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エターナル アルカディア

DC:¥6800(限定版:¥8800)

ゲームとしては、3Dポリゴン画面を移動し、敵とコマンドバトルをして
レベルアップしていくオーソドックスなゲームです。

3Dポリゴン自体得意でないので、
ドリマガの攻略本を買ってきました。

が、見たのはダンジョンマップと発見物だけです。

ストーリーのチャートなんて見る必要ないし、
そこまでしたら、ゲーム遊んでるんじゃないですね。

さあ、レビューにレッツゴー★

ゲームデザイン

ストーリーとシステムが上手くかみ合ってます。

月が影響する煌術(物語世界での魔法にあたる)と
ゲームでの戦闘の攻撃の属性のつけ方が上手いッす。

特に序盤では、この属性を何につけるかでダメージ量が
大きく異なってきます。
最後になると、あんま、かわんないんですけど(汗)。

ストーリー

コレは2重丸です★

ゲーム自体は一本道なのですが、
夢があるお話です。

まだ世界の全てが解明してなくて分からないことも一杯。
そんな中を突き進んでいく‥‥
という設定なので、明るい青年が主人公のお話。

最近のゲームは、大人ぶった主人公が多いのですが
お話としてはどこかおかしいってゲームも多いので
自分には新鮮でした。

感動したのは、ドラクマとモービスのトコ。
泣きはしませんでしたが、ジーンと来ました。

モービスの正体と、それを知ってしまい怒りの矛先を失ったドラクマ。
僕には、このお話で一番のクライマックスでした。
正直、どうやって倒すのかと、興味津々、不安も半分でしたから(笑)。

このゲームでは、ヴァイス、アイカ、ファイナの他に
もう1人誰を最終決戦に連れて行きましたか?

僕はエンリックです。

ドラクマはモービスとの関わりが人生の全てみたいだったので除外。

ギルダーは、性格からしてシリアス過ぎる最終決戦にはいないだろう、と。
「オレ様には、もっとやる事があるのさ」みたいな。

やはり、ゲームのストーリーの核である
バルア帝国の暴走を止めるにふさわしい皇太子のエンリックだと思いました。

戦闘の攻略のしやすさを考えると
エンリックは、特に便利でもないのですけどね。

そういやさ、公式BBSの書き込みで
FF7とエターナルアルカディアのストーリーは似てるよ
ってのがありましたけど、
むー、似てるっちゃあ、似てますよね??

セフィロスとラ●レスとか、
三角関係とか(爆)。

操作性&ゲームデザイン

んー、悪くはないけど、僕にはツライ部分があったなあ。

ドアを開けたりするのにボタンを押しても、
キチンとヒットしたかどうかが分からない。

ですので、効果音を鳴らすのと、
グランディア2のようにマーキングがあれば良かった。
本体がディスクを読みに行く『ジージー』って音が目安でした(苦笑)
コレは僕が3Dモノが苦手なのもあるので、
割り引いて考えておいて下さい。

あと、このゲームで初めてミニゲームでビジュアルメモリを使いました。
まあ、電車で遠出する目的が会った事が理由なんですが。

チャムを探す際、音が鳴るってのもグーでした。
ぷるぷるぱっくの『ブルブル』するのも相乗効果。
しかし、ネットのデータを加えないと、チャムが全部揃わないというのは
イジワルですねえ。
ファイナの攻撃力は、キュピルのチャムの数で決まりますから。
チャムを全部与えた直接攻撃だと
ヴァイスを超えてます。

砲撃戦

このゲームの特徴、船に乗っている以上、艦隊戦があります。
ん〜、僕はコレ好きでしたよ。

つーか、コレでよく選択肢が出るのですが、
性格が後ろ向きな(爆)僕は
自分の直感と正反対の選択ばかりしてました。

神にも等しいボス(ギガスの事)に、
「よし、近づいて連射だ!」
なんて
危ない選択出来ませんよ(爆)!!

メチャクチャ強い敵で、チャンスマークに合わせて攻撃
って時に、外れるのは痛いですね。
せめてチャンスマークの時くらいは当ててって、思いました。

あと、ヴァイスの選択肢は順当に『MAX』までいきましたけど。

ゲームデザインで絶対語らなくては行けない事、
それは戦闘です!!

エンカウント率が、高過ぎます!!
ダンジョンで迷ってどうしようか悩んでるのに
戦闘のオンパレード!!

たまらんッすよ!

ただし、パズル要素の部分では
敵が出てこない親切なダンジョンもあります。

まあ、戦闘の多さは、敵が出たら問答無用でぶち殺す
僕の性格も関係してると思います。
2〜3回逃げたので、ハマチョウには「ダメぴょん」とか言われましたが(爆)

だって、敵がいなくなって、画面がスッキリするとうれしーんだもん(爆)!!

音楽

サウンドトラックが欲しいけど、地元には売ってませんねえ。
そのうち、見つかるさ!なーんて思ってますけど。

グラフィック

コレは満点でしょう。

雲の感じとかキレイに出来ています。

それと、ムービーを全然使ってないんですよ。
イベントなども全てポリゴン人形の演技です。

力技を感じます★

ダンジョンもキレイだよ。

でも、最初に『神殿島』の回廊に行った時、
「ラピュタだ!!」と叫んだのはオマケです(笑)

プレイ感(総合)

僕自身は、正直言いますと、このゲーム一回中断しています。

このゲーム、ある意味、王道で
街へ行き武器を強くしてダンジョンをクリアって
パターンが延々と続いています。

あと、発見物を発見してギルドで換金するってのも
マメにやってて、疲れたんです。

最初は船の性能も良くなくて、
行ける部分も少ないんですが、だからこそ
このままのテンポで進んで、いつゲームが終わるんだろうか?
って暗澹たる気分になって1度やめました。

コレは僕が1度に何本か掛け持ちでゲームを遊ぶという
悪い癖もあると思います。

で、ディスク1枚目の終盤から
メチャはまりこんで、突っ走りました。

実際、ディスク1枚目で40時間くらい遊んだかな?
2枚目はそんなに時間かからなかった印象が強いです。

プレイ時間が一回で55時間くらいで
隠し要素とレベル調整で更に10時間くらい使いました。

最後に、このゲームの公式HPに感動しました。
公式HPを見たい方はココをクリックして下さい

というのは、ゲームのHPってつまらない宣伝・紹介だけってのが
多いと思いますが、
実際のプレイで攻略本を見ないと解らないような事が
親切にデータで示されています。

攻略のーとの方は、攻略本を読んだ後の+αのデータを記しておきましたが、
「本買うのは勿体ない!」という方は、
公式HPにアクセスして参考にされても良いと思います。

最後に、続編を出したいとメーカーさんが言ってますが、
幻想水滸伝のように何十年か後の設定になると思います。

クリアすれば解ると思いますが、
この世界全ての問題を解決しています。
言い換えれば、スッキリした結末です。
ヘンに伏線張ってませんし(苦笑)。

しかし、エンディングテロップは、
幻想水滸伝っぽいですな(笑)