人間がこのような暴虐を働くとは……
この国の未来は潰えてしまう。
| 董卓…… 人間がこのような暴虐を働くとは…… |
| あの男を止めねば、 この国の未来は潰えてしまう。 |
 | ふふふ、我に刃向かおうなど、愚かなことよ。 |
| 誰か奴らを血祭りに上げるものはあるか！？ |
 | 殿……コノ華雄ニオ任セアレ…… 奴ラノ首、切リ取ッテキマショウ……！ |
| 華雄か、その意気やよし！ 思う存分暴れてまいれ！！ |
| 御意……！！ |
| 行くぞ！ この国の未来を救うために！ |
 | 人道に背きし者ども！ この関羽が成敗してくれよう！ |
 | てめえらこの国で滅茶苦茶しやがって！ 畜生ども！ 覚悟しやがれ！！ |
 | おぬしが劉備か、若いな…… しかし君の武勇は、私の耳にも届いている。 |
| そんな恐れ多い…… |
| 江東の雄、孫堅殿と比べれば 私などまだまだであります。 |
| フッ、謙虚じゃないか。 |
| まあいい。 共に漢のため、役にたてるとよいな。 |
| はい！ 孫堅殿もどうかご武運を！ |
| 貴様……何者ダ……！ |
| おう！ ワシの名は張飛！ 劉備玄徳が義弟よ！ |
| おめえも死にたく無けりゃあ とっとと帰った方がいいんじゃねえか！？ |
| ククク……寄セ集メノ軍ニモ 少シハ骨ノアル奴ガオルヨウダナ…… |
| ダガ貴様モ ココデ死ヌコトニ変ワリハナイ…… |
| へっ！ ふざけたことぬかしてんじゃねえ！ 手前こそワシの蛇矛の餌食にしてくれるわ！ |
| 我ハ華雄…… 負ケ犬ドモニ、我ト戦ウ者ハオルカ……！ |
| 私が相手になろう！！ 我が名は関羽！！ |
| 国に害成す者よ！ 我が青龍偃月刀の錆となってもらうぞ！ |
| ククク……貴様ノ首…… |
| 豚ノ餌ニシテクレル……！！ |
| 華雄！ それが貴様がこの世で発する最後の言葉だ！ |
| 我が名は劉備玄徳！ 董卓軍よ、もはや観念するがいい！ |
| 兄者、一番乗りとはやるじゃねえか！ よっしゃ、俺も続くぜえ！！ |
| 行くぞ、張飛！ もう一歩だ！！ |
| 我が覇道、止めさせはせん。 |
| 己の欲するままにゆけい……！ |
| オノレ虫ケラドモガァァァ！ |
| ふっふっふ、やりおるわい。 喰らう楽しみは次までとっておくとしよう。 |
| よし！ どうにか董卓軍を退却させたな…… |
| しかし董卓…… 奴の恐ろしさはまだこんな物ではない…… |
| 私はこの国の未来を守るため、 あの男を必ず倒す！ |