2.開発環境の選定

仕様が固まった時点で開発環境・言語の選定にうつる。開発環境とは通常、開発に用いるマシン、OS、開発用ソフトウエア、開発言語などを含む。実際には次項「実装仕様の検討」と並行して条件に合う開発環境を選ぶ。通常、
  1. 実装仕様を実現できるかどうか。
  2. ターゲットアプリケーションの要求実行速度を実現できるか。
  3. プロトタイプか製品か
  4. 開発環境の普及度
  5. 移植可能性など可搬性
などの要素事項を検討して行う。
 

われわれは、開発環境の普及度の観点からMicrosoft社製開発環境VC++を使用することにする。
VC++を利用することの利害得失について議論せよ。また、実際にVC++の操作を行ってみよ。
実際に我々が行う開発に必要な操作は次項「コーディング」でのべる。

プログラミング言語の選定

VC++はC++のコンパイラ・ライブラリ統合環境であるので、使用言語はC++である。ただ、原則上C++はCと下位互換なので、
VC++はCのための処理系としても利用できる。
 

VC++の起動方法