サンパギータ
PlayStation：￥４８００（廉価版：￥２８００）
コマンド選択式ＡＤＶ
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前回書いた『季節を抱きしめて』のレビューで
やるドラのゲームのレビューはもう書かないと書いたのですが
このあるゲーというコーナーが
僕の遊んだゲームについて徒然と書いているので
今回のサンパギータも書いてみました。
というわけで、レビュー行きますッ！
このゲームは、昔のゲームを知っている人なら
タイムギャルなどのＬＤゲームと言った方が解りやすいでしょうか？
昔はＬＤゲームを遊ぶ機材を揃えるだけで
結構なお金が必要だったのですが
今はゲーム機だけで遊べますから。
技術の進歩さまさまですね。
ＬＤゲームみたいなと書いたのは
このサンパギータ、
ストーリーの感じがＬＤゲームっぽかったからです。
この選択肢を選んでしまうとアッサリバッドエンドになってしまう
パターンが多かったです。
『季節〜』は
トモコと麻由という２人のヒロインがいて
その子たちの好感度を操作してエンディングまで行く
感じでしたので、
ＬＤゲームっぽさはアンマリ感じなかったのです。
（もっとも『季節〜』にも、イキナリ、バッドエンドになる選択肢はあります。）
まあ、コレはコレで良かったと思います。
やるドラのどのゲームも同じ感じに作るのでなく
ゲームごとに話の流れが異なっているので
遊んでいて新鮮ですし。
多分、製作者もそういう感じを狙っているように思います。
定価も最初に出たものは４８００円と
ふつうのＰＳソフトよりは１０００円安く
お手軽に遊んで欲しいと思ってるんでしょうね。
僕も『サンパギータ』とまだやってませんが
『雪割りの花』は中古で買ってきて
コレくらい楽しめれば元は取れたなと思って満足してますし。
ただ、欠点を挙げれば
プロダクションＩＧというアニメ制作会社が絡んでいるためか
声優の選び方などに難があるように思います。
『季節〜』のヒロインであるトモコは
当時人気があったアニメ・エヴァンゲリオンの
葛城ミサトというキャラにそっくりだし
声優さんも葛城と同じ三石 琴乃さんですし。
今回の『サンパギータ』のヒロインのマリアは、
フィリピンの人間で片言の日本語を喋る女の子というコトで
サザンアイズのパールバティを演じた
林原 めぐみさんが演じています。
まあ、演技そのものは悪くはないんですが
人気アニメの影響を受けすぎているのは、気になります。
『季節〜』からの改良点として
どのエンディングを向かえたか
エンディングになったあと確認できる画面が加えられています。
ただ、ロード画面でも確認できるようにして欲しかった。
手軽に確認できないので
僕は、やっぱり紙に迎えたエンディングを書いて
プレイしてました。
『サンパギータ』のゲームとしては、基本的に話は１つです。
『季節〜』みたいに、２人のヒロインがいて
好感度によって話が大きく変わる事はありません。
話の盛りあがりや広がりとしては
そんなに面白くなかったです。
まあ、オムニバス式にＰＳでは４本ゲームがありますから
このゲームはそういうものだったんだろうと思っています。
今なら中古で１０００円以下で買えると思いますので
お手軽にやってみては如何でしょうか？
ただし、達成率を１００％にするには、
それ相当の時間と気力が必要です（笑）。
プレイ時間（約１９時間）
達成率（９９．８６％）
考えつくやり方は全て試しました。
もう、どこが足りなくて１００％にならないか解りません。
プレイの後半はスキップで飛ばしまくっていました。
＜７０／１００点＞