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スターオーシャン

SUPER FAMICOM:¥8500

ジャンル:RPG(戦闘はアクションを含みます。)


スタッフロールにあるMEIMUって何かと思ってましたが、キャラデザインされた方なんですね〜(苦笑)


もうすぐ、みんなを待たせた『スターオーシャン3』が発売になります。

(コレを書いているのは、発売日の1週間くらい前です。)

当サイトも攻略系として運営していて

様々なゲームを遊んでクリアしています。

で、『1』の攻略データを作ろうと思って

今回プレイしてレビューを書きました。

それでは、レビューへレッツゴー!!

 

色んな部分でナムコ社の『テイルズ オブ ファンタジア』に似ています。

それもそのハズ、

ナムコから発売された

SFC版の『テイルズ オブ ファンタジア』を発売後、

(開発はウルフチームという会社だそうです。)

一部のスタッフが独立してトライエースという会社を設立。

そしてエニックスから、この『スターオーシャン』を発売と

少し、ややこしい流れになっています。

 

イヤ、こういう話を僕は、普段は書かないのですが、

スタオー発売当時、友人と議論してね。

彼は「ファンタジアと同じスタッフがスタオーを作ってる」

と言ってて、

僕は「そりゃないだろう」と激論(?)を戦わせました。

正解は、彼の方でした。

「スマン、K君、キミが正しかった」

と、この場で謝罪しておきます(笑)

 

さて、ゲームですが、

システム的にはレベルを上げる毎にスキルポイント(SP)という

ポイントが入り、それをスキル(たとえば道具知識など)に振り分けて

パラメータを補正して上げていくスタイルになっています。

中々斬新で良いと思うのですが、

残念な事に、SPシステムをプレイヤーに説明してくれないので

理解しづらいのは大きな減点です。

まあ、ある程度適当に進めていても

瞬殺してくるような強力な敵は少ないので

(隠しダンジョンでは強力な敵がガンガン出てきます(笑))

何とかなるのは、救いなのか製作者の怠慢か微妙な所です(笑)

 

戦闘シーンは画面全体を使って

敵キャラやプレイヤーのパーティキャラが画面狭しと動き回り、

さらに、呪紋や必殺技などを

声優さんの音声で喋って、にぎやかに展開してくれます。

ココら辺は、順当にテイルズを継承してます。

 

ただ、プレイヤーキャラ自体が大きいし

敵にも、かなりのデカキャラがいて

そのキャラと戦っていると

味方パーティのキャラなどがゴチャゴチャ集まって

プレイヤーキャラの攻撃が当たりにくい場合があり

少しストレスがたまりました。

 

上に書いた事と矛盾しているようですが、

しかし、スゴク大きなボスキャラが

スムーズに画面で動いている所は、さすがに見惚れますね(苦笑)

ただ、何の前触れもなくイキナリボス戦になる場合が多々あり

それはチョット勘弁して欲しいとも思いました。

もっとも、ボス戦がある場所のそばには

大体セーブポイントがあるんですケドね。

 

戦闘はアクションですが

キャラがアクションを取って実行するという意味で

プレイヤーが厳しくて難しいアクションをしなければならない

ワケではありません。

最初の方は、ボタン連打でも何とかなっちゃいます(笑)

ご安心を。

 

敵や味方が呪紋を唱える時は、

呪紋を唱えるアクションが終わってから発動するので

唱え終わるまでに攻撃してモーションを中断させるとか

この辺は、テイルズからの基本ですね。

 

ただ、プレイヤーキャラを移動させる事が出来ないので

予期しない動作が起こったりします。

 

例えば、敵キャラが呪紋を放ってきたとして

それが飛んでくるのが見えていたとします。

ふつうのアクションRPGなら

キャラを移動させて簡単に避けられますが

このゲームでは、戦闘中にキャラを移動させること自体が出来ないので

アッサリと命中してダメージを受けてしまいます。

そういうのはストレスがたまりますね(苦笑)

 

他に、攻撃を受けたら30%の確率で壊れてなくなってしまうような

装備アイテムがあり、壊れるのもストレスがたまります。

値段も高かったり、

ショップではゲットできないダンジョンで取ってくるような

簡単に入手できない装備アイテムも多く

そういうのに限って壊れやすいので装備したくなくて、

装備しないという本末転倒なプレイの結果になっていました(苦笑)

 

グラフィックも良いですね。

大きなボスキャラがたくさんいますし。

美麗な背景グラフィックや

アニメ調のデモシーンがあったり

割とグラフィック偏重気味なFFを意識してるなあと思いました。

(↑上の文は褒めてます(苦笑))

イヤ、FFに似せるというのは、ゲーム造りである意味目標ですから。

 

 

(他の人が書かれた)このゲームのレビューや批評では

キャラの魅力が良く言われるんですが、

僕は、ストーリーこそが、

このゲームで一番のセールスポイントじゃないかと思っています。

 

単純に敵やラスボスを倒して良かった良かった

という終わり方をしていません。

最初は(中世)ファンタジーっぽい世界で始まるんですが

所々に文明の発達したSF系の描写もあったりします。

単純に文明が発達して便利になっているだけでなく、

思想的にキャラから文明の違いを感じさせる発言があって

それがとても新鮮でした。

注意してテキストを読み進めて下さい。

「おっ」と思えるシーンが幾つかあるハズです。

 

ただ、ストーリー的には、未完成の感じがします。

というのは、このゲームは、すでにPSやサターンが発売されていた

SFCの最晩期に発売されたゲームで

一通り最初から最後まで通してキチンと遊べますが

未調整な部分が、特にストーリーで見受けられます。

当時購読していた雑誌で

「突然、打ち切られたドラマみたいな終わり方だった」

という感想を雑誌の編集者が書いていたのを読んだのですが

言い得て妙でした(笑)

 

どういう部分が未調整かは、

(僕は、あんまりネタバレを書くのは好きじゃないので、)

遊んであなたが確めて下さいね。

 

最後に、いつも言ってますが(苦笑)

このゲームを遊ぶ機会があれば遊んでみて下さい。

イヤ、あるゲーレビューですが、

最近は遊んだゲームをほとんど書いてますが、

「遊んでみて下さい」と言うのは

僕が良いと感じたゲームしか書いていませんから。


<プレイ時間:約30時間>

もっとも、いつものようにレベル上げをしていたので

余計に時間がかかっています。

早く遊べば、20時間もあれば余裕で終わると思います。


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