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ときめきメモリアル・ドラマシリーズvol.1
虹色の青春

P S:¥2800(ザ・ベスト版)

セガサターン:¥4800

(1)はじめに

ときめき本編は、1度取り上げていますが、その際、
「ホントの恋愛には勝てない」という意見がありました。

また、他のゲームで「コレを遊んで(取り上げてみては)?」という意見もありました。
そのゲーム・下級生は購入したのですが、遊ぶ機会(時間)を得ないまま今に至っています。

実は、意見をもらう前に、周辺グッズで一般ユーザーの視点から見ても耐える商品として、
このドラマシリーズを考えていました。
他の商品は、チョット勧めるにはためらうものがありました。
僕も「ときめき」関連では、このドラマシリーズしか購入していません。

(2)なぜ、この作品なのですか?

このシリーズは合計で3本出ていますが、ホントに勧められるのは本作しかないと思います。
というのも、直球真っ向勝負という形を取っているからです。
他の作品も良くは出来ているのですが、
シナリオ展開が(僕にとって)気に入らない<vol.2>、
イベントをつめ込みすぎの印象を受ける<vol.3>です。
‥‥そうですね、皆さんはどう思われますか?

(3)作品紹介

サッカー部にいるもののレギュラーがとれない主人公と
影ながら努力する主人公を応援するヒロインという
簡単にパラメータ上でスーパーマンになってしまう「ときめき」本編とは全く正反対です。

その中で、サッカー実技の部分をミニゲームとして遊ばせる事で、
作中でのメリハリのつけ方、そして、サッカーの実力が上がっていく過程を実感できます。

しかし、このミニゲーム、実在するテレビ番組のチャレンジコーナーの
『キックアウト』そのまんまだと思いますが、著作権上、大丈夫だったのでしょうか?
少し、気になります(苦笑)。

(4)ゲームのテンポ

コレがすごくいいんですね。
雑誌の紹介にも『6時間前後で1回のプレイが終わる』というレビューがあって、
――ゲーム内時間で2週間くらいですが、
そのうち平日は、サッカー漬けで休日に何かイベントがあるという、
普通の高校生と考えても違和感がありません。

「違和感がない」と言えば、ときめき本編であんなにホイホイと女の子にプレゼントを贈る
資金源がどこにあるのか、ひいきめに見ている僕にも、チョット疑問でした。

(5)日常のチョットした変化

この点も雑誌でよく言われましたが、
どういうものかというと、ヒロインと仲良くなってくると、
名前を呼び捨てで呼んでもいいとか、突っ込んだ会話をしても嫌がられないとか、
実際の恋愛でも「こんなもんかな?」といった部分があります。

「実際の恋愛はもっとスゴイ」という意見もありですが、
そういった部分が入ると、仮想現実としてのゲームっぽさがなくなると思いますよ。
そういうゲームが好きな方は別のゲームを遊ばれた方がいいですね。

で、このゲームにもエンディングがあるわけですが、
普段の生活で努力しているので、現実感があります。
そのままダイレクトに反映されるという事ですね。

最大のパラメータとして、サッカーのミニゲームがあるわけですが、
無事クリアする条件は、マジメにプレイしていれば不可能ではありません。

(6)結論

当時のサターンファンでも好評100%で不評が1%もなかったのは、驚きでしたが、
僕も遊んでみてクリア後の印象は悪くなかったです。

が、セールス的にはワゴンに並んでいたという、あまり良くないものでした。
僕自身も、定価の半額以下で購入しています。

要因として考えられるのは、
まず本編の登場に比べて、あまりにも、このシリーズが出てくるのが遅かった事。

そして、ときめき自体の膨大なグッズ展開、それについていける人しか注目しなかったり、
粗悪な類似ジャンルの作品の販売が市場を荒らしたという感じがあります。

しかし、一般ゲームしかしない人が遊んでも『虹色』は耐えうると確信を持っているので、
今回、敢えて取り上げました。

こんなのどうとか、リクエストお待ちしています。


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