THE 推理 〜IT探偵:18の事件簿〜
PlayStation:¥1500
僕がお邪魔させて頂いているサイトさんで、結構絶賛されてたんです。
それで、興味があって、たまたま中古で見かけたので買ってみました。
まあ、このシンプルシリーズって、
「結構やっつけ企画みたいゲームが多くて、面白いのかな?」
と疑問を持つゲームが多いのですが
中には、いいゲームもあるんですよ(苦笑)。
以前、あるゲーにも書いた「ビタースイートフールズ」などもそうですね。
さてさて、レビュー行きましょうか!
最初、ストーリーがテキストで流れますので、話の筋を理解していきます。
次に、「捜査」として、写真などを見て、おかしな部分をクリックしていきます。
その際に、探偵などが状況や疑問を持つ部分を説明してくれます。
クリックしなければならない数は決まっていて
クリックする場面では画面の下にチェックボックスがあります。
該当する部分をクリックして、探偵たちの説明を聞くとチェックマークが入ります。
そして、全てのチェックマークが埋まったら「推理」をしていきます。
探偵が質問を言うので、「コレだ」と思う選択肢をプレイヤーが選びます。
「捜査」と「推理」を繰り返して、全ての疑問が明らかになったら
「解決編」として、最初のようにテキストが流れていきます。
この一連の捜査で、1つの事件となっています。
トリック自体は、それほど難しくないです。
探偵たちが、怪しい場所をクリックした時に、ある程度説明してくれますし
(というか、してくれないと、「推理」の時に正解が分からないです(苦笑)。)
でも、「推理」の場面で、あり得ない選択肢を選ばせるものがありました。
何ていうかな、少し状況説明が足りないけど、「推理」モードになってしまって
僕は、最初、間違えて進めなくなっちゃったんですが
メモ用紙に選択肢を書いて、少し考えて、一番あり得そうにない選択肢を選んだら
正解で、大笑いした事がありました。
あと、舞台設定が、近未来でネットなどがある世界ですので
そういった機器を利用した事件もあって、面白かったです。
トリックは難しくないですが、それは僕が、ある程度
年齢のいった大人だから、そう思うだけです。
まあ、小学生くらいの子どもだと分からないかなと思います。
大体、中学生くらいでないと、このゲームをクリアできないと思いますし
話も理解できないと思います。
ゲーム自体は、それほど派手な事をしていません。
捜査などの場面で静止画のグラフィックがあるだけですし、
その静止画のキャラの顔グラフィックがピョコピョコ動いて拡大縮小するくらいで
プレステならではといった事はしてないです。
しかし、話や全体的なゲームデザインが丁寧に作られていますし、
プレイしていて面白かったです。
「こういう派手さのないゲームデザインでも、楽しめるゲームは作れるんだ」
と驚きました。
ええ、感心しました。
現在、続編的なものとして、PS2でこの作品と同じキャラが出ている
「THE 推理 〜新たなる20の事件簿〜」がありますが
2、3事件を解いてみたのですが、「新たなる〜」の方が少し難しいと思います。
どちらも、比較的、入手は楽だと思いますし
値段も、今作は定価で1500円、「新たなる〜」は、2000円と
安いので、機会があればプレイしてみて下さい。
値段分は楽しめますよ。
プレイ時間(約10時間)
値段分は絶対に楽しめると思います。
ラストで少し続編がありそうと思える展開で
PS2で「新たなる〜」という続編的な作品が出てますね(苦笑)。
<80/100点>