りとかありますが

このゲームでは丸っきり無意味なコマンドを連発させる場面が何度かありました。

正解と分かりづらかったです。

ええ、いつもダメだった時のテキストが流れてるだけでしたので。

それで、そのコマンドを選ぶ事が正解だと分かった時はぐたーっとしました(苦笑)。

結構、気持ち的に疲れるんですよ。

こういう傾向も今のゲームにはあまりないですね。



さて!

問題はストーリーです。

このゲームにもエンディングはあるのですが

むしろエンディングからが本当の物語の始まりみたいな終わり方でした。

コレには、結構、ガクーッときました。

エンディング近辺で、話が終わりに向かって「??」と思う疑問点がいくつかありますが

それを全く説明されてなかったのですよ。

で、エンディングで、本当の冒険が今から始まるみたいな感じで

エンディングのスタッフロールが終わる頃に、冒険が終わったみたいな

グラフィックが出てきて‥‥。

「それはないよ〜(涙)」って、思いました。



まあ、ゲームその物は、それなりに楽しめましたが

綺麗な思い出が、1つなくなっちゃったな。

でも、やらないよりやった方が後悔が少なかったと思うので

プレイしてよかったと思っています。


プレイ時間(約5〜6時間)

一日で突貫でプレイして終わる程度のボリュームです。

昔のゲームはこんなだったと懐かしんでプレイしました。

点数は低めですが、今の水準のゲームから考えてという事で

低めになっています。

<60/100点>


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