蜀後伝 第一章 夷陵の戦い
【オープニングクレジット】
劉備・関羽・張飛の三名が
桃園で義兄弟の誓いを行ってから
(撮り逃し)
魏王となった曹操
そして劉備の義兄弟、関羽と張飛……
(撮り逃し)
時代は新たな若き獅子たちによる
戦いを迎えようとしていた
【プロローグ】
関羽・張飛という二人の義兄弟を
呉によって失った劉備は激怒。
諸葛亮、趙雲らの制止も聞かず
呉に侵攻、夷陵で大敗を喫する。
勢いに乗る呉軍は劉備の首をあげんと
蜀軍を追撃。
生涯、幾度と無く危機を乗り越えてきた
劉備であったが、関羽・張飛亡き今、
生還は絶望的な状況であった。
イベント2
 | さあ、手負いの蜀軍を追い詰めよ。
一兵たりとも逃してはならんぞ。 |
 | ずいぶんと大軍だな……!
いけるか、関興! |
 | 当然だ!
この中に親父の仇もいる。 |
 | 暴れまくってやるぜ!! |
イベント3
 | 貴様……!
その青龍刀は……! |
 | なんだ? 貴様は。 |
 | ついに見つけたぞ、我が仇……! |
 | ま、まさか……! |
 | そうだ、俺は関羽雲長が息子、関興!
その刀を返してもらおうか!! |
イベント4
 | ほああ〜! |
 | あたっ!
あたたっ!! |
 | フハーーー!
我が腕、また上がったようだ。 |
 | 雑兵では物足りぬ…… |
 | ならば俺が相手してやろうか? |
 | 勘違い野郎! |
 | ほおお……
どうやら命はいらんらしいな…… |
 | この李異の奥義……
くらうがよいっ!! |
イベント6
 | 残念ながら、劉備は逃がしてしまったか。
しかし、深追いは禁物。 |
 | ここは退こう。 |
 | よし! 呉の奴ら撤退していくぞ! |
 | 俺らの勝利だ、張苞! |
 | おう、関興! |
【エピローグ】
次代を担う若き臣の活躍により
呉軍の追撃を振り切った蜀軍であったが
蜀の都・成都に戻ることなく
皇帝・劉備は白帝城にてその生涯を終えた。
二代皇帝となった劉禅は幼く
蜀の命運は劉備に後事を託された
諸葛亮にゆだねられることとなった。
諸葛亮、そして関興・張苞らの若き力。
新しい時代が幕を開けようとしていた。