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アニメ感想記

(02)2007年度


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   (01) 『貧乏姉妹物語』

非常に淡々と始まって淡々と終わった作品でした。

原作では完結していますが、アニメ放送時ではまだ途中だったみたいで、
アニメの最終回は「アレッ、コレで終わり!?」と拍子抜けしたほどでした。

まあ、この作品は、日常を淡々と描くのでそれでよかったかもしれません。

作画は非常に丁寧で、声優の演技も悪くないと思うし、
貧乏とか両親がいないとかの要素があって
やや暗めの作風が嫌いでなければ視聴して損ではないと思います。

   <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


   (02) 『武装錬金』

原作コミックスを購読していて、そのアニメ作品という事で視聴しました。

アニメだという事で武装錬金の動きが見れた事は非常に良かったです。
斗貴子さんのバルキリースカートとかね。

原作マンガではデザインがイマイチと感じても実際にアニメで動いてるのを見るとと結構カッコいいし。

アニメの総合的な感想としては、「結構、頑張ってるじゃん!」という感じかな。
後半、アニメとして表現するのにマズイ部分(斗貴子が縮んでしまうトコとか)を削りましたが、
基本的には、よくできていたと思います。

ただ、この作品の評価は結構別れるんじゃないかなあ。
元々、和月さんの原作マンガは詰め込んでいる印象を受けますが、
このアニメではそれを消化するためにとにかく急ぎ足で、そして間がなかったから。
「原作の面白い部分でもとりあえず流して、ハイ良し!」みたいな感じがあったから。

だから、評価としては少しキビシ目にしました。
作画とかはキチンとしていましたが、微妙に原作を大切にしてない印象も受けましたので。

   <評価/★★>


   (03) 『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』

僕は松本零士さんのファン(一番好きなのはキャプテンハーロック)で非常に期待して視聴したのですが、
盛り上がったのはラスト数回のみで非常に残念でした。

一応の決着はついたもののまだ明らかにされてない謎もあったのも非常に残念。

松本さんの作品らしい部分があったとは思いましたが、衝撃を受けるほどではありませんでした。
それが、僕が年を取ってある程度の物事が分かってきたのもあるかもしれないし、
松本さんの作風が古くて今に合わなくなったのかもしれない。

ただ、999らしさも、ホントに面白い部分も、
実は、番組内で放送していたCMにあったOVAにあるのかも知れないと思います。
僕は全くOVAの方は、視聴してないケドね。

正直、OVAを観た方がよかったかもしれない。
この作品の評価も変わるかもしれない。

だとしたら、基本的に無料のテレビ放送で期待する僕がバカかもしれませんが、
でも、酷い話だと思います。

   <評価/★★>


   (04) 『のだめカンタービレ』

イキナリ打ち切られた感じのある最終回以外は大まかに言って評価できると思います。
コミックスではまだ話が続いているし、2クールという事で無難な所で放送を終了したと思います。

作画は丁寧だし、声優の演技も問題ない。
主人公・のだめの声は、以前に放送された実写のトレンディ・ドラマに準じてますね。

僕はこのアニメでハマるコミックスを1つ出来たので、その部分も評価していますし、
原作マンガでは分かりづらい実際の曲がアニメで流れたりと、勉強になった部分もあるので、全体的な評価は高いですね。

   <評価/★★★★>


   (05) 『DEATH NOTE』

話数が多かった事から、最近のアニメには珍しく非常に丁寧に原作を消化した事は評価できると思います。

原作を買ったものの全部は読んでなかったので、コレから読んでみようと思います。
ただ、この時点でコミックスの最終回を流し読みしています。

ラストがアニメとコミックスとでは大きく違いましたが、僕には珍しい事ですが、アニメ版を推します。
コミックス版は、話が続けられなくなって、打ち切られる感じで
主要な登場人物がイキナリ死んで退場していったって感じが強かったんですよね。

MONSTERと言い、日テレは豊富な話数のスケジュールを使っていい作品を制作していますよね。

   <評価/★★★>


   (06) 『英國戀物語エマ 第二幕』

僕の地域では変則的な時期に始まったエマ第二期の視聴を終えました。

今回のエマのアニメは評価が分かれそうに思います。
というのは、原作を大幅にアレンジしているから。

どちらかというと、原作漫画はエマとウィリアムを軸に2人の情熱で突っ走ってしまう展開でした。

しかしこのアニメ版、周りの人物もキッチリ描き、さらに上流階級にあり得ない事をしたジョーンズ家の経営にツライ運命が訪れたり、
原作ではスーパーメイドのエマが、結構とまどって鈍くさい部分があったりなどイロイロ変更されていました。
ひたすら原作に忠実だった第一期があるだけに、そこは評価が分かれると思いますが、僕はアニメはアニメでありだと思います。

ただ、最終回のジョーンズ家の経営状態が劇的に好転する部分と、エマを周りが温かく送り出すのは、アニメだけの都合のいい部分だよなあ。

   <評価/★★★★>


   (07) 『ひだまりスケッチ』

美術学校の生徒の日常を淡々と描いた作品だけど、言葉に出来ない面白さがあったなあ。

放送最初の頃は、テンポの速さについていけなくて視聴を止めようかと思ったけど、今は見てよかったと思っています。
背景に実写を混ぜてみたり(それもふんだんに!)、
原作者が声優やったり(しかも結構上手い。アニメ声(?)でプロの声優が演じてるのかと思ってた)
と実験的な試みをした面白い作品でした。

最終回も何気ない一日を描いて終わるのかと思ったら意外に最終回らしいしんみりした部分もあったり、
そこでまた評価が上がりましたね。

   <評価/★★★>


   (08) 『結界師』

いきなり盛り上がって最終回という感じだった。
犬夜叉みたいにいつまで経っても終わらないのか、それとも区切りをつけて終えてしまうか、どちらがいいのだろう。
志々尾が死んだ事は残念でしたが、話の方向をだれない方向にするのには役に立ったと思います。

   <評価/★★>


   (09) 『らき☆すた』

最近の作品には珍しく、作画も話も非常に面白い作品だったと思います。
逆に言うと最近の作品は、作画はいいけど話はメチャクチャって作品が多いんですよね。

話はオタクネタが多いですが、それが汚らしく感じず、笑って「それ、あるある」とまとまっていた点も評価できます。
他にはキャラ立てがハッキリしていて、そこが作品にいいスパイスを与えてます。

最後にやるやさぐれアイドルのコーナーは笑って見てましたし、最終回の本編に絡んでくるなど小ネタも効いていたと思います。

あと、カラオケのエンディングテーマは観ていましたが、実写の方は観てませんでした。
まあ、ああいう遊びも好きな人には好きなんだろうなあ。

   <評価/★★★★>


− 視聴中止番組 −

<4月期>

No 題名 理由
01 アイドルマスター XENOGLOSSIA 録画失敗をした事で気持ちの整理がつきました。
元々観てて面白い作品ではなかったし、
どこかのアニメを足して割ったような部分が多いから。

設定はストラトス・フォー。
全体の雰囲気は舞-Hime。
話は新世紀エヴァンゲリオン。

真なんかまんまアスカだし、マグマ・ダイバーそのものの話もあった。
正直、時間が惜しいのでとっとと視聴中止します。

X-box360原作で期待して視聴を始めたアニメとして、
ブルードラゴンとアイドルマスターがあったのですが、両方撃沈。
期待していただけに少し落ち込みますが、
ま、原作ゲームを無邪気に楽しんでればいいかッ!

<5月期(というか、5月に視聴を打ち切った番組)>

No 題名 理由
01 名探偵コナン 一番の理由は、いつまで経っても終わらないから。
あと、原作コミックスにある話とアニメオリジナルの話で話の質の差がとても大きいから。

年に一回くらい古本でコミックスをまとめ買いして読もうと思います。
また、スペシャルの映画は観ようかな?
02 D.Gray-man 原作に魅力がなくなったのが一番の理由。

他には、コナンと同じくアニメオリジナルの話があまり面白くないから。

コチラも原作コミックスを完結したらまとめて読もうと思います。
原作を恐ろしい勢いで消化して、つまらないアニメオリジナルの話を流すパターンも正直言うと少し嫌いです。
03 アイシールド21 コチラもD.Graymanと同じく、原作を恐ろしい勢いで消化してアニメオリジナルのつまらない話を流すから。

他には、原作コミックスの方が、僕にとってはるかに面白いから。
そして、アニメを見ると演出が変わっていて、明らかにアニメに劣ると感じるのがツライから。

僕の周りでは、原作は好きだけど、ヒル魔の声がプロの声優でなく、お笑い芸人だからイヤだと仰って観ない方が多いですが、
僕はヒル魔の声はあの人で正解だと思います。

逆に、彼以外が演じるのが考えられないですね。

ただ、スケジュールが取れないのか、あの声を出すのがツライのか分かりませんが、
ヒル魔の声がほとんどない回があるのは、少し残念ですね。
04 ブルードラゴン 僕がX-box360本体を購入するきっかけになったソフトのアニメ化作品です。
原作のキャラを出しつつも、敢えて原作と違う話を展開する事に最初は好感を持っていましたが、
途中から意味もなくHな部分が増えてきたので嫌いになりました。

多分、キャラデザインの鳥山明さんが描いていたマンガの作風を真似ているんだと思いますが、
それが原作の雰囲気をぶち壊しています。

そこが、視聴していて許せない部分でした。

<7月期>

No 題名 理由
01 ぽてまよ 結局視聴中止します。
見ていて意味のあるタイプのアニメではないし、
他の番組と視聴時間が重なるから。
02 ケンコー全裸系水泳部ウミショー ヤラシイだけで意味がないので視聴中止。
観てて品がない男の視点の部分が目立っているから。
03 スカイガールズ キャラデザインは好みですが、話の傾向が暗いため視聴中止。
その系統の話は今のトコ、アイドルマスターだけで十分。
(追記:結局アイドルマスターもこの文を書いた後で視聴中止しました。)
04 School Days ドロドロの展開になってきて正直観れない。
絵も可愛いし、ほのぼの純愛系と思って見てたらとんでもなかったw!

原作のネットの評判を知って驚いた口ですが、
アニメも劣らずな展開になってきた。

というわけで、視聴を辞めました。
観ていてツラすぎる。

(第6話で視聴中止)
05 もえたん 作画は丁寧で、話もほのぼのトラブル系で楽しんで観てました。
が、8話で単なるロリ系エロアニメみたいな部分だけが強調されて
そこで興ざめして視聴を中止しました。

大きなお兄さん向けのサービスカットが多数あるなど
話の方向性が一定でなかった点もマイナスでした。

(第8話で視聴中止)