グランディア2(あるゲー・5000HIT記念作品)
ドリームキャスト
¥6800(通常版)
¥7800(音楽CD付き限定版)
今回はプレイ日記のように雑然と思ったコトを書いていこうと思います。
もちろん、いつもとそんなに変わらないと思いますけど(苦笑)。
グランディア2は、エターナルアルカディアと並んで
DCの2000年夏の目玉RPGだったと思います。
クリアしてみて、その評価が間違っていなくて良かったです。
まず、グラフィックから
文句なく最高ランクです。
キャラから背景までフルポリゴンで構成され、
光源の効いたキレイなグラフィックです。
もちろん、欠けたり、ちらついたりなんてしません!
一部、ポリゴンで表現が難しい部分はムービーですけど。
サターンのグランディア1は5年、DCの2は2年製作にかかったそうですが、
ハードの進歩が表現したい事に追いついたのでしょう。
次に、ゲームデザインです。
大体、1と同じか
と思いますが、戦闘もキモは
敵に対してキャンセルを決められるかという1点で、で、テキストのストーリーを読み進めて
オートの戦闘で時間が経っていくスタイルで
僕は途中でメンド臭くなって投げ出しました。
タンパク過ぎて飽きたんです。
で、ココからストーリーに絡むのでストーリーに行きます。
ストーリーは印象が薄かった。
テキストで表示しているだけという感じでした。
誤解して欲しくないのは、
キャラの仕草などは全て計算された素晴らしいものです。
怒る方がいるかもしれませんが、
このゲーム、ファイナルファンタジー(FF)みたいと思ったんです。
ストーリー主導で時間がかかる部分が戦闘というスタイルが。
で、ストーリーもただ読んでいるだけじゃタンパクでつまらないです。
テキストから読み取るテーマがあって
そこまで考えるかが面白さの分かれ目の気がします。
↑といった製作者の発言を雑誌で見ました。
周りではサクサク進むので、早解きになっているみたいでした。
僕のクリア時間も大体40時間くらいで、
経験値稼ぎをしなければ、もっと早く解けます。
ただ、評価が甘くなったのは、タマタマ雑誌で
製作者の発言を見たからで、
見てなかったら評価は厳し目だったと思います。
どうにも許せなかったのがマレッグが死ぬ事。
ティオに悲しみの感情(心)を持たせるために仕組んだんでしょうが、
死ぬ必要ないし、唐突過ぎます。
その直後、マレッグに使った経験ポイントを回復するアイテムが
地上に落ちていて興ざめでした。
この回復アイテムは、マレッグに使った経験ポイントを
もう1度返す物で、ゲーム進行を円滑にするんでしょうが、
許せないよ。
なんでこんなアイテムがあるかですが、
このゲーム、経験値集めをする必要が全くないんです。
だからやり直す手間を考えて配置したんでしょうけど。
キャラ
について。テーマはグランディア1の大冒険より大人っぽくて好きでした。
しかし、ゲームとしてのやり込み度は1の方が上かなと思う。
2の方はリュードのデザインもカッコイイし、(1のジャスティンのデザインも独創的でグー)
ゲームのポリゴンモデルでも細かい部分までデザインされていてグー!
ミレーニアがナイスバディをエレナに自慢するシーンがあって
この辺りが、男が創ったゲームだと思いました。
雑誌でゲームアーツの女性広報が読者に2人のスリーサイズを質問されたとき、
「私は疑問に思いますが、発表します」と
答えられているのがあって、チョットイヤでした。
僕はウジウジしたエレナより
サッパリしたミレーニアの方が好みですけど(苦笑)。
そうそう、エンディング!
コレは良かったです!!
というのは、
ありがちなので『エレナとミレーニアがリュードをめぐって揉めてそう』
と思ってましたが、
各人がそれぞれの将来を見つめて生活しているというのが新鮮でした。
大人じゃ〜ん(爆)
ムービーなどのデモシーンの連続でなく、
少しみんなから距離を置いたロアンをプレイヤーに操作させるのも良かった。
キャラ達の割と平凡な将来ですが、
人生こんなもんかもしれません。
音楽
です。グラナスの歌姫とかゲーム自体に音楽に関するテーマがあるので、
生音が入ってますね。
ただ、外国語なので、(カッコイイ)字幕を入れて欲しかった。
流れていても、何を言っているのか全然、解りませんもの(爆)
僕に芸術センスはないみたいです。
BGM自体、音が割れるサターンとは違うので元から良いですけどね。
操作性。
コレも問題ありません。
ゲームデザインに関係するのですが、
細かいの部分で不満があります。
問題があったのは、オート戦闘にしていて、
カメラの見えない位置で戦闘していてどうなってるか分からない時がある。
全部のキャラをオートにするとカメラ位置を変更できるのですが、
完全オートにすると、あと一回殴れば死ぬのに
殴らずに他のキャラを殴りに行き、結果としてダメージと時間がかかる
のが続出するため1人は手動にしていたからです。
あと、アイテムの数が多すぎて把握しきれない。
そして、新しく手に入れたアイテムが
どういう効能を持っているか分からない。
新しく手に入れたアイテムは、
色つきで表示するとかしてほしい。
途中で把握し切れなくなって、
テキトーに進めてました。
最後に。(雑記)
方向感覚ナッシングの僕は
ファミ通の攻略本を見ながら進めました。
電撃のもあって本の発売は早いんですが、
一番見たいラスト付近が書いてない事が多いです。
ただし、全て見るのでなく、
マップを見て宝箱の位置を確めるくらいでした。
全部見たらつまんないもん。
あくまでマップだけね。
今遊んでいるエターナルアルカディアも
基本的にマップと発見物の位置を参考にするくらいです。
ルナのスタッフが多数見かけられるこの作品、
伝統なのかラストダンジョンに入ると、もう戻れません。
なので、最後のボスはアイテムが少なくても倒せるような強さです。
ハッキリ言って弱い(&不細工だ!!)
ラスボスの前のヴァルマー・コアの方がラスボスっぽいぞ!!!
強いし、不細工だし‥‥
アレ、ラスボスは不細工なのが基本か?(苦笑)
ラスボスに備えて回復アイテムをケチったのと、元々強いんで
倒すのに40分くらいかかった。
あと、『ぷるぷるぱっく』にも対応させて欲しかった。
敵を剣で切りかかったとき、
『ざしゅッ』となったとき、ぶるぶるさせて欲しいッす。
本体以外に2000円くらいの部品買ってるんだから。
僕の場合は。
個人的にはお盆や正月などのまとまった休みに
連続プレイでもう一回クリアしてみたいね。