ラブひな 〜突然のエンゲージ・ハプニング〜
DC:¥5800(限定版:¥8800)
はじめに
原作モノという事で敬遠されがちなのですが、
逆に言えば、
「原作を知っていれば絶対遊んで下さい」
と、言いたいくらい出来はいいです。
丁寧な出来。
グラフィック
僕、キャラが流行り(?)のポリゴンなら買わなかった、と断言します。
「日本の絵は2Dじゃ!」という僕のヘンなこだわりはともかく、
たくさんのパターンでにぎやかに動いてくれます。
1枚絵ですが、
アニメ版を基本にしたグラフィックです。
個人的には、『スマイル・アゲイン』の方が好きです。
もう、スマイル・アゲインのソフト買ったのだ!!(爆)
操作性は、特に問題なし。
音楽は、オリジナル曲があったり
また、それを歌うイベントがあったりします。
その曲自体、結構ノリの良い曲ですよ。
しかし!!
良い所ばかりではありません。
問題点も挙げましょう。
ゲームデザインに絡むんですが、絶対に思う事です。
ゲームプレイで見た1枚絵が『プリクラ』になっていて
ひなた荘を探しまわるのですが
ゲームのプレイ時間の半分強は占めています。
そうそう、ひなた荘自体は似たような造りなんですが、
住人の部屋とか、アクセントが効いているので
すぐに覚えられると思います。
というか、プレイの前提条件かな?
ひなた荘の構造を覚えるのは。
この構造も原作を忠実に再現してますね。
グラフィックを見たらプリクラとして自動的にストックされるようにして欲しかった。
あと、テキストの表示速度や景太郎の移動速度など
プレイ環境の細かい部分を調整して欲しかった。
(どうしようもなく悪くてガマンできないほどではありません。)
そうそう、最大の問題点、コマンドルーレット!!
僕としては良いとも、悪いとも言える。
というのは、コレがないと特徴がなさすぎるのよ。
あと、コマンドを○にもってけると「よっしゃ」と思えて快感なんだけど、
×が続くと、イラツクし。
このゲーム、×を狙うって事は基本的にないし。
(ただし、グラフィックを見るために
×を出さなければいけない場合アリ。)
ストーリー
原作に対し、外伝的なストーリーです。
もともと、ドタバタ劇なので、お話も創りやすいと思います。
ゲームのオリジナルキャラ、藤沢 みづほも原作に出てきても
違和感ないようなキャラとして丁寧につくられてます。
(原作の赤松先生デザインでしたっけ?)
ストーリーについて感動した(?)点を1つ。
ゲームで手作り料理大会があるのですが、
手作りが条件なのに
キツネは、なんと宅配ピザを出してくるんです。
あとで、とがめると、
「なるが主役だから、ウチがでしゃばっても、しゃあない」
といった事を言ってます。
キツネらしいです。
他にもイロイロと原作を知っていれば納得の部分が沢山ありますよ。
丁寧に丁寧に作られているので、
DCを持っていて、ラブひなを読んでいるのなら、
買っても損はないと思います。
攻略に関しては、
攻略ノートを作ろうと思います。
そちらを参照して下さい。>