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EVE ZERO
ark of the matter

P S:¥6800−(限定版あり¥9800−)

ウィンドウズ:¥8800−

(1)はじめに

EVE ZEROは、反響を呼んだ 
(説明書には書いてありませんが)EVEバーストエラーの以前を描いた物語です。

そういった意味で、僕は期待と不安が混ざった気持ちでした。
言うまでもなく期待は、プレステというコンシューマ機で先行発売されるから、
タダのHシーンを描くだけの品のないゲームとは、また違うだろうと思った。

不安は、やはりバーストエラーの時のシナリオ担当、菅野(当時−剣乃−)さんでない事。
‥‥あれほど素晴らしいシナリオに劣らないくらい、いい物が出来るのか‥‥
といった事や、EVE ザ・ロストワンなどの関連作品の出来が
ハッキリ言ってイマイチだった事でした。

事情を知っている者なら誰でも抱く気持ちではないでしょうか?

遊んでみてどうだったかは、ストーリー面を語るとそれまでなので(多いぞ、このフレーズ(苦笑))
いつも通りシステム面を中心にして考えてみます。

総合的にみたシステム面

やはりコレまで通り、ストーリーを楽しむ事がメインなので、
フラグ総当り、バカぐらいあるテキストなど大まかな点で
オーソドックスなシステムです。

パソコン版では、テキストのヒストリー機能などがウリだったりして、
ビビった思いがあります。
当たり前じゃん、それくらいって、思いませんか?

あとは、ムービーによるアニメ、有名声優さんの迫真の演技など、
大して前作とは違うという点がありません。

あと、パソコン版の方を、僕は遊んでいるので若干プレステ版とは違うかもしれません。
また、あるゲーとしては初のパソコン作品ですが、パソコンソフトは
単に「動く」だけでなく、「快適に遊べる」とは違います。
僕のパソコンでは快適に遊べた事を付け加えておきます。

(3)新規システム、フォーカスモード

とりあえず、新作発売に関して何かしら新企画が盛り込んであります。
今回は『フォーカスモード』という物です。

どういう物かといえば、通常画面内にキャラは2人出ています。
それに対して、小次郎・まりなの主人公が話しかける事でストーリーは進展していきます。
その中で画面内の特定のキャラだけに話しかける‥‥要するに内緒話をする
それが、フォーカスモードです。

特に残酷な内容の会話などがあったり、刑事や探偵といった秘密を守らねばならないといった
職業だったりするので、納得するシステムですが‥‥。

僕が阿呆なのか、コレが原因で詰まる事が結構ありました。
会話上ではもう切り上げて次の場所へ向かおうかという時に
「まだ話していきましょう」というときは大体、内緒話をしていない事が原因でした。

ココで強く感じた違和感は、会話の内容がチグハグになることです。
普通に話しかけた時は、もう「じゃ、よろしく」と切り上げて話を続けたい素振りがないのに、
フォーカスモードで内緒話をすると何の前触れもなく話しかけてくる
といったことが多々ありました。

大量のテキストを読まねばならないというクリアへの前提条件があるだけに、
詰まると疲れます。

(4)無意味な選択肢がストーリーを切り開く

一見、何の意味もない選択肢が、その後のストーリー展開のフラグだったりします。
まあ、フラグ総当りなのでいつかは通りますが、もう終わりだろうと
その時は何の変哲もない選択肢でも、
総当り後にもう一回選ぶと変化があるといった事もありました。

「まさか、あんな選択肢に続きはないだろう?」と思っていたので、
脳天チョップを食らった気分です。
マルチサイトなので、2人の主人公を行ったり来たりしていました。
時間のムダで疲れました。

(5)改善部分‥‥サイトチェンジ時のオートセーブ

コレ、バーストエラーでの欠点として挙げたのですが、見事に解決されていました。
セーブ領域に、サイトチェンジをすると自動的に書き込んでくれる部分があります。
こういった細かな点で小回りがきいていると遊んでいて楽しいですね。

(6)まとめに総合的ストーリー

EVEバーストエラーが後の物語として既に成立しているので、物語的に破綻をきたさないよう
制約がある中で、問題点があったりします。

一つ目に、登場人物の言動がおかしい事。

中途半端と言い換えてもいいかもしれません。
都合よくいるだけの説明キャラというか、RPGでいうところの村人Aみたいな感じです。

二つ目に、EVEバーストエラーを遊んでいる事が前提条件

コレは続編の問題点だろうか?
キャラの言動が前作を知っていないとわからないクセとかあります。
いわゆる内輪ネタですね。
また、1つ目の条件を許すもう1つの条件かなとも思います。

後はこのキャラがいないと、バーストエラーが成立しないという制約も見逃せません。

三つ目に、ラスト近辺が急いでいる感じを受けました。

菅野さんが担当したEVEやYU−NOが絶賛される要素の一つに、
『ゲームという虚構の中でも現実を感じさせる説得力がある』点があると思います。
実際、僕もゲームはゲームと割り切っていますが(つまり少々のウソはやむを得ないと)
これらの作品は、よくこんな事までシナリオに書いてくるなといった点があります。

EVE ZEROにおいても、医学的な面からアプローチしてきて
かなり、リアリティあふれる設定がありました。
さすがに、ロストワンという悪い続編を遊んだせいか、
僕は1ファンとしてZEROは続編として認めていいのではないかと思います。

元々、製作元のシーズウェアのHPをのぞくと、かなり製作スケジュールがキツイという
製作陣の声を見かける事が出来ますが、コレを読んだ皆さんはどう思いますか?
発売延期と作品の出来。
この原因の一つを僕は想像できているのですが、
コレは後日「今週のつぶやき」で取り上げようと思います

最後に、もう続編はいいんじゃないって事

ZEROを遊ぶと上記した物語上での破綻でないにしろ、よく分からない設定があって、
また、この後、発売される続編(?)で語るんじゃないかっていう悪く勘ぐってしまうのですが、
遊んだ方の感想を聞きたいですねえ、やはり。


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