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カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜

DC:¥6800

僕の8月発売のDCソフトで個人的に好みのゲームでした。

『こみっくパーティ』や『火焔聖母』、更に『AIR』といった
ADV系ソフトの発売が軒並み遅れた中、
キチンと発売日に出てくれて嬉しい限りです。

発売されてすぐに遊んでしまいました。

で、今回取り上げます。

<ゲームデザイン>

このゲームのキー配置がチョット問題です。
このジャンルのゲームにしては
異質な配置がチョコチョコあります。

挙げてみます。

テキストスキップの操作が
『X』ボタンを押しながら『Y』ボタンを押す
というもので1回認識すると、どれだけでもスキップしてしまいます。
そして、解除する時は、もう1回『X』ボタンを押しながら
『Y』ボタンを押す押します。

つまり、止めたい時にすぐに止められません。
コレは遊んでみればすぐ解ります。

普通はこんな複雑なキー操作にせずに
L/Rボタンを押している間だけスキップするという操作なのですが
違いました。

あとは、音声オン・オフもどれかのボタンを押すように
すると思うのですが違いました。

コンフィグ画面のメニューで『オプション』を選択し、
その中でボイスの音量パラメータを0になるまで
方向キーを押し続けるという操作です。

コレもオプション選択画面で音声オン・オフの
選択肢1個を付けるだけで解決しますし、
普通どのソフトもそのようになっていると思います。

繰り返し遊んでいると、何回も見たイベントは飛ばしたくなるので
こういった操作系は大事ですよね?

あとは、基本的に問題なしですよ。

<音楽>

このゲームは主人公の軽音部のバンド活動がメインで
文化祭で演奏を成功させるのが目的です。

という訳で、ヒロインの女の子に歌を歌ってもらう訳です。
(例外アリ)

同じ会社から以前出た(原作のパソコン版の発売元は違いますが)
『キャンバス〜セピア色のモチーフ〜』では、
美術部員である主人公に関連して恋愛が展開されるもので
絵を描く事への葛藤がメインではありませんでした。

僕は『キャンバス』に、絵への葛藤を期待していたので
葛藤がなかった事がスゴクつまらなかったです。

今回挙げる『カナリア』では、バンド活動が根底にあり
ヒロインごとに違う歌を歌ってくれるという大サービスぶりです。
素直に良かったです。

好きな曲は、めぐみの『エゴイスティック・キティ』です。

<ストーリー>

全体的に割に明るめで楽しめました。
(ヒロインの綾菜の話は結構キツかったです(涙))

5人+1人のオムニバス形式です。

最初のナレーションの意味がバッドエンドで分かるというのにも
かなり驚きました。

このゲームはストーリーを楽しむ事が最大の目的なので
ネタバレは極力抑えておきます。
この記事を書いている段階では発売されたばかりですから。

1つだけ書いておきますが、
絵理のセリフで
「かわいい妹に夜な夜なあ〜んな事や
こ〜んな事をする兄がいてたまるもんですか!」
には大笑いしました。

シチュエーションは書きませんが、
そのセリフが出た状況を考えると大笑いですよ(爆)!

<まとめ>

いつもなら長々と書いてしまうのですが、
発売して間もないゲームでネタバレをガンガン書いちゃ
さすがにマズイやろ、という事で、
短くまとめておきます。

この記事をサクサクっと書きましたが、
気軽に楽しめる良作だと思います。

僕的には『キャンバス』より楽しめましたよ。


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