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 スカイフィッシュskyfishは、ロッズRods（竿）とも呼ばれる、未確認飛行生物です。 ほんの数年前に発見され、以後世界中で話題となりました。 外見は、白色の細長い竿のような胴体に、波型の羽根のようなものがついており、 大きさについては諸説ありますが、時速２００キロという高速で飛行することが出来ると言われております。 この生物の最大の謎は､肉眼では決して見ることが出来ないと言う点です｡ 発見されたものは全てビデオで撮影された映像の中であり､ この生物が飛んでいる姿を肉眼で目撃したと言う人は一人もいないのです｡ それどころか､静止している姿も目撃されていないし､死骸も発見されていないのです｡ そのため､何科に属する生物なのか、何を食べて生きているのか､ そもそも生物なのかどうかも、何も解ってはいないのです｡ 発見された経緯を下記に紹介します｡ メキシコに、ゴロンド・リナスという名の洞窟があります｡ この洞窟は変わっていて､地面に対して垂直に伸びています｡ つまり巨大な竪穴となっており､その深さは４００メートルにも達し、 スカイダイビングのスポットとして知られております｡ ある時､そこでスカイダイビングをしていたグループが撮影したビデオに、妙な物体が映っているのが発見されました｡ 洞窟を降下するダイバーの周りを、竿のような物体が、無数に飛行していたのでした。 不思議な事に、ダイビング中には誰一人、この飛行物体に気付いた者はいなかったのです｡ このビデオは後に世界中で取り上げられ話題を呼び､その後も次々とと謎の飛行物体の映ったビデオ映像が発見されました｡ 正体についても色々な説があり､宇宙生物だとか、プラズマ生命体だとか、 アノマロカリスの生き残りが進化したとものだか、言われています｡ では、一体この飛行生物の正体は何なのでしょう？ 最も有力とされている説を紹介します｡ この飛行生物の最大の特徴は､肉眼には見えず､ビデオの映像にのみ映ると言う点です。 人間の目とビデオカメラでは、どのような違いがあるのでしょう。 ビデオカメラで、高速移動する物体を映すと､その物体が残像を伴い、長く伸びた状態で映ります｡ スカイフィッシュの映像をよく見ると､細長い棒状の身体に、先から先まで波型の羽根がついているように見えます。 この姿から、ビデオの残像現象を踏まえて考察すると､ ハエなどの小型の昆虫が、カメラの前を高速で横切り、それが残像を伴って長く伸びて映ったものだと言う事が解ります｡ 波型の羽根は､昆虫が羽ばたきをしたために、残像によりそのような形状に見えたと考えられます｡ つまりスカイフィッシュの正体は、ハエなどの小型昆虫だという説が有力です｡ 人間の目に見えていなかったのではなく､ハエとして映っていたと言うわけです｡ この説が､絶対に真実だとは言い切れませんが､ちょっとがっかりな結論です｡ スカイフィッシュは、ビデオカメラの普及した現代に現れた新しいタイプの幻獣と言えましょう｡ |