remove
powerd by nog twitter




蜀伝 第八章 荊州へ



【プロローグ】

曹操は袁紹との戦闘に勝利し、
中原の覇者となった。

劉備は、追撃する曹操軍から逃れ……

荊州の主、劉表を頼っていた。

荊州は戦乱から離れ、
平穏な土地であったが……

中原の覇者となった曹操が
荊州の支配を目的に、

ついに侵攻を開始した。

劉表の部下達が
迫り来る死の恐怖におののく中、

劉備は曹操軍を食い止めんと
再び立ち上がったのであった。




イベント2
平和ボケした荊州軍よ!
我らが戦のやり方を教えてくれよう!
曹仁!
荊州の平和はこの劉備が守ってみせる!
わっはっは!
出たな腰抜け劉備!
逃げることしか知らん貴様に、
そろそろ引導を渡してやろう!

イベント3
徐庶よ、敵は曹操軍の歴戦の将。
一筋縄では行かない相手だ。
劉備殿。相手は確かに強敵なれど、
戦は武のみではございません。
知を用い武を活かすことこそ、
私は戦の本分と考えます。
徐庶よ、そなたの知謀
この劉備のために存分に活かしてくれ!
この戦い、この劉備を始め我が方すべて
あなたの指示に従うことを約束しよう!
私のような者のために
もったいなきご配慮を……
この徐庶の知、
あなたのために在ったのかもしれません。

イベント5
馬鹿な! 八門金鎖の陣が!
確かに堅固な陣なれど、
どんな陣形でも必ず弱い部分があります。
その隙を見つけ出し、切り崩せば、
意外ともろいものなのですよ。

敵軍カットイン1
ぶったまげろや!

イベント6
こ、この強さ……
ただことではない……!
曹仁よ!
この劉備、誰が相手であろうと
己の信じる正義のために戦い続ける!
たとえそれが曹操であっても!



【エピローグ】

イベント7
劉備殿。
劉表の臣が次々に曹操に降伏しております。
ここからは急ぎ脱出するのが
得策と思われます。
む、無念だ……
この荊州も曹操の手に落ちてしまうのか……

劉表配下の裏切りにあい、
劉備は荊州脱出を余儀なくされた。

そんな中、人々の劉備を求める声は、
日ごとに増え始め、

それに危機を感じた曹操は、
さらに激しく劉備に猛攻を加えていく。