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火焔聖母

DC:¥6800

このゲームは、セガサターンの『慟哭・そして』と同じ方がキャラデザイン担当です。
ですので、僕の第1印象は、『慟哭』が遊べるのかと思って、
−−というのは、僕が、『慟哭』に注目した時にはすでに売ってなかったので
(こんなのばっかやな(苦笑))、−−
このゲームは期待して買いました。

僕の個人的見解ですが
サターンソフトで特に人気作は、中古でもないので、
ネット販売で復刻して、サタコレ・フォーエバーとか銘打って
再発売してくれんかな(苦笑)?

今回は、特に自分の思うコトを徒然に書いていきます。

このレビュー作成に関連して僕のトコに来て頂いていた
まっちゅむらさんとの意見交換がありました。

まっちゅむらさんのHPでレビューに書いてらっしゃる事で
僕も同感に思っている事があり、重複していますが、
あなたが『火焔聖母』をプレイされたら、納得すると思います。


まっちゅむらさんのHP<クリック>


さて、レビュー行きます。

<キャラクター>

かなり特徴があり、好みが別れるでしょうね。

女の子は、ムチムチの爆裂バディばかりだし、
男は、ノーメイクで『北斗の拳』に出演できる方々ばかりです。

僕にとって、このゲームのシリーズが謎解きに頭を使う事にあるので、
女の子キャラの好みは、今回は無関係です。

ですので、どの子がかわいいとかはナシです。考えなかった。

<ゲームシステム>

惜しいです。

このゲーム、総合的には合格点なのですが、
チョット調整すればもっと良いゲームになったのになあって思い残念です。

具体的には、使いにくい、もしくは、使わない機能が多いのです。

日記

探偵モノである、このお話で事件が起こるので
出来事を細かくまとめてあるのですが、
プレイ中、意識して見た事がありません。
つまり、全然使わなかったのです。

僕としては、1日の終わり
もしくは、事件が1段落したらプレイヤーに確認の意味を込めて
テキストで表示して見てもらう形にして欲しかったです。

プロフィール

コレも見ません。

というのは、見ても同じ事しか書いてないし、
このゲーム、そんなに登場人物多くないので困らないんです。

強いて挙げれば、最初の方で
キャラが出て来た時に「誰だっけ?」と思うくらいでしょう。

ところが、この画面で女の子キャラの好感度が解ります。

良い感じだと、頬を染めてニッコリしています。

最初のプレイで、『巴』だけがニッコリしていて、
この子とハッピーエンドかなと思ってたら、その通りでしたけど、
好感度を表示しているとは、考えませんでした。

説明書に、好感度が確認出来る事など書いてなかったですからね。

コレはキチンと書いて欲しいです。
ゲームのエンディングに直結していますから。
付録でキャラの設定資料集を付けるより
説明書を充実させて欲しいです。

売り方が、ギャル重視ですけど、
探偵モノとしてのシッカリした骨太さもあるので強調して欲しいです。

セーブ

コレもチャントして欲しい。

というか、
このゲームは探偵モノで事件の起承転結があるのですが、
章の最初で事件が始まって、
状況説明をした後で、コマンド選択肢画面に入ってからしかセーブ出来ないのです。

で、今日はこの辺までにして、明日また続きを遊ぼうと思って
明日、遊んでみると、
昨日、何をしていたか細かい部分を忘れてるんです。

ですので、章の最初に始まる前にセーブ出来るようにして欲しかった。

<ストーリー>

このゲームの評価はエンディングまで遊んでから決めて下さい。断言します!

というのは、小さな個々の事件とゲームの中核を占める事件と謎があり、
エンディングで明かされます。

このゲーム、最近のゲームには珍しくゲームオーバーがあります。

選択肢を間違えたり、時間制限のトラップをクリアできなかったりですが
チョット考えれば分かりますし、
1回はゲームオーバーになる事も必要だと思います。

このゲームは、プレイヤーに探偵をさせることでなく、
探偵が主人公のゲームです。

謎解きの部分で謎解きの場面になった時、

主人公「よし、ここはバール(←アイテムです)を使えば‥‥!!」

僕「ええッ!?ココで何を使うか(遊んでいる)オレが考えるはずじゃないの?」

って場合が多いのです。
そう、考える場面で探偵であるゲームの主人公が(勝手に)推理して
答えを言ってしまうのです!!

僕としては、もっと考える場面も多くして欲しかったし、
時間制限のトラップもたくさんあれば良かった。

で、

このゲームには3Dダンジョン風の画面移動があって
ストーリーを進めて行くのですが、
生きて来るのが8章の最後だけなんです。

それまでは、
<移動>→<教室2−A>とコマンド選択で済む部分を
3Dマップをスタート地点の<玄関>から<2−A>にヘコヘコ移動するという
単に面倒なだけです。

あと、3章でイキナリ購買部へ行く時間制限のシーンがあるのですが、
それまで1度も行ったこともないのに行けってなるのです。

僕は場所がわかんなくてさまよってました。

探偵モノというか物語の基本ですが、
必要になる前に1度行っておいてプレイヤーに印象付ける場面が要ると思います。
奈村と昼食のパンを買いに行って、
使うべきアイテムが、ふと目に付いている、とか。

基本ですよね?

あと、この移動時に「その他の生徒Aさん」に話す機会がありますが、
学校の創設に宗教の影響が強いという
設定上、仕方ないとは言え、
あまりにも濃いだけで意味のないカルト(宗教的)な話題を話すキャラがいます。
(僕は、宗教的な発言の全てに反発しているのではありません。)

製作者が詳しくなってしまって配置したと思いますが、
僕は思いっきり引きました。

大体、こんな感じです。
記事作成の作業時間が少なくてまとまりが悪いかもしれませんが、
読んで頂いてゲームを遊べば納得できると思います。

でも、このゲームは微調整が甘いんだよなぁ(涙)。

悪いゲームと決めつけられないだけに‥‥、

何とも、惜しいッ!!


[火焔聖母]の攻略に参考にしたホームページ<クリック>

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